【シンガポール ニュース】 熊本県物産振興会協会 商談会を開催

DSCN718529日、パンパシフィックホテルにおいて、熊本県物産振興会協会主催の商談会が開催された。参加者らが来場した輸入業者や外食店経営会社関係者に紫蘇、きくらげ、焼酎、海苔、お茶、銘菓、化粧品など熊本県産品の魅力をPRした。

今回の商談会では、今後のシンガポールにおける販売を意識してパッキングに工夫を施した商品や、シンガポールにはまだ紹介されていない商品などもならび、生産者が来訪者に積極的に意見・感想を求める場面も多く見られた。

外食店経営会社購買部担当者が試食後に、シェフにも意見を求めたいからと県産品のサンプルを持ち帰る姿も。また輸入業者からは気に入った商品の購入価格などの質問もあった。

「KURIYA」、「くいしんぼう」など和食レストランを経営するRE&S Enterprises Pte Ltdのシニアマネージャー、Adeline Tan氏は「日本の食材の味や質がいいことはシンガポール人は理解している。熊本の生産物のおいしさをシンガポール人に伝えることができるかどうか、仕入れ価格を検討したい」と前向きだった。

くまもと農林水産物等輸出促進研究会、吉川幸人会長は、「熊本の生産者が集結し、今後も継続してシンガポールで商品をPRをしていきたい」と抱負を語った。

【参加者】
紫蘇  http://www.shiso.net
嶋村家のきくらげ  http://www.kikurage.jp/
馬油   http://www.kimiwa.jp
芋屋長兵衛  http://www.imo-ya.com
熊本銘菓 松風・本家 
繊月酒造株式会社 http://www.sengetsu.co.jp/
岳間製茶  http://takema-tea.biz
株式会社 吉田屋海苔  http://www.nori-menu.com/

【シンガポール ニュース】 外国人労働者数を抑制、リー顧問相明言

27日、リー・クワンユー顧問相は、今後5年をめどに、外国人労働者の受け入れを抑制し、シンガポールが外国人労働力拡大から、国内労働者のレベルアップと生産力向上を目指していくことを発表した。

昨年8月のリー・シェンロン首相による外国人労働者の受け入れを加減するという発言以来、具体的な期限が公表されたのは今回が初めて。

経済に関するレポートによると、シンガポールは外国の投資家にとって魅力的な国であるが、生産性は51~52%で香港よりわずかに上をいくレベルに過ぎないと言われている。

リー顧問相は「生産性を日本のように100%にするとは言わないが、現状から85%、そして90%まで高めるには、次の世代が人を教育・育成し続けていくことが必要だ」と強調した。

また、「シンガポール経済では今後、労働者の生産力が重視され、生産力のない労働者は安い給料に甘んじることになる」とリー顧問相は警告した。

過去5年間、シンガポールは外国人の労働力に依存し成長してきたが、ここにきて、シンガポール人は外国人が激増したことに不安を抱いている。公共の乗り物も外国人であふれかえり、外国人の市場参入で不動産価格も上昇している。

リー顧問相は、外国人受け入れを抑制し、シンガポールの労働者の生産力が向上すれば、これまで二人の労働者が必要であったタスクも日本同様一人でまかなうことが可能だと述べた。

【シンガポール】 求人広告

KAMOBSのこぼれ話 Vol.57
シンガポールでは差別的な表現が含まれる求人広告が減少しているという報告があった。2006年に公正で責任ある雇用実行法を促進するため設立されたTafep(Tripartite Alliance for Fair Employment Practices)の調べで、2009年は人種、年齢、性別やその他望ましい性格などの理由を説明せず明記していた求人広告は全体のわずか1%だったことがわかった。

2006年には求人広告全体の19.7%に問題があったというから相当改善されたと言わざるを得ない。ただし、どんな基準で差別的表現と判断されるから曖昧なところもあるようだ。

公正な求人広告には基本的に性別も年齢も明記されていないわけだから、その求人広告をみた多くの求職者から問い合わせがあり、面接するために事前のフィルターが欠かせなくなる。本当は20代の女性を探していても、問い合わせの電話の向こうには、希望とかけ離れている女性あるいは全く眼中にない男性がいることも稀ではない。

フリーペーパーやウェブサイトの求人広告も性別や年齢は明記していないことがほとんどであるが、それでも時々、
性別 : 男性
年齢 : 30代から40代前半
という応募条件も目にする。

広告内容の規制とは少し話がそれるが、人種、年齢、性別などは別として、日本語のフリーペーパーやウェブサイトの求人広告の中には、採用条件に以下のような表現が目に飛び込んでくるときがある。
(※もちろん、他の条件も表記してあるが・・・・・・)
-やる気重視
-向上心のある人
-明るく誠実な方

採用の条件に【やる気重視】とあったので面接のアレンジをしてもらおうと人材紹介会社に連絡したというシンガポール人の友人がいた。「やる気だったら誰にも負けません」と日本語でアツくアピールし、履歴書を送ったようだが、「それだけが条件じゃないから」と言われ、面接も受けられなかったと嘆いて電話をくれた。

求人広告で、何を持って差別的表現としているのかも興味があるが、採用の条件にある【やる気重視】の【やる気】をどんな基準で判断しているのかも非常に興味がある。

【シンガポール ニュース】 MRTサークルライン、4月に11の駅が開業

26日、レイモンド・リム運輸相は、MRT(大量高速輸送鉄道)のサークルライン11駅が4月17日に開業することを発表した。

11の駅は昨年5月に開業した5つの駅とサークルラインを形成し、Suntec, Beach Road, Bras Basahエリアから郊外を結ぶ。新しく11の駅が開業することで、サークルラインの乗車数は1日平均、現在の30,000人から200,000人に膨れ上がると予想される。

リム運輸相は、新しい駅がオープンすることで、利用者の通勤・通学時間が大きく短縮されると述べた。

例えば、Serangoonの住民がPaya LebarにあるSingapore Postに行くにはバスで25分かかっていたが、4月17日以降は12分ですむ。

また、Ang Mo Kioの住民がOld Airport Roadにあるフードセンターに行く場合、バスで45分かかるが、サークルラインを利用することでBishanでの乗り換えを含めても20分短縮できることになる。

サークルライン路線の拡大により、Dohoby Ghaut駅がノース・イーストライン、ノース・サウスライン、そしてサークルライン、の乗り継ぎ駅となり、Paya Lebarがイースト・ウエストラインとサークルラインの乗り継ぎ駅となる。

また、北部、北東部、東部の住民はCity HallやRaffles Placeといった利用客の多い乗り継ぎ駅を使わなくても市内への行き来が可能となる。

【シンガポール ニュース】 顧客満足度、改善の余地あり

顧客満足度に関する最新の結果が25日に公表され、シンガポールでは顧客を満足させるため、改善の余地が十分にあることが浮き彫りとなった。

調査は昨年4月から12月にかけて行われ、15000世帯と4,300人の旅行者から回答を得て、シンガポール経営大学(SMU)が指数で表し2009年顧客満足度とした。

全体の指数は2008年と比べ0.2%上昇し、67.8から68ポイントに。 ただし同じような調査が行われたアメリカ・イギリス・韓国では71.3~75.7ポイントと報告されている。

今回の調査報告によると、シンガポールでは主要産業8部門のうち、6部門で前年を下回った。前回を上回った部門のうち、医療(健康管理)は1.3ポイント上げ、68.9ポイント、金融・保険が1.2ポイント上昇し68.2ポイントをマークした。

シンガポール経営大学(SMU)評議員でNTUCの事務総長補佐を務めるのオン・イェクン氏はム准教授は「サービスとは接待時の笑顔だけでないと気づくまでに時間がかかった。商品にどう値をつけるか、どのように顧客のニーズを維持するかという会議室での決定もサービスのうちだ」と述べた。

満足度指数は「お買い得感」、「商品・サービスの質に対する感じ方」、「そして商品・サービス・会社への期待感」の3つの要素から算出されている。

【シンガポール ニュース】 ゴー・チョクトン上級相、シンガポール人の生産力に期待

24日、コミュニティーイベントに出席したゴー・チョクトン上級相は、今後10年の自国経済維持のために、シンガポール人がより賢明で一生懸命働き、新しいスキルを取得する必要があると述べた。

外国人労働者の受け入れを加減するという政府の動きのなかで、年間経済成長率3~4%を保つには、生産力を倍増しなければならないとゴー上級相は説明。生産力向上に関しては経済戦略委員(ESC)が2月1日に議題として取り上げる。

ゴー上級相は過去10年、毎年平均5%の経済成長を成し遂げてきたが、生産力はわずかに年1%の上昇にすぎなかったと指摘。

経済成長は労働者、とりわけ外国人労働者に負うところが大きかった。ただし、外国人労働者への依存を軽減するために、容易ではないが、シンガポール人の生産力成長を2%にしなければいけない。

「もし生産力成長2%を達成し、外国人労働者による成長率が低下した場合、年間の成長率は3~4%となり、経済成長が緩やかになることに対しての準備を必要とする。急速な成長を見込むなら、外国人労働者に頼る必要があるが、現状では既に多くの外国人労働者をかかえ、生産力の向上を重点においていないため、適切な方法ではない」とゴー上級相は述べた。

また、ゴー上級相は、シンガポールは労働力不足に直面したが、シンガポール人の労働力がもっと生産力のあるものならば外国人労働者にここまで依存することはなかったという見解を示した。

【シンガポール ニュース】 雇用・ボーナス、見通し良好

人材紹介会社Hudson Asiaは21日、今年1月~3月間での雇用と2009年分のボーナスの見通しが良好であるという調査報告を公表した。

調査は昨年11月に400以上の多国籍企業(MNC)を対象に行われた。その結果、51%の企業が増員すると回答し、前期比では過去11年で最も高い水準となった。昨年8月の同じ調査では、増員すると答えた企業は34%だった。

また増員に関しては、42%の企業が経営陣の一角を担う有望な人材確保のため、初任給を10%以上引き上げることを考慮している。有望な人材を確保することは企業にとって最大の問題となっている。

2009年のボーナスについては、約半分の企業が年間給与額の10%以上のボーナスを支給する予定があると回答した。前回の調査では、同じ回答をした企業は全体の28%。

中でも金融サービスの部門では65%の企業が年間給与額の10%以上のボーナスを支給する予定で、35%が20%以上の支給を考えているという。

ただ、2009年分のボーナス支給のある企業は全体の74%で昨年の83%からは減少した。また、今年第1四半期に人員削減をすると答えた企業は全体の4%だった。

【シンガポール ニュース】 雇用機会増加の兆し

昨年12月、ニュージーランド系人材紹介会社Achieve Group社が行った電話アンケートによると、企業の61%が今年上半期に人員を増やすと回答し、雇用機会増加の兆しが見えることがわかった。

アンケートの結果、500社の内、わずか5社が人員削減を検討していると答えたほか、全体の38%は現状維持と回答した。

同社が2008年上半期に同じアンケートをしたところ、全体の3%が人員削減を計画し、51%がシンガポールが景気後退に突入するだろうと回答した。

Achieve Group社では経済界が自信を取り戻してきた結果だと見ている。特に経済的に見通しが明るいのは、小売・ホスピタリティー企業・飲食でアンケート調査によると79%が雇用拡大を検討しているという。これらは総合リゾートの開業との関連性が高いと言われている。

CitibankエコノミストShrikant Bhat氏はカジノをはじめとする総合リゾートの開業により今年前半で30,000~40,000の雇用が生まれると推測。

製造、工業・エンジニア各部門も67%が増員を検討していると回答。これらの企業では、不況時に解雇した人材の再雇用も視野にいれているという。

雇用機会増加の兆しがある一方で、増員を計画していると回答した企業の59%は新規雇用の基本給の増分は10%未満に抑える予定だと答えた。

【シンガポール】 カスタマーサービス

KAMOBSのこぼれ話 Vol.56

小売店・飲食店で働く外国人スタッフ(特に中国出身者)の英語能力が問題視されて久しい。

「英語が通じないんです」と肩をおとす日本人の出張者に事情を説明する機会も多くなったように思う。

数ヶ月前、某ファーストフード店で簡単にランチを済ませようと思ったが、オーダーするだけで時間がかかってしまった。注文した2品のうち、1品はあとから席まで運んでくれると理解できるまで長かった。

席についても、頼んだものをなかなか持って来てもらえない。カウンターへ行くとその店員と他の客(シンガポール人)が中国語で言い争っている。客が感情的なものの言い方になっていた。この客も店員が英語ができないのでオーダーもしにくいと嘆いていた。中国語でのやり取りもシンガポール人の中国語とは違うので、スムーズに話ができないという。

こうなると我々日本人はジェスチャーしかない。レシートをとりだし、まだ手にしていない品を指さす。わかったのかどうか理解しづらいリアクションに不安になる。

案の定、もう一人の中国人と思われる店員が持って来てくれたのは「普通のしょうが」だった。もちろん買ってもいないし、頼んでもいない。これじゃないと英語で説明していると、となりの席に座っていた女性が店員に中国語で説明してくれた。

ふくれっつらで「普通のしょうが」をさげられても、困ってしまう。

それ以来、そのファーストフード店には2度と行くものかと思ったが、たまたま簡単にランチを済ませようとお客さんに言われ、行くことになった。身の覚えのない顔ぶれに少し期待。前にいた店員と比べると英語でのコミュニケーションもそれほど問題なし。

客からの相当な苦情で前の店員は首になったのだと思う。個人的にはMOMがある程度の英語ができないと就労許可証(EP)を認めないという改正案をだしてもいいんじゃないかと思いながら飯を口に運んだ。

食べてる最中に我々のテーブルの下をモップ拭きするもう一人の店員をみながら、英語能力だけじゃないと思ったのは言うまでもない。

こうした店員を教育するビジネス、参入の余地がまだまだあるのではないだろうか・・・・・。

【シンガポール ニュース】 ワールドカップ、テレビ放映可能か?

6月11日から南アフリカで開催されるワールドカップがシンガポールではテレビ放映されない可能性が出てきた。

StarHubと共同でワールドカップの放送権獲得を目指すSingTelは獲得に失敗した場合は、これまでは放映が可能とされた4試合に関してもテレビ放送ができなくなることを明らかにした。

これら4試合自体には放送権料がかからないものの、シンガポールがワールドカップ2010の放送権を獲得していないとテレビ放送もできないようだ。

大会まで5ヶ月がきっている中で、すでに209の国・地域がFIFAと契約し放送権を獲得している。シンガポールを含めた数ヵ国がまだ契約できていない状況だ。

ワールドカップの放送権に関して、シンガポールメディア開発庁(Media Development Authority:MDA)は現在のところ介入しておらず、あくまで営利的な決断だとしている。一方、サッカーくじ販売など管轄するSingapore Poolsもテレビ放送のビジネスには関与しない姿勢を貫いている。

64試合の放送権料は1億Sドルと言われ、この高額な放送権料がネックとなっている。これまでの報告によると、FIFAはStarHubに対して、2002年の日韓WCは1000万Sドル、2006年ドイツWCは1500万Sドルで放送権を認めたと言われている。

今回の莫大な放送権料はSingTelが英プレミアリーグの2013年までの放送権を4億Sドルで獲得したあとにFIFAから提示されたという経緯がある。