【シンガポール】 初夏の北海道プロモーション

IMG_44626月26日から3日間、シンガポール明治屋において北海道産食品のテスト販売が実施され、販売コーナーは多くの買い物客で賑わった。

テスト販売は昨年同様、北海道貿易物産振興会による海外展開支援事業の一環として実施されたもので、道内食品製造業をはじめ7社が参加。各企業から企業研修として派遣された参加者自らが現地消費者に出展商品を直接アピールした。

現地消費者の嗜好について事前に情報を収集していたようだが、試食品を口にしてもらうことで、思ってもみなかった現地消費者の反応も見ることが出来た参加者もいたようだ。

塩辛い商品は受け入れられないと聞いていたが、意外と塩気の強い商品も人気だったというのは㈱厚岸マルスイの内山さん。5種類の商品を販売したが、塩気の強い“紅鮭のほぐし身”も3日目夕方までに完売。試食してもらって、塩辛いという声もあったが、すんなり商品に手を伸ばす消費者も多かっIMG_4458たようだ。

また、事前の調査どおり、いか味やエビ味の“豆菓子”が好評だったというのは豆菓子製造・販売の池田食品株式会社の高橋さん。ロマンス製菓株式会社の森さんも、黒ゴマ味の“ソフトキャンディー”は予想どおり現地消費者にも受け入れられたと納得の表情を見せた。

今回のテスト販売で得た消費者の生の声をもとに、シンガポールでの販路開拓に向けて、すでに第二、第三の矢を放つ計画を検討中という参加企業もあり、今後の展開に注目していきたい。

【シンガポールニュース】 歩行者天国“Pedestrian Night”、第2シリーズの詳細が明らかに

~The Straits Times 6月30日~

オーチャード・ロード商業協会(Orchard Road Business Association:Orba)とシンガポール観光庁(STB)が主催する“Pedestrian Night”第2シリーズの詳細が明らかになった。

“Pedestrian Night”は、第1土曜日午後6時から11時まで、オーチャードロードの70%を車輌乗り入れを禁止して歩行者天国とするもの。第1シリーズとして、昨年10月から6ヵ月間実施された。

今回、主催者側は路上でのイベントや道路沿いの露店などに使用されるスペースを前回より縮小すると発表。前回開催では、一晩で平均50,000人の来訪者があったが、道路沿いに並んだ露店とは対照的にショッピングモール小売店の収益には繋がらなかった。

ショッピングモール小売店の中には通常の土曜日夜より売上げが減少したところもあり、今回は買い物客をショッピングモールへ誘導することを主眼に置く。

歩行者天国“Pedestrian Night”第2シリーズの開始は7月からで開催期間は6ヵ月間となる。7月4日の“Pedestrian Night”では、Tong, Metro, Dorothy Perkinsなどを含む26店以上がプロモーション販売を実施する。

【シンガポールニュース】 ノンアルコールビール市場、今後の成長に期待?

~The Straits Times 6月29日~

4月1日から施行されている酒類販売・消費法案により、夜10:30から小売店で酒類販売が禁止されている。小売店やコーヒーショップでは、ビールの落ち込みを補う商品としてノンアルコールが注目されている。

7-Elevenでは、アサヒのドライゼロを含む2種類のノンアルコールビールを2年前に販売したが、大きな需要が見込めず、現在ではドライゼロのみ取り扱っている。

リトル・インディア同様、酒類規制区域に指定されたとゲイランでは、酒類販売のライセンスを解約した2軒のコーヒーショップで、2ヵ月前からノンアルコールのタイガービールを販売しているが、一般のビールより2ドルほど安いにもかかわらず、大きな売上げにつながっていない。

酒類販売のライセンスを持っていたときには土曜日の夜だけで、数百本のビールが売れたが、ノンアルコールビールでは同じ時間帯で1~4カートン売れるにとどまっているという。

一方、販売/流通業のAPB Singaporeでは、Tigar Maxx0.0%などノンアルコールビールの成長期待が大きいと見ているようだ。 また、小売最大手FairPriceは2種類のノンアルコールビールを2年前から販売しているが、売上げは安定しているという。

FairPrice広報によると、これらの商品はヨーロッパなどと比較するとシンガポールではまだまだこれからの新しい飲料だと捉えているようだ。

【シンガポール】 新学期初日の早朝

KAMOBSこぼれ話 Vol.119

新聞を買いに近くのコンビ二まで出かけるのが朝の日課になっている。今朝は帰りがけに、久しぶりに制服に身を包んだ子供の姿を多く見かけた。

長かったスクールホリデイも終わり、今日から新学期。眠そうな顔をした子供たちばかり。子供たちを送り出した親も同じように眠そうな顔をしていただろう。

コンビ二までの往復時間はわずか7,8分だが、気温が高いうえに、汗かきとあって、べとついたシャツが上半身にまとわりつく。額からも汗が滴り落ちてくるが、髪を短くしたので、顔・頭・首筋は思った以上に不快ではない。

学校の長期休暇も残り2,3日となったあたりから、散髪屋や美容室にはボサボサ頭の子どもと母親の姿が目立つ。シンガポールでも本家以外の店が増えている”10分カット”のヘアカット専門店でも多くの小学生の姿が。

昨日は午後7:00を過ぎても、自宅近くの美容室ではボザボザ頭がソファに腰掛けて、自分の番を待っていた。先週の木曜日に髪を切りにでかけて正解だったと思った。

男子小学生の場合、極端な言い方をすれば、“長くない”髪型なら問題はなく、実際にサイドと後ろは刈り上げがほとんどだ。それにもかかわらず、“ここをこうして”だの“ああして”だの、母親のリクエストは多い。観察していると頭のサイズ・髪の量・髪型の割には、さっさと完成しない。

朝のコンビ二までの往復で目にした男子小学生の髪型は予想どおりほぼ同じ。例外は、さっきまで自宅で一緒に朝食を食べていた我が家の愚息1人。休み気分はまだ抜けていないようだ・・・・・・。

【東南アジア市場編】 子供連れ旅行者を対象に!

★訪日外国人の観光誘致を考える Vol.10

日本政府観光局(JNTO)の調査報告によると、東南アジア主要国の訪日旅行形態は個人旅行が圧倒的で、スクールホリデーや連休には子供連れ旅行客が多くなる。

子供を喜ばせたいと、行き先にディズニーランド(TDL)、ディズニーシー(TDS)、あるいはユニバーサル・スタジオ(USJ)を選択する親は少なくない。ただ、2回目以降の観光では、子供たちをどこに連れて行ってあげたらいいものかと、あれこれ調べてみるものの結論がなかなか出せない親も少なくなさそうだ。

以前、東南アジアの国からの子供連れ旅行者を対象に聞き取り調査をしたとき、子供の意見は反映されているかどうかは別にして、次回の訪日では、まだ一度も訪れたことのない場所を回りたいという回答が多かったことを思い出す。 

今年の12月に、長期スクールホリデーを利用して日本を訪れるシンガポール人の知人がいる。昨年の12月はゴールデンルートを選択し、4人の娘とTDL、TDS、USJ全てを満喫したそうだ。

すでに6人分のシンガポール-羽田間往復チケットは購入済みだが、12日間のスケジュールは何もうまっていない。そんな知人から、先週末、子供が喜びそうな12日間の旅程を考えて欲しいと頼まれた。

とりあえず、昨年の旅程を教えてもらい、子供たちがどんなことに興味あるのか聞き出す。まずは、ありきたりだと言われそうだが、ウインターシーズンということで、雪やスキー楽しめる場所をいくつか候補として挙げる。 しかし、それ以外は、なかなかすぐには頭に浮かんでこない。

“家族旅行”というキーワードで検索するだけで、日本人向けの旅行サイトなら340万件以上がヒット。これらの情報が英語や中国語で提供されていたら自分の出る幕はないだろうと思いながら、4人娘のために情報収集に励む日々が続く。

シンガポールをはじめマレーシア、インドネシアからの訪日外客数はリピート率が高く、子供連れ家族が多い。 こうした特徴を理解し、子供連れ旅行者を対象とした観光誘致のあり方についてもより深く考えてみたい。

*KAMO CONSULTANCYは東南アジア諸国からの旅行者が求める旅程を考案するインバウンドコンサルタントです

【シンガポールニュース】 国の将来、国民の80%が楽観視

~The Straits Times 6月26日~

シンガポール国際問題研究財団(SIIA)と連携しているBlackbox Researchの調査によると、国の将来について、約80%のシンガポール人が楽観的見方をしていることがわかった。

国の将来について非常に楽観的との回答は17%、比較的楽観的だと回答は60%だった。その一方、9%が比較的悲観的、1%が非常に悲観的と回答した。

また調査では、今後50年でシンガポールが向き合うべき大きな問題として、人口問題・過密問題との回答が全体の38%と最も高く、少子高齢化や外国人流入に対する関心の高さを示した。

また、全体の31%が安定した政治や統治をどのように維持するかという点にも、注目していることがうかがえた。

【シンガポールニュース】 シンガポールがベスト貨物・物流輸送海港に選ばれる

6月24日、香港で開催されたアジア・フレイト、ロジスティック&サプライチェーン・アワード(Asia Freight, Logistics and Supply Chain Awards :AFLAS)でシンガポールがベスト貨物・物流輸送海港に選ばれた。

AFLASは、貨物運輸業界において、コスト競争力・貨物運輸料金制度・施設整備・貨物取扱量などの評価指標で優秀とされた海港を称える賞で、シンガポールは27回目の受賞となった。

シンガポール海事港湾庁(MPA)アンドリュー・タン所長は、今後も出資者と綿密に協力することで、国際ハブ港としての競争力を高めていきたいと述べた。

MPAは、引き続き港の許容量を拡大することを計画しており、今週、パシル・パンジャン港の第3フェーズ第4フェーズの立ち上げが開始される。これにより今後、年間の取扱い貨物量は50万TEUsにまで増加する見込みだ。

2014年のシンガポール海港における取扱い貨物量は33.9万TEUsだった。

【シンガポールニュース】 消費者物価指数は7ヵ月連続で減少、5月は0.4%減

~The Straits Times 6月24日~

統計局(DOS)が23日に発表した5月の消費者物価指数(CPI、14年=100)は、前年同月比0.4%減となり、7ヵ月連続で減少した。 

インフレ率がマイナス圏内で推移し続けている期間としては、世界的金融危機のあった2009年以来6年振りの長期にわたる。

5月のマイナス・インフレは、原油安や住宅市場・自動車市場を抑制するローン規制が主因。加えて2015年度予算の執行も牽引したものと見られている。

項目別にみると、前年同月比で住居・光熱費がは3.8%、家庭用耐久財が2.0%、ヘルスケアが0.3%減少し、食品と運輸がそれぞれ1.8%増、0.9%増に留まった。この結果、自家用車両保有にかかわる経費と住居費を除くコア・インフレ率が前年同月比0.1%増となり、前月比0.4%減となった。

シンガポール通貨金融庁(MAS)では、通年のコア・インフレ率を0.5~1.5%と予想しているが、今後数ヶ月インフレ率が0%あるいはマイナス圏内で推移した場合は、通年のコア・インフレ率の予想を下回る結果となりそうだ。

パッケージデザインの重要性

小売用加工食品を持参し食品輸入業者を訪問する食品メーカーに同行すると、業者が小売商品のパッケージデザインについてダメ出しする場面に遭遇することがある。

デザインと言っても、言葉の表記とか色彩の問題ではなく、パッケージを見ただけで、現地消費者が内容物を理解できるようなデザインになっているかどうかが問われる。内容物がわからないような小売用加工食品は消費者が手にしてくれないという。

シンガポールでは様々な「わさび味」商品が定着しているが、随分前に、日本で販売されていた「わさび味」の商品を輸入業者に勧めたところ、パッケージに「わさび」のイラストは要らないと指摘を受けた。現地消費者が「わさび」そのものを知らないし、「わさび」がメインの商品ではないからだというのが理由だった。

小売用加工食品の場合、その内容物は外から見えない商品が多い。スーパーマーケットなどの店頭では、カテゴリー別に商品が陳列されているが、ほとんどの商品がパッケージをみれば内容物がわかるようなデザインになっている。

パッケージデザインは、不必要な情報を省いて、シンプルで且つ強烈に商品を知らせるものでなければいけない。 いったん店頭に陳列されれば、フェアでない限り、わざわざ商品説明をしてくれる人はいない。パッケージが商品を紹介する役割を担う。

「飲食店における3秒ルール」というのがあるらしい。外見、バナー・ポスター、または展示されたメニューレプリカを見て3秒以内に何を提供している飲食店なのか理解させないと新客が獲得できないという話らしい。小売用加工食品に置き換えれば、パッケージを見て3秒以内に商品を理解させることとなるが・・・・・・。

3秒内とは言わないが、消費者がパッケージを見ただけで、どんな商品なのかが分かるようなパッケージデザインを考えていきたい。

【シンガポールニュース】 民間住宅価格、今後2年は更なる下落か

仏系BNPバリパ銀行は22日、シンガポールの民間住宅価格について、今後2年間は現在の水準から更に10%下がるとの調査報告を公表した。

BNPバリパ銀行は、シンガポール政府は不動産市場を抑制する負債総額サービス比率の上限緩和には前向きではないとしたうえで、市民は可処分所得の更なる低下に直面すると分析した。

また、同銀行は、初期段階での低利設定により、今後の利率の上昇ペースが賃金上昇ペースを上回り、現在の負債総額サービス比率では多くの世帯で不動産ローンが組めなくなると指摘。

シンガポールでは2013年中頃のピーク時以降、民間住宅価格は5.5%下落。特に、高級民間住宅の価格は大きく下落した。