【シンガポールニュース】 仏LVMH、クリスタル・ジェイドを買収

~The Straits Times 4月30日~

高級ブランド世界最大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンはシンガポールを中心に中華レストランを展開するクリスタル・ジェイドを約1億2,600万シンガポールドルで買収した。

LVMHは未公開株式投資部門子会社エル・キャピタル・アジアを通じ、クリスタルジェイドの株式90%以上を保有する。エル・キャピタル・アジアのクリスティーナ・ティオ代表取締役はLVMHのブランド戦略がクリスタル・ジェイドに付加価値をもたらすと期待。

LVMHは島内の店舗展開においても、商業施設会社との良好な関係を築いており、クリスタル・ジェイドの一等地への出展もサポートする。

LVMHはマリーナ・ベイ・サンズ屋上の高級レストラン・バー「クーデター(KU DE TA) 」を買収したばかりで、「KU DE TA」ブランド同様、「クリスタル・ジェイド」ブランドでも海外展開に力をいれる。

クリスタル・ジェイドは1991年に開業。現在シンガポールに47店舗、海外に82店舗あり、昨年の売上げは2億5,000万シンガポール・ドルだった。

【シンガポールニュース】 ゴミの廃棄、報告書提出を義務付け

~The Straits Times 4月29日~

環境・水資源省(NEA)は、ショッピングモールとホテルにゴミの廃棄についての報告書提出を義務づける。

対象となるのは200客室以上のホテルと、賃貸スペースが5万平方フィート以上のショッピングモールで、報告書には項目別にゴミの廃棄量、再生・再利用量を明記する必要がある。報告書はゴミ削減計画書とともに来年3月までに提出しなければならない。

シンガポールではゴミの量が増加傾向にあり、2013年は前年比約8%増の785万トンに達した。今回の決定は、企業側にゴミ管理の意識を高めてもらうことが目的。NEAは提出された報告書をもとに、最優良事例を紹介し、企業とゴミ管理の改善を図る。

2013年は食品ゴミだけで796,000トンが廃棄。2007年からの増加率は42.4%増で、同期間の人口増加率を大きく上回った。

【シンガポール】 ハローキティ

KAMOBSこぼれ話 Vol.105

掃除専門の家政婦さんに来てもらえなくなってから数ヶ月。家内に負担ばかりかけられず、最低週1回は掃除の手伝いをすることになった。整理整頓のできない男が3人いる家庭では、綺麗好きな家内がいても間に合わない時がある。家政婦さんも我が家での仕事は割に合わないと嫌気をさしたのかもしれない。

メイドを雇いたいと思いながら、過去を振り返ればメイドで苦労したことばかり思い出す。雇い主としての責任を否定するつもりは毛頭ないが、週1回なら、自ら掃除機をかけ、腰を低くして床を磨くことも悪くないと思えるようになってきた。

新聞の整理をするふりをして、目を通していなかった記事を斜め読みする術も身につけた。昨日(27日)のsundaylifeを手に取ると、第1面下半分のページの広告に目が。 掃除を中断し、家内に見せてやる。

我が家には女の子はいないが、ハローキティをはじめサンリオのキャラクターが大好きな女性がいる。 事実かどうかはさておき、本人曰く、ハローキティと出会ったのは、まだそれがシンガポールで紹介される前だったそうだ。 小学生のときに、同じアパートに引っ越してきた日本人駐在員の奥さん(Tさん)に可愛がってもらったそうで、Tさんのご自宅ではじめてハローキティに出会ったという。 それ以来、彼女はハローキティの虜。 Tさんからもらったハローキティの財布を自慢げに友だちにみせたこともあったそうだ。

そんな彼女、今回マクドナルドで販売される限定版ハローキティのマスコット人形には関心がないようだ。 6つの商品が紹介されている広告にも興味を示さない。マイメロディ-など仲間のキャラクターを着ぐるみとしたハローキティはオールドファンには受け入れられないのか?

マクドナルドとハローキティと言えば、2000年、今回と同じようにキャンペーンの一環として結婚式衣装に身を包んだハローキティとダニエルが販売された。店には学校や会社を休んで商品を買い求める学生や会社員あるいは主婦で長蛇の列ができ、わずか数日で品切れになった店舗も。商品を求め客の行動はエスカレートし暴力事件にも発展。 商品はプレミアム価格で売りに出され大きな社会問題になった。 当時のリー・シェンロン副首相(現首相)までもが国民に自制を訴えるまでに。14年前の騒動を懸念してか、本日から販売されるハローキティ限定商品をマスコミも取り上げている。

マクドナルドのホームページにも、この限定商品に関するQ&Aのページが設けられている。それによると
-販売は取り扱っている店舗内だけ
-ドライブスルーでの購入は不可
-Extra Value Mealを買ったものだけ購入可能
-最大購入数は4個まで
-在庫が切れた時点で販売を終了
-在庫状況の確認対応は不可 
・・・・・・・・。 こちらは過去の教訓から何を学んだのかわからないような内容ばかり。前回ほど人気にならないと思っているのだろうか?

数年前、株式会社山本海苔店 が(株)サンリオとの共同企画商品であるHelloKitty焼きのり・味付のりを高島屋で販売したところ、ハッピ・ねじり鉢巻姿のハローキティーが描かれている缶入り商品が飛ぶように売れたと聞く。海苔の味もさることながら、缶欲しさに商品を購入した人が沢山いたそうだ。 シンガポールでもハローキティーのパワーは絶大である。

掃除に戻る。次男坊が11歳になった我が家には、かつてのようにハローキティ商品は目立つところに置かれていない。何パターンかの結婚衣装を身にまとったハローキティとダニエル達、そしてその他多くのハローキティマスコットは押入れの中で綺麗に保管されている。 お気に入りの小さなハローキティグッズは寝室にあり、他人に見られることは無い。他人に見られる可能性のあるのはハローキティの財布だけ。現在の財布はTさんにもらったものより少し大きいがキャラクターであるハローキティーそのものは目立たない。

誕生から40年を迎えるハローキティー。 我が家のオールドファンはマクドナルドの限定品より日本で販売されている40周年アニバーサリーグッズの方に興味があるようだ。

ハローキティ40周年記念ヒストリーメダル(超限定版純金製セット)1,944,000円。 マクドナルド限定版ハローキティのマスコット人形 4.95シンガポールドル。

【シンガポールニュース】 コンドミニアム、住宅面積が縮小傾向

英不動産大手Knight Frankの調査によると、新たに建設されたコンドミニアムの住宅面積は縮小傾向にあるようだ。

Knight Frankは17のコンドミニアム200戸をシンガポール金融庁(MAS) により施行された 総債務返済比率(Total Debt Servicing Ratio=TDSR)の規制導入前後で比較。

TDSR導入後は、多くのユニットタイプで住宅面積が縮小した。大型サイズ5ベッドルームでは平均住宅面積が2,035平方フィートから22.9%減の1,569平方フィートに縮小。小型サイズ5ベッドルームでも1,605平方フィートから1,505平方フィートに縮小した。2ベッドルームでも大型サイズが11.2%減の864平方フィート、小型サイズでも0.7%減の698平方フィートだった。

昨年6月29に導入されたTDSRの規制により全てのローンが収入の 60% 以内と制限されたことで、開発業者側が買い手が手頃と感じる総価格の物件に主眼を置いたことが要因とされる。また、土地・建設価格の高騰でコンドミニアムのサイズが縮小されているとの見方もある。

一方、4ベッドルームと3ベッドルームは大型サイズの平均住宅面積は縮小しているものの、小型サイズでは4ベッドルームで3.7%、3ベッドルームで5.4%それぞれ増加。これまで大型サイズの購入を希望していた買い手からの需要に反映したものと見られている。

【シンガポールニュース】 3月のチャンギ空港利用者, 2.5%減

~The Straits Times 4月25日~

チャンギエアポートグループ(CAG)が24日に発表した統計によると、3月のチャンギ空港利用者は前年同月比2.5%減の449万人だった。

同空港利用者数の前年同月比増減率は2009年7月以降、春節時期を除きはじめてマイナスに転じた。反政府デモによる混乱したタイ情勢やマレーシア航空機失踪事件が利用者減少の主因とみられる。

シンガポール-タイ間の利用者は5ヶ月連続で減少し、3月の利用者数は前年同月比で29%減と大きく落ち込んだ。また、マレーシア航空機MH370失踪事件後、中国人が東南アジアへの出向を敬遠しており、チャンギ空港利用者数にも大きな影響を与えている。

利用者数は減少したものの、チャンギ空港からの交通量は前年同月比2.5%増の29,100便を記録。1-3月期の交通量も前年同期比で4.5%増の86,300便だった。

3月の減少にもかかわらず、利用者数の今後の見通しについてアナリストは、緩やかな上昇を予想。1-3月期の利用者数は前年同期比で1.1%増の1,320万人だった。

【シンガポールニュース】 3月のインフレ率1.2%高

~The Straits Times 04月24日~

統計局(DOS)が23日に発表した3月の消費者物価指数(CPI、09年=100)は、前年同月比では1.2%高となり、過去4年で最も低水準だった2月の0.4%から上昇した。 

自家用車両保有にかかわる経費は、昨年前半と比較して車両購入権(COE)価格が安くなったことで、2月に引き続き下落し2.8%減となった。住居費は賃貸市場の弱含みにより、2月の2%から1.7%高に減少。 一方、その他の項目では、サービスが2.4%高、食品が2.9%高、ヘルスケアが3.4%高と比較的高水準で推移した。

自家用車両保有にかかわる経費と住居費を除くコア・インフレ率は2月の1.6%から2%高に上昇。 シンガポール通貨金融庁(MAS)では今年通年のコア・インフレ率を2~3%、また全体のインフレ率を1.5~2.5%と予想している。

MASとシンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)は、今後は逼迫した労働市場による国内コスト圧力がインフレの主因となるとの見通しを示した。

【シンガポールニュース】 フィリピン独立記念イベント、申請書は未提出

~The Straits Times 04月23日~

シンガポール警察によると、フィリピン独立記念日を祝うイベント開催について、許可申請書が未だ提出されていないことが判明した。

同イベント開催を主催するのはフィリピン独立記念日評議会シンガポール(PIDCS)。 6月8日に繁華街オーチャードNee Ann City Civic Plazaでの開催を予定している。

シンガポール警察によると、屋外で開催されるイベントの許可申請提出は開催日の4営業日までで、道路閉鎖が必要となる場合は関連書類とともに21日営業日前までの提出が必要とされている。

同イベントは、PIDCSによる記念行事で1980年代から毎年、Hong Lim Parkなどで開催されている。 先ごろFacebook上で、繁華街オーチャードNee Ann City Civic Plazaでの開催告知をしたところ、多くのシンガポール人から痛烈な批判コメントが寄せられた。

オンライン上での騒動は、リー・シェンロン首相やタン・チュアジン上級国家開発担当上級国務相がFacebook上でコメントするまでに発展。

リー首相は、主催者への嫌がらせや開催告知ページの無差別掲示に嫌悪感を示し、「国内における外国人人口への対策はあるものの、我々は来訪者に対し寛大であることを証明しなければいけない」と語った。

【シンガポールニュース】 スタンダードチャータード、 シンガポールマラソン冠スポンサー契約更新

シンガポール・スポーツ評議会(SSC)が主催するスタンダード・チャータード・マラソン・シンガポール(SCMS)の冠スポンサーとしてスタンダードチャータード銀行が3年間契約を延長した。

3年間の契約料は前回の975万シンガポールドル(以下、Sドル)から1050万Sドルにアップ。同銀行ニーラジ・スラループ取締役はシンガポールマラソンを商業面だけでなく、市民や地域社会と密着した大会としたいと語った。

同マラソンは国内で開催されるマラソンレースのなかで最も人気が高く、主催者側はコースの一部として新競技場Sports Hubを利用したり、著名人を呼び込んだりして大会をより魅力的なものにすることを考案中。 

2014年は12月7日に開催が決定しているが、11月22日よりSports Hubでは東南アジアサッカー選手権Suzuki Cupが開催されることが決まっているため、Sports Hubの利用は来年以降となる模様。

主催者は、コース変更など大会の詳細については7月に発表したいとしている。

SCMSは2011年に国際陸上競技連盟(IAAF)よりロードレース格付けの最高ランク「ゴールド・ラベル」ステータスを授与され、ボストン・マラソンやロンドン・マラソンといった世界の一流レースの仲間入りを果たした。

【シンガポールニュース】 介護休暇、認める企業はわずか

~The Straits Times 04月19日~

The Straits Timesが最近行った世論調査によると、企業20社のうち介護休暇を認めている企業は全体の30%以下だったことが明らかになった。 同調査による、介護休暇を認める企業のうち、実際に介護休暇を利用した被雇用者数は全体の20%以下。

娯楽企業大手、Cathay Organizationで介護休暇を利用した被雇用者はわずか15%で、今のところ多くの被雇用者が必要としていないようだ。 同社公報担当者は、「ほとんどの被雇用者は27歳以下であり、その親も若く元気である」と語った。

80,000人を雇用するシンガポール官公庁でも、介護休暇を導入した2012年以来、利用したのは10人に3人。現時点で特にこの休暇制度が必要だと思われていないようだ。

シンガポール国家経営者連盟(Singapore National Employer Federation=SNEF)が昨年、同様の調査をしたが、介護休暇を認めていた企業は調査対象300社のうち、わずか12社だった。 介護休暇については先月、国の制度化について議論がなされたが、時期尚早として却下されている。

シンガポールでは少子高齢化が社会問題となっており、2050年には65歳以上の高齢者が人口全体の32%に達すると予想されている。

【シンガポールニュース】 3月の非石油地場輸出6.6%減

~The Straits Times 04月17日~

International Enterprise Singapore (IE Singapore) が17日公表した統計によると、3月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比で6.6%減少した。

Nodxのうち、電子機器輸出の減少は20ヶ月連続で減少し、3月は16.1%減と大きく後退した。 特にIC(集中制御システム)、PC、ディスクドライブ等の外需が低迷していることが大きく影響しているようだ。

非電子機器輸出は2.4%減少。医薬品輸出と芳香族化学品輸出がそれぞれ44.6%減、43.9%減と大きく落ち込んだことが要因だ。

主要市場10カ国のうち、マレーシアと中国向け以外は減少。特に韓国向けは前年同月比30.9%減、EU向けは27.8%減、香港向けは26%減と大きく後退した。

電子機器輸出に関しては、ビジネス・コスト高騰や逼迫した労働市場によりシンガポール競争力が衰え始めているからではないかと指摘するエコノミストもいる。 Citigroupのエコノミスト、キット・ウェイツェン氏は、輸出減少傾向はコスト競争力の悪化と強いシンガポールドルに起因すると分析。

一方で、電子機器輸出の減少が輸出競争力の衰えと解釈できないとの声もある。Barclays Capitalのエコノミスト、リョン・ワイホー氏は、昨年以来、より多くの電子機器輸出が再輸出商品として分類されていることを指摘。

3月の非石油の再輸出は前年同月比18.9%増、うち電子機器の再輸出は19%増加している。