海外進出の理由

KAMOBSのこぼれ話 その14

生き残りをかけて、新たな市場を開拓しようと海外に目を向ける日本の企業も個人もまだまだ多い。要領のいい方だと、慣れない国でもフットワークよく動かれ、予定より早くFSを終わり本社に報告。一方何から手をつけていいか分からず、途方にくれて連絡下さる方もいらっしゃる。

全て自分が決定権を持っている個人あるいはオーナー企業の社長さんだと、中には気の早い方もいらっしゃって、現法の設立の前に、住居を決めたいという。今の段階で会社の実態はなく、Social Visit Passでシンガポールにいるだけなのに、借りられるコンドミニアムやHDBがあったら今すぐサインしたいという。

“いろんなエージェントに連絡したが断られたので、最後にアナタのところに電話をした”といきなりのお言葉。来月には会社を立ち上げ、シンガポール入りするから、と言われるので、休みを返上して、今すぐ取れもしない契約のために動いてみた。電話だと横柄なものの言い方だったが、会って見たら腰の低い50代後半の紳士だった。やはりコミュニケーションはフェイストゥフェイスに限る。

コンドミニアムを見に行くと、今すぐ契約できる身でないものの、オーナーに積極的にご質問される。相当気に入っているようだ。どちらにせよ、このコンドミニアムが借りられるのは早くても来月後半。現法の登記を来月はじめに済ませ、すぐに資本金を入れれば、賃貸契約はできる。それに資本金が入り、すぐにEPを申請すれば、来月末にEPが取得できる可能性はある。こんな計算が成り立つと自然と笑みもでるものだ。

市街からは少し離れているが、静かでいいところだ。昨年の10月頃に違うユニットだがこのコンドミニアムに来て部屋の見学をしたことがある。家賃もその時よりS$100安くなっているが、もっと下げる自信はあった。

ジェントルマンに聞いてみた、
“気に入っていただければ、仮交渉してみましょうか?” 
するとジェントルマンが右手のひらをこちらに向けて電話をかけはじめた。日本人とは思えぬ大きなジェスチャーで会話をするジェントルマン。話の後半、急に申し訳なさそうな顔をして、何度もこちらに頭を下げながら、それでも電話の会話はしばらく続いた。

電話が終わると、ジェントルマンの告白タイム。実は、海外の現法設立はもともと息子さんのためで、実際海外で取締りとなって駐在するのも目の前の50代ジェントルマンではなく、息子さんの予定だったそうだ。

のちのちは後を継いでもらおうと、他所で修行させたようだが、この不景気で会社を首になってしまったらしい。このまま継がせても格好が悪いということで、海外進出をお父さんが考えたようである。3ベッドルームを選んだのも家族がいつでも遊びに行けるようにするためだとか。

なんとなく場の雰囲気が悪くなったので、コンドミニアムのオーナーに礼を言って、近くのコーヒー屋でお茶をすることに。理由は何であれ、お客さんからの依頼があれば、基本的には仕事は進めていく。ジェントルマンにまずは会社設立代行やEP申請などの見積もりを送りたいのでメールアドレスを聞いてみた。すると深々と頭を下げ、その必要がなくなったことの説明に入った。息子さんから小さな国のシンガポールよりオーストラリアがいいと言われたとのこと。思わず聞き直そうとしてしまった。

きっと、この方なら息子さんに言われたとおりに動くのだろう。世の中、いろんな人がいて面白い。この仕事に就いてからいろんな方との出会いがあって毎日が新鮮である。

セントーサ島内にケーブルカー計画

2011年にセントーサ島でケーブルカーが運行開始となる予定。もしケーブルカーが運行されれば、現在の無料シャトルバスに代わって、来訪者の交通手段となる可能性もある。

来年、総合リゾートがオープンすることで、セントーサ・レジャー・グループ(SLG)では250万Sドルを投じて、交通手段の全面的改修を検討している。シンガポールで2つ目の総合リゾートがオープンすると、セントーサ島への来訪者が、現在ピーク時の1日3万人から10万人へと増加が見込まれている。

高さが現在運行しているケーブルカー(マウントフェーバー~セントーサ島)の3分の1で秒速4mから6mのケーブルカーは、1時間に1,400人から5,000人を運ぶことが可能。待ち時間も大きく短縮され、混雑時の来訪者の新しい”足”として期待されている。 また、SLGのリー・チン・チュアン営業開発長は現在のディーゼルガス使用のシャトルバスと比較しても環境に優しい乗り物であると語った。

島内でのケーブルカーの建設費用や、乗車料金の徴収などについては現時点で明確にされていない。

セントーサ・レジャー・グループではケーブルカー以外にも交通手段として電気トラムやミニ鉄道も視野にいれて調査を行っている。 また交通のインフラとしては、カジノ・リゾートによって建設中の島内への2番目の橋が今年第3四半期に完成する予定である。

テロ抑留者、リハビリ後3分の2が社会復帰

テロ抑留者のリハビリに関する初めての国際会議で、シャンムガム法相兼第二内相は24日、3分の2の抑留者がリハビリ後に社会復帰していることを明かした。

シンガポールでは2001年以降、60人がテロ関連で逮捕されているが、40人がリハビリ後に社会復帰し、すでに4年以上社会に溶け込み生活しているものもいる。一方残り20人は今だに身柄を拘束されている。

20ヶ国200人以上が参加した今回の会議の中で、シャンムガム法相兼第二内相はテロに立ち向かうためにもリハビリは必要なもので、注目されるべきものだと語った。このリハビリで元抑留者が本当に更生したのかどうか確認する必要性から、また過激思想に走らせないようにするため、彼らには引き続き定期的に別プログラムのリハビリを受けさせている。

このリハビリのシステムはまだまだ改善の余地があるという。それでもシンガポールで社会復帰を果たした元抑留者の数は他の国と比較しても多い。アメリカでは10人に1人が社会復帰を果たしているに留まっている。

旅行フェア大盛況、売上伸ばす

シンガポールコンベンションセンターで開催された旅行フェアが大盛況のうちに幕を閉じた。格安チケットを求め多くの来場者で賑わい、先週末と先々週末に数千万Sドルの売上を記録した。

フェアが開催されるまでは、不況の影響で売上が昨年の10~20%減と予想されていた。CTC Holidays社が20%増の1200万Sドルを売り上げたほか、多くの旅行会社が昨年より売上を伸ばした。SA Tours社のスポークスマンは“シンガポール人にとって(海外)旅行はなくてはならないものだ”と、この現状を説明している。

Pacific Asia Travel Association社の最近の調査(対象者5554人)で36%は旅行計画の変更は考えていないと回答している。残り64%は、目的地の再検討はしているが、半数以上は(海外)旅行には出かけると答えている。

今年のフェアでは料金のディスカウントだけでなく、サービス内容のグレードアップを打ち出した商品も目に付いた。Dynasity Travel社では昨年同様、13日間ニュージーランド旅行を用意したが、料金は150Sドル安く、航空会社もタイエアラインからシンガポールエアラインに変更し来場者に提供した。

低木地帯の火災、95%が人災

今年にはいってからの低木地帯での火災339件のうち、95%が人為的な原因によるものであることがシンガポール民間防衛隊(SCDF)の調査でわかった。

火のついたたばこの投げ捨て、宗教儀式で捧げものなどを焼いたときに使う火のついたキャンドルの放置、野外で料理に使用した七輪などが火事の原因だとみられる。低木地帯での先月の火災件数は前年同月の24件を大きく上回る182件。シンガポール民間防衛隊(SCDF)はこの状況を憂慮すできとして、警鐘を打ち鳴らしている。

今年に入って、頻繁に火事が起こっている低木地帯は以下のとおり。(シンガポール民間防衛隊(SCDF)の報告)
Tampanies Expressway (38件)
Durban Road Yishun Ave and Yishun Rind Road (30件)
Woodlands and Marsiling (23件)
Kranji Expressway (20件)
Tampins Industrial Ave 1and12 (24件)
Jalan Murai and Murai Farmway (16件)
Pan Island Expressway (19件)
Bedok North and Bedok Reservoir (13件)
Bukit Batok (12件)
Pandan Gardens, Jalan Buroh and Jurong East Street 13 (12件)
Lim Chu Kang Lane 6 and Neo Tiew Road (10件)

燃料価格、2日連続で値下げ

自動車を運転する人には2日連続の朗報である。一昨日に続いて2日連続でガソリン価格が値下がりした。

昨日は98オクタン燃料が4セント値下がりして、1リットル1.67Sドル、またディーゼル燃料も値下がりして1リットル1.14Sドルになった。また、ウルトラプレミアム燃料も値下がりして、Shell’s V-Powerが1リットル1.849Sドル、Caltex’s Platinumが1リットル1.846Sドルになった。

一昨日の木曜には、全ての燃料で3セントの値下げがあったばかり。今年に入って、OPECが原油産出量を減らした際に、一時、燃料価格はつり上がった。

2日連続の値下がりは昨年の11月以来。当時は原油価格が1バレル69USドルに下落したあと。一昨日の木曜日の原油価格は1バレル39.48USドルだった。

スタイリストさんの体型

KAMOBSのこぼれ話 その13

散髪といえば、シンガポールでも料金の安い庶民的な床屋から日本人のスタイリストが名を連ねるヘアーサロンまでピンからキリまである。QBハウスのように安くて短時間で仕上げてくれるチェーン店も一般庶民には魅力だが、やはり女性(特に若い女性)の間では、日本人のスタイリストがいるヘアーサロンが人気のようだ。

以前、ローカルのラジオ番組でシンガポール人のスタイリストが日本のスタイリストの技術は世界一だというようなことを力説していたのを思い出す。ローカル側からすれば、日本人と組んで仕事をすることは一つのステータスなのだろう。腕のいい日本人スタイリストはローカルから会社設立などの話をもちかけられることが頻繁にあるそうだ。そこには、いろいろな問題があるようだが・・・・・。

これまで仕事で何人もの日本人スタイリストと知り合うことができた。皆さんそれぞれ自分というものをしっかりお持ちで、お話を伺うだけでもとても楽しい。

最近知り合ったスタイリストさんに、以前から抱いていた疑問をおもいきって聞いてみた。
「どうして、美容師さんってみな細くてスタイルがいいのですか? 何かダイエットなさってらっしゃるんですか?」

良く同じことを聞かれますと笑いながら次のように答えてくれた。
「太っていたり、体が大きい人だと同じカッティングの動作一つでも、機敏さに欠けるように映るからスタイリストとしてやっていけないんでしょう。ダイエットはしてませんよ、食がもともと細いので・・・・・・。(スタイリストの)皆さん、食が細いですよ。」

スタイリストの道を選ばなかった自分に乾杯、そして間食!

携帯電話での支払いシステム開発へ

来年までに、政府機関、民間会社、電子通信公社、銀行などが共同で、携帯電話による非接触式支払技術の開発に着手する機関を指名することになる。

新しい支払システムの構築で、消費者は所有する携帯電話を端末機にかざすだけで、さまざまな商品やサービスの支払が可能になる。例えばレストランでの支払いや映画館でのチケット購入も可能で、多大な潜在性があるとして注目されている。

このシステムは2001年シンガポール情報通信開発庁(IDA)の協賛で試験的に導入されたが、当時の技術力不足や運営する側の利害関係などで、消費者に受け入れられるサービスを提供できず失敗に終わった経緯がある。今回は通信業界大手のシングテル、スターハブ、モバイルワン、銀行、カード会社、金融庁に呼びかけ、賛同を得た。

シンガポール情報通信開発庁は携帯電話支払システムとその関連事業で年間6000万Sドルの経済効果が5年に渡って続くと期待している。

ヘイズ(煙害)、国内の低木火災から発生

低木地帯での火災による煙害が今週末まで続きそうだ。空気乾燥、気温上昇そして微風が原因で煙が散らず、大気汚染指数(PSI)は、2月10日には57ポイントと今年の最高を記録。同日の気温は2月として過去最高の35度だった。

国家環境庁(NEA)の気象局によると、2月のほとんどの日が乾燥しているのは、東北からの季節風が乾燥期に入ったのが原因だという。、

降水量が少ないことと気温が高いことで、今年にはいってから288の低木火災が確認されている。これは昨年の年間で起きた低木火災426件の3分の2にあたる。シンガポール民間防衛隊(SCDF)は、火災は火のついたたばこの投げ捨てが原因だと見ている。。

このHAZEと呼ばれる煙害は、通常はインドネシアでの焼畑が原因。大気汚染指数(PSI)も不健康値101を超えることもある。

PSI(Pollutants Standards Index) - PSI 指数(汚染物質基準指標 )      
1~ 50   ―> Good  
51~100  ―> Moderate 
101~200 ―> Unhealthy  
201~300 ―> Very Unhealthy
301~400 ―> Hazadous 
400 以上  ―> Hazadous

人気!、オフピークカーに高級車

過去2年間、、オフピークカー(off-peak car)とし高級車が販売数が伸びた。オフピークカーは月曜から土曜の7pmから7am、土曜の3時pmから日曜、そして祝日に限って使用できる自家用車で、時間外での使用には20Sドルのライセンスを購入する必要があるもの。

これまでは、HyundaiやKiaといった低額の車が購入されることが多かった。パフォーマンスモーター社は、2007年3台しか売れなかったBMWのオフピークカーが昨年は9台に販売数を伸ばしたという。

この傾向には、週日の交通手段を公共の乗り物に変えレギュラー車が必要なくなったことや、オフピーク車のCOE価格が引き下げられたことなどがあげられる。

会社員のNg氏もオフピーク車として高級車を購入した1人。2台のレギュラー車を保有していたが、1日中必要なものではなく、保有車の1台Mitsubishi Airtrekを売却。売った価格と報酬金をもとにこれまでレギュラー車としては予算オーバーだったLexusをオフピーク車として購入した。

オフピークカーの高級車志向は高まる一方、全体数としての登録は2008年が10,381台、2007年が11,180台、2006年が12,476台と減少している。