【シンガポール ニュース】 来訪者、11月は8.4%増

11月のシンガポールへの来訪者は830,000人で、前年同期比8.4%増となり今年一番の増加となった。

この18ヵ月間で前年同期比で来訪者数が増加したのは9月と11月だけ。9月はF1開催で一時的に増加したにすぎず、関係者は11月の結果が観光業界の危機を脱したものだととらえている。

シンガポール観光庁(STB)では航空会社のプロモーションや特別旅行パッケージなどが功を奏し、観光客をシンガポールに引き戻したもとの指摘。

シンガポールの観光産業を潤るおす市場のインドネシア、マレーシアからはハリ・ラヤ・ハジの休日で来訪者がそれぞれ20%、37%増加した。

チャンギ空港への旅客数は8月に9ヵ月連続の減少から増加に転じて以来、4ヵ月連続で増加中であり、観光産業の好転が期待されている。

一方で、大幅なディスカウント戦略により、1泊の平均宿泊料金は前年同期比で15.1%マイナスの198Sドルにとどまった。

STBは前回、今年の来訪者数を900万人から950万人に、観光収入を120億Sドルから125億Sドルに上方修正したが、目標数値を達成できそうな勢いである。

【シンガポール ニュース】 12月、ゴミの量は1日平均8870トン

2005年からの統計によると、国内で出るゴミの量は1日平均で7000トンであり、12月になると食べ残しなどの生ゴミをはじめ、ゴミの量は1日平均187トン多くなる。

シンガポールには公共の清掃会社が4社あるが、そのうちのSembWaste社によると年末年始の食べ残しなどの生ゴミは、20~30%増加し、ゴミ収集トラックを追加で稼動させている。

11月から旧正月までの期間はゴミの量が5%増加すると言われ、特に旧正月が清掃会社にとって最も忙しい時期となる。SembWaste社でも13台の追加ゴミ収集トラックを必要とする。

ゴミの量は増加傾向にあり、2007年は年間560万トンであったが2008年は597万トンに増加。紙や段ボール紙は126万トン、プラスティックは68万トン、食べ残し・生ゴミは57万トン。ゴミの再利用にも目が向けられ、その目標数値とともにリサイクル運動も奨励されている。

政府は既にGreen Plan 2012で、食べ残し・生ゴミ、プラスティクそれぞれのリサイクル率を30%と35%を目標数値とした。

また、ゴミ全体のリサイクル率として、政府は今年早々、2008年の58%から2020年に65%、そして2030年には30%を目指すことを公表し、リサイクル施設の供給や奨励金などでリサイクルの向上を目指している。

【シンガポール】 クリスマス

KAMOBSのこぼれ話 Vol.53

25日のクリスマスが日本では祝日でないことを知らないシンガポール人は多い。逆にシンガポールでは25日が祝日だと知らない日本人も多いと思う。

今年はクリスマスが金曜日なので、今週水曜日あたりから、すでにロングウィークエンドモードに突入しているシンガポール人も沢山いたように思う。

22日火曜日、以前に某ローカル会社から依頼があった見積もりを送った。この時期(クリスマス)だから、それほど「急がない」と言われていたが、こちらはこちらで年内できるだけ早く仕事を片付けたい。

「急がない」と言っていた先方の担当者から電話があったのは23日水曜日午後2時ごろ。「今日中に会って欲しい」と言割れた。さすがに時間がとれなかった。来週どこかで時間を作ってもらおうと思っていたが、その担当者は25日から31日まで休暇をとるので年内なら残り時間の少ない23日かクリスマスイブの24日しか空いていないという。

ロングウィークエンドの今年のクリスマスに備えて、23日はスケジュールをいっぱいにしておりたので全く時間はなかった。するとクリスマスイブの昨日しか時間はなかった。ただし、お会いできる時間は13:30~15:00までだった。

結局、先方のオフィスにもよる時間がないので、お昼に打ち合わせがあった場所に近いオーチャードに来ていただくことにした。13:30に待ち合わせ場所で合流。

担当者もすでに仕事モードでないことは一目で明らかだった。仕事の話はないと確信。「急がない」といっていた担当者が、やけに愛想がいい。普段していないお化粧もしている。持っていた手提げ袋からは綺麗にラップされたものを取り出し、渡された。

ひょっとしてわざわざこのために??? 

実は彼女、昨年11月から担当しているプロジェクトをとおして、他の企業の方とお知り合いになったらしい。クリスマスイブの午後から31日まではその方と過ごされるとのこと。なにか嬉しくて、このプロジェクトに関わった人にクリスマスプレゼントを渡したくなったというようなことを早口で説明。正直よく理解できなかった。

私が関わったといえば、そのプロジェクトのほんのわずかな業務に対する弊社サービスの見積書提出だけ。仕事も確定していない。自分の中でうまく理解できないのは本当に辛い!

いただいたクリスマスプレゼントを持って、途中、オーダー済みのクリスマスケーキをもらいに行った。綺麗なデコレーションが崩れないようにと、箱に入ったクリスマスケーキを両手でしっかり持って、タクシーで帰宅。

クリスマスイブの夜、ケーキを冷蔵庫から出したところで、「急がない」と言っていた担当者からいただいたプレゼントがないことを思い出した。ケーキ屋に忘れてきたのかもしれない。

せっかくいただいたのに申し訳ない気持ちでいっぱいになったイブの夜。せめて彼女が素敵なイブを過ごしていて欲しいと切に願った。

Merry Xmas!

【シンガポール ニュース】 11月のCPI、前年同期比0.2%マイナス

12月23日に統計局(DOC)が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で0.2%マイナスとなり、8カ月連続の下落となった。 

先月のCPIが前年同期比でマイナスとなった要因として、DOCは、電気料金、ガス料金、が安くなり住宅費が4.6%下がったことを挙げた。

一方、交通、運搬・通信、食品、健康が高くなり、前月比のCPIは季節調整済みで0.5%アップした。9月から10月も0.6%上昇しており、この傾向は来年まで続くと見られる。

シティーグループのキット・ウェイ・ゼン氏は、来年1月のインフレ率は公営住宅(HDB)の年間評価額の上方修正により1.2から1.5%と予想している。また、賃金上昇や食品が高くなることで、インフレ率の上昇も予想。

スタンダード・チャータードのエコノミスト、アルヴィン・リュウ氏は、景気が適当に低迷しているなかで、インフレ率が急激に上昇することはありえないと語った。リュウ氏は来年通年のインフレ率を、先に政府が発表した2.5%~3.5%の枠内である3%と予想している。

今年1月から11月までのインフレ率は0.2%だった。

【シンガポール ニュース】 1~11月の新規株式公開(IPO)件数は10件

Ernst & Youngが22日、今年1月から11月までの世界における新規株式公開(IPO)件数について公表した。

それによるとシンガポール取引所(SGX)におけるIPO件数は10件(2部カタリストへの上場は11件で第10位)で、資金額は19億890万USドルで、クアラルンプール、サンパウロより下のランクで10位圏内からもれた。

世界全体でのIPO件数は1月から11月までで459件。昨年同時期の740件から大きく減少した。しかし資金額は昨年同時期の946億USドルから949億USドルに増加した。

IPO件数では深川が73件、資金額では香港の取引所が177億70万USドルとそれぞれ1位にランクされた。今年のIPO市場は中国企業によるところが大きく、資金面でも中国企業の役割が大きな年となった。

シンガポールにおけるIPO件数が減少した理由として、香港や上海での株式のほうが価値が上がる点、そしてシンガポールのIPO市場における中国企業の勢力が衰退してきたことなどが挙げられる。

今年に入ってからIPOを実施したのは、ウェストミンスター・トラベル、ジャパン・フーズ、ティーホ・インターナショナルで全て2部カタリストへの上場であった。またIPOを実施する企業が減少したことで、IPO実施をサポートする会社なども業務内容の変更を強いられている。

英トムソン・ロイターによると、最近10年でIPO件数が少なかったのは2002年の16件(調達額8億3,660Sドル)。調達額では、01年の4億3,630万Sドル(IPO件数19件)が最も低かった。

6月には2,3件のIPO目論見書の提出が予定されていて、下半期のIPO件数も増えることが予想される。これまでに取りやめた企業で再上場を検討しているところもあるそうだ。ただし、大手会計事務所によると、1部上場をするような企業は少ないという。

【シンガポール ニュース】 総合リゾートMarina Bay Sands, オープンは4月中旬

カジノを中心とした総合リゾート(IR)Marina Bay Sandsが、4月中旬までにオープンとなることが21日発表された。

約1000室のホテル、高級レストランを含めた飲食店、コンベンション施設、カジノなどがそれまでに営業できない場合は、経営側はカジノのライセンス取得ができないリスクを負う。

それ以外の施設に関しては、来年末までにオープンする予定。

Marina Bay Sandsを経営するLas Vegas Sandsのチェアマン、シェルダン・アデルソン氏は、採用されたカジノのディーラーなどのトレーニングが開始されていない問題に触れ、来年はじめから行うことを明言した。当初、トレーニングは10月から3ヵ月間行われれる予定だった。

これまでIRを運営するために必要とされる14000人のうち、500人程度が業務をあたっているにすぎない。

IR全体のプロジェクトも何度となく遅れが生じてきている。2006年にLas Vegas Sandsが落札した際には、今年末までには完成予定だった。7月には来年の3月までには営業開始ができると言われていた。

【シンガポール ニュース】 教育面でシンガポール人を優遇、教育省が公表

教育面でシンガポール市民が優遇される政策が適用されることになる。ン・エンヘン教育相は20日、小学校入学優位性をシンガポール人に与えることと、シンガポール国籍以外の生徒の授業料を上げることを公表した。

来年7月から小学校入学申請において、シンガポール市民の子供には有利な状況が確約される。現在、小学校の入学に際して1校にしか申請手続きが行えなかったが、シンガポール市民の子供のみ2校選出することができるようになる。希望する小学校入学のチャンスが高くなる。

授業料でもシンガポール市民が優遇されるものとなる。シンガポール市民の授業料が小学校、中学校、高校と現状で据え置かれたのに対して、永住権保持者(PR)と外国人の授業料は2011年から高くなる。

PRの場合、小学校の年間授業料は現在の174Sドルから2011年には395Sドル、2012年には612Sドルとなる。外国人の場合、アセアン諸国諸国出身者が1752Sドルから2011年は2352Sドル、2012年は2952Sドルとなり、アセアン諸国以外の外国人は1872Sドルから3072Sドル、4272Sドルと高く設定される。

ン・エンヘン教育相は今回のシンガポール市民優遇制度が全ての政策に呼応するものでないと言う一方で、9月にリー・シェンロン首相がシンガポール市民とそれ以外の居住者の違いを明確にすべきだと発言したことにも言及した。

インドネシア出身のPR、ジャスミン・ティトラディナタさんは今回の発表を受け、「シンガポール居住者が全て同じように扱われることは期待できない。シンガポール人が優遇されるのは当然のこと。ただ、学校の授業料が上がるのは大変な事態だ」と複雑な心境を語った。

【シンガポール ニュース】 Toa Payohの公営住宅、総合リゾート外国人スタッフの寮に

シンガポール中心部Toa Payohの公営住宅(HDB)が総合リゾートResorts Worldで働く外国人スタッフの寮に使用されている。

HDB2棟は300以上のユニットがあり、1つのユニットに4~6人の外国人スタッフが住んでいる。住宅費は一人,140~260Sドル。

借地期間はResorts Worldと管理会社EM Servicesによって短期間契約ととされ手入る模様。Resorts Worldは「外国人スタッフが海外に赴任したことによるストレスや悩が解消でき、シンガポール人スタッフと同じような生活を楽しめるような住居を提供している」と述べた。

各ユニットには基本的な家具がついており、各寝室はエアコンが装備されている。多くの住居人は快適な生活を過ごし、場所の利便性にも満足しているという。 外国人スタッフは月100SドルでセントーサからHDBまでのバスサービスを利用している。

近所に住むシンガポール人住民は、HDBが外国人スタッフの寮となったことについて、これといった問題はないとコメントしている。

【シンガポール ニュース】 来年オープンのカジノ、来場者の身分証明書をチェック

来年オープンするカジノの運営会社は、来場者の身分証明書をデータと照合し、要注意人物の出入りを禁止する。

カジノへの出入りを禁止されているのは債務未返済の破産者28,661人、長期間政府の生活保護を受けている人、家族や自らの意向によって来場を禁止されている75人。

16日、ギャンブル依存症対策審議会(National Council on Problem Gambling)は要注意人物の名前、IDナンバーなどのリストをカジノ側に提供すると伝えた。カジノ側がチェック義務を怠り、出入り禁止者を来場させて場合は、100万Sドルの罰金が課せられる。

オープンされる2つのカジノはブラックリストにのっているギャンブラーのチェックにつき計画中である。

Marina Bay Soundsではシンガポール人・永住権保持者は身分証明者を見せて、入場料100Sドルを払わないと、カジノのフロアーに通してもらえない。身分照合は電子化で処理される。
 
一方、Resorts World Sentosaでは強化体制を整えるためにカジノ規制局(Casino Regulation Authority)との連携を強める。

シンガポールのカジノは世界で初めて、債務未返済の破産者、生活保護を受けている人、家族や自らの意向によって来場を禁止された人などの出入りを厳しく規制する。

【シンガポール】 知的財産権

KAMOBSのこぼれ話 Vol.52

おもちゃの小売店業者から、ある商品を日本の問屋から仕入れたいので情報を提供してくれという依頼があった。

このような依頼はときどき来るが、これまで、仕事に結びついていない。

とりあえず日本のパートナーに連絡してみた。おもちゃは知的財産権のかたまり。販売ルートや商標はしっかりとガードされているので、日本の問屋が商売としてシンガポールに輸出するのは難しいという予想通りの回答をいただいた。

仮に、許可を得ずに輸出したことがみつかればペナルティが課せられる。

このような事情を知らないで、xxxxという商品が日本にあるので是非仕入れたいという依頼は業者からだけではない。

以前もアニメキャラクターのフィギアを日本から仕入れたいと言う話があったが、残念ながら個人の趣味による購入としか思えなかったので、仕事としてリクエストにおこたえできないと伝えたことがあった。

日本のアニメやキャラクターグッズというのはシンガポールでも本当に根強い人気がある。日本語を勉強しているシンガポール人も仕事のためというより、もともとアニメなどから日本に興味を持ち、日本語の勉強をはじめたという人が意外と多い。

今日もたまたま、日本語の話せるシンガポール人女性から電話があった。たどたどしい日本語ではあったが、彼女の言いたいことははっきり理解できた。

「ニホンカラ、ハローキティー、タクサンカッテ、シンガポール、ウリタイ。ディストリビューターノリストホシイデス」

現在、無職で、出来ればハローキティーで生計を立てたいのだそうだ。知的財産権の話をしても、自分の夢だけを語る彼女。

「その思いをサンリオに届けてみては?」がこちらからの最後の言葉となった。