【シンガポールニュース】 正課併行活動の時間見直し?

~The Straits Times 3月31日~

中学校(Scondary School)の各種部活動など正課併行活動に費やす時間が問題になっている。

CCAと呼ばれる正課併行活動は中学校教育において必須である。 ある女子生徒は所属する部活動の練習のため、帰宅が週3回は午後7時となり宿題などを済ませると就寝時間が午前1時近くになるそうだ。

CCAに没頭する中学生は休憩や宿題にあてる時間が少なく、このような学生を持つ親の多くが、教育省(MOE)が活動時間を見直すことを期待している。 CCAが集団行動・人間関係を学ぶ上で欠かせない活動として奨励はするものの、それにあてられる時間が長すぎると主張する親が多い。

MOEの関係者によると、中学校のCCA時間に関しては、平均週に5,6時間との指針があるものの体育会系の活動は技術向上の目的などに練習時間が長く設定されている学校もあるという。

MOEは今後も学校関係者と協力してCCAに費やす時間が学校教育の常識の範囲を超えないよう監視していく。

【シンガポールニュース】 DFS、シンガポールで2号店開設予定

世界最大の免税店チェーンDFSグループは、シンガポール国内の繁華街に2号店の開設を予定している。 2号店では、より多くの中国人観光客や現地消費者を取り込む。

同グループ最高責任者のフィリップ・スカウス氏は、2号店開設の時期・場所については言及しなかったが、アジアの消費者の増加が2号店開設計画に拍車をかけていることを公表。 とりわけ中国人観光客の増加に期待しており、今後10年で2倍の2億人となり購買力も2倍となると予想している。

スカウス氏はシンガポール国内でショッピングモールが増え、高級ブランドの旗艦店が入居していることは承知しているものの、全ての消費者が大きなショッピングモールでの買い物を好んでいないとした持論を展開。

シンガポール国内ではオーチャードのDFSギャラリア以外にチャンギ空港に免税たばこ・酒類、高級ブランドとファッションブランド品を販売する店も構えるが、客の半数以上を中国人観光客が占める。

2013年上期に来星した中国人観光客は前年同期比で27%増加し、124万人に達した。 また、同時期の中国人観光客による消費額は15億2千万ドルに達し、インドネシア人観光客を抜いて初めてトップとなっている。

現地消費者の取り込みに関しては、DFSが外国人観光客だけの店ではなく、パスポートを見せずに買い物が楽しめる場所であることをアピールしていく。

【シンガポールニュース】 沖縄への直行便に向け調印

~The Straits Times 3月27日~

沖縄県の仲井眞弘知事とチャンギエアポートグループ(CAG)のウォン・ウーンリン氏は25日、シンガポール-沖縄間の直行便を開設することに同意し、覚書に署名をした。

現在、沖縄行きの直行便はチャーター便だけで、定期便は台北、香港あるいは日本国内の空港を経由している 。所要時間は8時間半から13時間。 直行便が開設されるとわずか5時間のフライトとなる。

今回の調印は、沖縄にとってシンガポールだけでなく、東南アジア諸国やインド、オーストラリアとの貿易の促進にも繋がると期待されている。 国際物流会社は流通経路を拡大することができ、沖縄産の果物、黒糖の輸出拡大が期待される。

CAGのウォン氏は、沖縄への直行便は出張者やレジャー客に快適さと利便性を提供できると主張。チャンギ空港としても旅行会社に働きかけ沖縄へのチャーター便を増やし、定期便の開設に繋げたいとしている。

【シンガポールニュース】 シンガポールでの駐在員経費は5番目の高さ

~The Straits Times 3月4日~

不動産コンサルタント、Savillsは3日、「World Cities Live-Work Index report」を発表した。それによるとシンガポールでの駐在員経費は世界で5番目の高さだった。

報告書によると、シンガポールで駐在員を派遣した場合にかかる住宅賃貸料とオフィス賃貸料は1人あたり年に96,415シンガポール・ドル(以下Sドル)かかり、5年前から11%増加した。

調査対象となった12都市の中で、駐在員経費が5年前との比較で下がったのは6位の東京と12位のムンバイのみ。1位の香港は21%上昇し156,040Sドル2位のロンドンも18%増の145,891Sドル。3位のニューヨークは37%増の142,085Sドルだった。

上位10位は以下のとおり。

Ranking City Live-Work Cost Per Employer/year($)
1 Hong Kong 156,040
2 London 145,891
3 New York 142,085
4 Paris 135,742
5 Singapore 96,415
6 Tokyo 93,878
7 Dubai 91,341
8 Moscow 88,803
9 Sydney 76,117
10 Shanghai 55,819

【シンガポールニュース】 長期滞在ビザ、被虐待者のライフラインに

~The Straits Times 3月3日~

2年前に導入された外国人配偶者の長期滞在を目的とした長期滞在ビザ(Long Term Visit Pass-Plus:LTVP+)が虐待を受けている外国人配偶者のライフラインとして注目を集めている。

LTVP+は外国人配偶者が3年から5年シンガポールに滞在できるように導入されたもので、これまでに約7,500人が取得。

審査基準として、シンガポール市民権を持つ子供の有無、シンガポールでの滞在期間などが考慮される。ビザを取得すると医療の援助も受けられる。

LTVP+を利用して夫の家庭内暴力から逃れるケースも増加しているという。裁判所によると自己防衛のために裁判所手続きを行ううちの約10%が家庭内暴力の被害者である外国人配偶者であり、その件数は年間300を超える。

これら被害届をだす外国人配偶者のシンガポール滞在期間は3ヶ月から1年。中にはそれより滞在期間の短いSocial Visit Passしか持っていないものもいるようだ。

こうしたなか、LTVP+を取得して、仕事を持ち自立する外国人配偶者も少しずつ増えていると報告されている。