【シンガポールニュース】 7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は2.8%

~The Straits Times 11月26日~

シンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)が25日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は速報値の2.4%を上回る2.8%だった。

金融・保険、製造が好調で、特に非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比1.1%増となり、2012年以来はじめてプラスに転じた。

しかしながら通年の成長率は前年の3.9%を下回る3%と予想。また、2015年通年のGDP成長率については、2~4%内に落ち着くとみている。第4四半期のGDP成長を牽引している製造、運輸に対しても、前年同期比で下回ると予想。

2015年の世界経済情勢については、米国経済の回復に期待が持てるものの、ユーロ圏は懸念されるデフレにより回復は見込めないとしている。また中国経済に関しては、成長率は引き続き低く推移すると予想。

【シンガポールニュース】 ”大学生にとって最も環境の整った都市”、シンガポールは15位

大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社(Quacquarelli Symonds :QS)」が26日に公表した大学生にとって最も環境の整った都市(Best Student Cites)ランキングで、シンガポールは昨年の3位から順位を12落とした。

1位にランクされたのは昨年同様パリ。以下、メルボルン、ロンドン、シドニー、香港と続き、香港はアジアでNo.1にランクされた。

調査対象となる都市は人口250,000人以上で少なくとも2つの大学があることが条件。今回は116の都市が対象となり50位までランク付けされた。

今回はあらたに4つの項目を加えた18項目5カテゴリーでランク付けされた。QSの調査責任者によると、シンガポールはいくつかの項目でスコアをさげ特にスコアが振るわなかったのは大学ランキングと雇用体制だった。

これまで大学ランキングについては大学数によってスコアに違いがでなかったが、今回は大学数がスコアに表れるような基準となり、大学が3つしかないシンガポールのスコアに大きく影響したものと見られる。

【シンガポールニュース】 セレター空港、新たに規模を拡大

~The Straits Times 11月24日~

主にプライベートジェットやパイロット訓練用に利用されているセレター空港が取り壊され、新たに規模を拡大して建設される。

来年、着工予定で、小型機や離発着に時間やスペースを要するターボプロップ機の離発着に利用される。専門家によると、これら小型の飛行機は安全上、離発着時に他の航空機より広い空域が必要となる。

シンガポール民間航空局(CAAS)の広報は、チャンギ空港の離発着数や利用者の増加にともない、チャンギ空港の収容能力を最適化する必要があるコメント。

現在、チャンギ空港におけるターボプロップ機の離発着数はわずかであるが、ターボプロップ機の移管により、チャンギ空港の滑走路利用効率が高まるとされる。

【シンガポールニュース】 飲食事業、経費高騰で利益減少

~The Straits Times 11月20日~

第3四半期(Q3)は賃貸料と人件費の高騰により、飲食事業の純利益が大きく落ち込んでいる。 

現状打破に向けて、各社セントラルキッチンの強化に努めたり、業績の悪い店舗を閉めるなど対策を追われている。

TWG Teaの親会社で健康機器大手OsimのQ3の純利益も経費高騰のあおりを受け28%減少。

飲食大手Bread Talkではベーカリー部門の店舗で純利益が前年同期比6%減以上と業績が振るわなかった5店舗を閉店。また同社が経営するRamen Playでも4店舗を閉めた。これら4店舗のQ3における純利益は前年同期比10%減だった。

Ajisen Ramen、麺屋武蔵、Botejyuなどを経営するJapan Foodsでは、4-9月期に急激な人材不足に陥り、対策としてiPadセルフオーダーシステムを採用した。

また、Japan Foodsでは、一時的に日本からスタッフを呼び寄せたり、アルバイト料金や正社員の給料を上げたり対策を講じてきた。こうした動きにより、ようやく今月に入り問題解決の兆しが見えてきたという。

【シンガポールニュース】 オーチャード小売店賃貸料、アジア太平洋で7番目

~The Straits Times 11月19日~

不動産仲介業Colliers Internationalによる繁華街のの調査報告で、オーチャード・ロードはアジア太平洋地域で7番目に高い、1平方フィート当たり月額29米ドルだった。

Colliers Internationalは、賃貸料の上昇など厳しい経営環境にあるものの、東南アジア市場へのゲートウェイという役割もあり、特に国際的なブランド商品を手がける企業にとってシンガポールは引き続き魅力ある国として位置づけている。

オーチャード・ロードでも主要な小売店賃貸料は1平方フィート当たり月額36.25米ドルで前年の36.38米ドルから微減。経費高騰、利益率低下、一手不足など厳しい環境ではあるが、新規出店や外食業からの需要は高い。

スペインの婦人服のAdolfo Dominguez, 英系Cath Kidstion、スウェーデンのファッションチェーンCosなどは昨年オーチャードに新規出店を果たした。

繁華街の小売店賃貸料、アジア太平洋地域上位10位は以下のとおり。

Ranking Retail Street Monthly rent (US$ per sq ft)
1 Queen’s Road Central, Central, Hong Kong 172.80
2 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Hong Kong 167.60
3 Causeway Bay, Hong Kong 91.90
4 Ginza-Chuo Street, Tokyo 47.80
5 West Nanjing Road, Shanghai 33.80
6 Wangfujing, Beijing 30.10
7 Orchard Road, Singapore 29
8 Khan Market, Delhi 20.80
9 Tianhe District, Guangzhou 16.30
10 CBD, Beijing 13.30

【シンガポールニュース】 ASEAN地域統括本部としての魅力薄れる

欧米の多国籍企業(MNCs)はこれまで、地域統括本部としてシンガポールを選択してきたが、ここ数年変化が見られるようになった。

Ernst & Youngのパートナー、Mattew Andrew氏によると、ここ数年MNCsは企業のトップをシンガポールに残し、それ以外をシンガポールからそれほど遠く離れていないクアラルンプールや香港に駐在させる”sub-regional”傾向が強くなってきているという。

多国籍企業による「税源浸食と利益移転」(Beps)に対して、国際課税原則の変更の検討が進められているなかで、シンガポールの移転価格税制あるいはシンガポールに所属する多国籍企業への影響が憂慮されていることが主因のようだ。

経済協力開発機構(OECD)が、昨年7月に、多国籍企業によるBepsに関する15項目の行動計画をとりまとめて以来、半導体や自動車製造のMNCsは、社員を中国に近い香港で派遣させるなどの動きが活発になっている。

【シンガポールニュース】 今年のチャンギ空港利用者数は前年比1%増と予想

~The Straits Times 11月17日~

今年のチャンギ空港利用者は前年比でわずか1%増に留まり、増加率の鈍化は来年まで続くと関係者は予想している。

過去10年でチャンギ空港利用者数が前年比で落ち込んだのは世界的金融危機に見舞われた2009年のみで、それ以外が少なくとも前年比2.7%増を記録してきた。昨年は前年比5%増の5,370万人だった。

チャンギエアポートグループ(CAG)によると、今年1-9月期のチャンギ空港利用者数は前年同期比で0.9%増に留まっている。

増加率が鈍化している主因としては、主要市場のうち、中国-シンガポール間とタイ-シンガポール間の需要が引き続き低迷していることが挙げられる。中国-シンガポール間は過去12ヵ月のうち10ヵ月落ち込みがみられ、シンガポールからタイへの渡航も11ヵ月連続で減少している。

背景には、中国が1年前に格安海外旅行パッケージに設けた規制や長引く混乱したタイ情勢がある。

【シンガポールニュース】 マレーシア産野菜、一時的に価格高騰

~The Straits Times 09月10日~

マレーシアのキャメロン・ハイランドで起きた洪水の影響でマレーシア産野菜に大きな被害が生じ、マレーシア産野菜の卸価格が10%高くなっている。

今週になって、キャメロン・ハイランドから供給される野菜の量は通常の20%減となった。シンガポール農業食品家畜庁(AVA)によると、昨年シンガポールに輸入された野菜のうち44%はマレーシア産が占め、そのうちの10%はキャメロン・ハイランドから供給された。

小売店ではPrime Supermarketでキャメロンハイランド産のスイートコーンやレタスが通常の10~20%値上げされたほかは、大きな影響はでていないようだ。小売最大手FairPriceでは、これまでのところ価格に変動はないが、今後の状況を見極める構えだ。

シンガポール青果物輸出入協会(Singapore Fruits and Vegetables. Importers and Exporters Association)は、多くの輸入業者が中国などの他の輸入先からの野菜仕入れを増やすため、卸価格はすぐに通常価格に戻ると予想している。

【シンガポールニュース】 コモンウェルスゲームズ・仁川アジア大会のメダリストに$S3.44

~The Straits Times 11月12日~

今年7月と9月にそれぞれ開催されたコモンウェルスゲームズと仁川アジア大会でメダルを獲得した53選手に報奨金が授与された。

授与された報酬金の総額は344万Sドル。スポーツの国際大会における優秀な功績を称え、更なる活躍を奨励することを目的とし設立されたMulti-Million Dollar Award Programm(MAP)のもと、Singapore PoolsとTote Boardがスポンサーとして提供した。

報酬金を授与された選手のなかで最も若い13歳のジョディー・ライ選手(ヨット)は、仁川アジア大会で金メダルを獲得。報酬金20万Sドルを手にした。グラスゴーのコモンウェルスゲームズで金1個、仁川アジア大会で金1個・銀1個・銅1個を獲得した水泳のジョセフ・スクーリング選手は、今回最高額の37万Sドルを手にした。

今回53人が受け取った報酬金のうち、仁川アジア大会で手にした額の20%とコモンウェルスゲームズで手にした額の50%を、よりよいトレーニング環境を得る目的でそれぞれのスポーツ協会の資金として納められる。

【シンガポールニュース】 高島屋、秋の味覚「ジャパンフェア」開催

高島屋シンガポールで11日、秋の味覚を紹介する恒例の「ジャパンフェア」が開催された。post

今回は13都道府県からの人気特産品を販売。フリーサンプルも用意され多くの客で賑わいそうだ。

主催は高島屋地下2階で青果店を営む株式会社巨峰。現地で高まる季節食品へのニーズに反映し、出展希望者も増加。その中から厳選された食材を紹介する。

今回、「ジャパンフェア」にはじめて出展する長野県のベストアップル輸出専門組合は、長野県の大自然太陽の光をいっぱいあびて育った「サン」リンゴ3品種を用意。appleサンシナノスイート、サン名月、サン秋映の詰め合わせ3個が9.9シンガポールドルで販売されている。

同組合の二村組合長は、7月に輸出促進を目的に来星し、高島屋を訪問。主催側との交渉で今回のフェア参加をその場で決定した。シンガポールへの輸出ははじめてで、輸送方法などに細心の注意を払ってきた。ペストアップル自慢のみずみずしいリンゴを早く現地の方々に口にして欲しいと語った。

ジャパンフェアは高島屋地下2階食品売場で今月23日まで開催される。