【シンガポールニュース】 eコマースビジネスの拡大で郵便小包取扱量が増加

~The Straits Times 9月30日~

シンガポールの郵便事業会社SingPostでは、eコマースビジネスの拡大により、郵便小包取り扱量が7年前と比べ2倍に増加している。

オンラインショッピングによる郵便小包取り扱量は月平均で120万個。 SingPostのeコマース関連郵便小包取扱いによる昨年度の収益は全体の4分の1を占めた。

SingPostによると、郵便小包取扱量は、特に過去2年間で大きく増加。SingPost広報は、手紙など郵便物取扱量が減少の一途をたどっている中での、世界的なeコマースビジネスの成長を、郵便事業の運営を支えるもう一つの柱として期待していると語った。

eコマースビジネスに詳しい、シンガポール経営大学のグアン・チョン講師は、楽天などインターネット総合サービスを提供している会社の参入により、オンラインショッピングがより充実し、郵送費削減や商品詰め合わせセットを提供することで小さな郵便小包の量がこれまで以上に増える可能性を示唆した。

【シンガポールニュース】 人口547万人、高齢化が深刻

シンガポール首相府傘下で、人口問題に携わる人口・人材局(NPTD=National Population and Talent Division)によると、6月末時点の人口(永住権保持者、外国人労働者を含む)は547万人で、増加率はこの10年で最低の1.3%だった。

人口増加率が鈍化したのは、外国人政策の規制で、外国人の雇用件数が減少したことが主因。 人口のうち、シンガポール市民は前年より1%増加し334万人となったが、そのうち65歳以上の高齢者の割合は前年の11.7%から12.4%に増加。

高齢者1人を支える現役世代(20~64歳)は5.5人から5.2人となり、負担が大きくなっている現状が浮き彫りになった。 

婚姻件数は昨年の23,192組から21,842組に減少。さらに出生率も1.29%から1.19%に落ち込み、人口補充出生率2.1%から遠のいており、現状では経済に与える影響も大きいと指摘する声もある。

【シンガポールニュース】 旅行や高価な食事への支出が増加

~The Straits Times 9月23日~

シンガポール統計局(DOS)による最新の家計支出に関する調査結果で、1世帯における旅行や高価な食事への支出が増えていることがわかった。

2012/13(2012年10月から2013年9月まで)の航空券代の支出は、1世帯あたり1ヶ月平均66.8Sドル、ホテル代は37Sドル、パッケージツアー代は154Sドルで、2007/08の9Sドル、27Sドル、147Sドルを上回った。

旅行への支出が増えていることに関して、Ngee Ann Polytechicで観光学を教えるマイケル・チャム氏は、消費者の多くが高等教育を受けており、旅行に関するウェブサイトが充実しているなか、個人で旅程を組めるようになったこととの関連性を示唆した。

レストランなどでの高価な食事への支出に関しては、2007/08時の108Sドルから159Sドル多い267Sドルと大きく増加した。食費全体における5年間の差額が179Sドルであることを考えれば、高価な食事への支出の伸びが突出していることがわかる。

南洋工科大学(NTU)のシャロン・ン准教授は、世帯の支出について、消費者の志向が物質的豊かさから体験型商品へと変わっている点に注目。シンガポール人消費者の多くが高等教育を受けており、収入の増加にともない物質的豊かさをすでに経験しているなかで、次なる目的は体験を通じて得られる価値の追求だと述べた。

【シンガポールニュース】 大気汚染指数(PSI)129、”Unhealth”の水準

F1夜間レース決勝が開催された21日午後9時ごろ、大気汚染指数(PSI)が129となり、”Unhealth”の水準に達していた。

大気汚染の原因はインドネシアのスマトラにおける野焼き。国家環境庁(NEA)によると、21日の衛星写真にはスマトラで64箇所、カリマンタンで73箇所で火災が発生していたことが判明。 カリマンタン南部では煙害が目に見えるほど悪化していた。

インドネシアの国家災害対策庁は週末に南スマトラ州で人工降雨による措置を実施し、火災発生場所が31箇所に減少したと伝えた。 また、ヘリコプター4機による、消火活動も実行された。

シンガポールでは、南東または南からの風が吹くことが予想される22日までは煙害が続き、PSIは”Moderate(51~100)”の高数値から”Unhealth(101~200)の低数値あたりの水準で推移するものと見られている。

NEAは、肺や心臓の病気を持っている人は、外出を控えるよう警告した。

【シンガポールニュース】 1世帯あたりの平均月収は10,503シンガポール・ドル

~The Straits Times 9月19日~

最新の家計支出に関する調査結果が公表され、1世帯あたりの平均月収が10,503シンガポール・ドル(Sドル)となり5年前の8,105Sドルから年率ベースで5.3%増加したことが明らかになった。

シンガポール統計局(DOS)によると、もっとも月収が上昇したのは下位20%の層で、1世帯あたりの平均月収は5年間で年率6.6%上昇し2,022Sドルとなった。背景にはWorkfare Income SupplementやGST Vouchersなど、政府による低所得者支援政策があると見られている。

収入の増加により、支出額も増え、1世帯あたり1ヶ月の平均支出は5年前より915Sドル多い、4,724Sドルとなり、5年間で年率ベースで4.4%上昇した。

支出の内訳で最も多いのは、住居関連で全体の30.1%を占めた。次いで多かったのは食費の26.5%で、1世帯あたり食費は1,188Sドルだった。

月収増加により、ライフスタイルにも変化がみられ、より多くの世帯で高級品、旅行、レストランでの食事などへの支出が多くなっている。

【シンガポールニュース】 陸運局、監視カメラの設置場所を増やす

~The Straits Times 9月18日~

シンガポール陸運局(LTA)は、監視カメラの設置場所を増やし、違法駐車などの取締りを強化する。

LTAによる監視カメラの設置は今年4月から。今回は新たに10地域20箇所に取り付けられる。

新たに設置される地域は、Golden Mile Food Centre付近のBeach Road、SpizeやBoon Tong Kee前のRiver Valley Roadなどで、違法駐車が絶えず、公営バスの行き来が多いところ。

LTAによると、カメラが設置される場所には、違法駐車による300Sドルの罰金や減点3が明記された標識が立てれる。

4月に監視カメラを導入して以来、交通状態は大きく改善されている。

【シンガポールニュース】 長距離格安Scoot, 2年で2500万Sドル損失

シンガポール航空(SIA)が全額出資で設立した長距離格安航空会社「Scoot」が、2年間で2500万シンガポールドル(Sドル)を損失していたことが明らかになった。

UOB航空アナリストのケイ・アジス氏は、アジア・パシフィックにおける航空市場で、航空会社の競争が激化した結果の過剰便数が影響したものと分析。

シンガポールからオーストラリア、北東アジア、東南アジア12都市への航空便は、政府デモによる混乱したタイ情勢や中国市場の低迷で大きな打撃を受けた。また、3月のマレーシア航空機失踪事件により、タイやマレーシアを組み合わせたツアー利用者が激減した。

業績に暗雲が立ち込めるなか、年内には新型でより燃費のよい中型機ボーイング787-9ドリームライナーが就航することにより旧型で運行しているScootには更なる打撃となるとアナリストは分析。 

Scootは2012年6月、中国4都市と香港、台北への便を開始。SIA全額出資ということで話題となった。 

【シンガポールニュース】 熟練労働者が不足、人件費や事業の遅れに影響

~The Straits Times 9月16日~

人材開発省(MOM)が15日に公表した最新の雇用統計によると、第2四半期は熟練労働者不足による人件費の高騰や事業の遅れが目立ち、6月末の求人数は前年同期より12,000件多い63,900件に達した。

人材紹介会社や経営者によると、エンジニア、看護師、クレーン操縦士などの中堅スタッフの求人は最も多いものの、適任者を探すのは非常に難しいようだ。 かつてこれらの職は外国人で占められていたが、外国人労働者の規制が厳しくなるとともに、求人数が増加。

人材紹介会社のPeopleWorldwideによると、現在、企業はシンガポール人の中堅クラススタッフを探さざるを得ない状況だが、多くのシンガポール人労働者が求められている技術・知識を持ち合わせていないと言う。

シンガポールクレーン協会のアラン・チャン会長は、クレーン操縦士の10人に7人が40歳以上で、月給を7,000シンガポールドルまで上げても、シンガポール人の若い操縦士を雇用するのは困難だと語った。

金融やサービス業界で働くことを希望する若者が増加するなか、エンジニア業界では、熟年のエンジニアの給料や保険は高騰の一途のようだ。

ターマン・シャンムガラトナム副首相はシンガポール人が進路を明確にできるような教育実習の総合システムを開発する委員会を設置することを明らかにしている。

In High Demand

Job Average Monthly Salary
Nurse $1,500-$4,000
Process Technician $1,500-$3,000
Automation Engineer $3,800-$6,000
Quantity Surveyor $2,500-$3,500
Construction Supervisor $5,000-$8,000
Crane Operator $1,800-$7,000
Draftsman $2,200-$3,000
Machinist $1,800-$2,500
Green Building Professional $2,000-$3,200
Building Information Modelling Specialist $4,000 onward

【シンガポールニュース】 公営住宅に機械式立体駐車場

~The New Paper 9月15日~

ホテルやコンドミニアムにすでに導入されている機械式立体駐車場が公営住宅(HDB)で初めて導入されることになった。

機械式立体駐車場が導入されるのはブキパンジャン、イシュン、チャンギの公営住宅。 これらは駐車場の数が少なく、新たな駐車スペースを確保できない地域で、試験的な導入となる。

14日には、コー・ブンワン国家開発相が機械式立体駐車場が建設されるブキパンジャンの公営住宅地を訪問。

15階立ての立体駐車場の建設費は1800万シンガポールドルで219車分のスペースを有する。 立体駐車場建設後も駐車料金は据え置きとなる見通しだ。

 

【シンガポールニュース】 欧州旅行予約が増加、為替レートでお買い得感

~The Straits Times 9月12日~

英ポンドやユーロがシンガポールドル(Sドル)に対して下落が続くなか、イギリスやユーロ圏への旅行予約が増加している。

Dynasity Travelでは欧州への旅行予約が昨年より40%増加。 購買力の強いシンガポール人旅行者には、イタリア旅行の人気が高く、高級な皮製バッグなどを購入しているようだ。

また、欧州から様々な商品を輸入している企業にとっても、輸入コストの削減につながっている。

英ポンドはスコットランド独立問題の影響で、11日には、1ポンドあたり2.051Sドルとなり、昨年11月以来のポンド安となった。 また、ユーロは欧州中央銀行が、大方の予想に反して政策金利を引き下げたことを受け1ユーロ1.63Sドルとなり、昨年5月以来の下落となった。

英ポンド、ユーロの対Sドルで年内いっぱいは下落傾向にあると予想される。