【シンガポールニュース】 小学校卒業試験前日、煙害の影響を懸念

~The Straits Times 9月30日~

小学校卒業試験(PSLE)を明日に控え、煙害が悪影響を及ぼさないか多くの親が懸念している。 先週24日は煙害により大気汚染指数(PSI)が300を超え「危険」レベルとなり、25日は島内の小中学校が休校となった。

教育省(MOM)はPSIが「危険」レベル内の場合は、試験日程が延期される予定だと発表。PSIは「危険」レベルに達していないものの引き続き不健康値を超えてた状態が続いている。

MOMは煙害が長引いていることから、屋外で行う体育などの授業を屋内に制限するよう学校側に指示。 生徒の健康管理を重視し、教室に空気清浄機を導入している学校もあるようだ。学校側はPSLEにおいても、万全を期す構えだが、全ての小学校に空気清浄機が導入されていないとの懸念もある。

子供たちがPSLEに向けて準備をしてきているので、予定どおりの日程で試験が行われることを望んでいる親も、一方でPSIが「危険」レベルに達した場合は、PSLEの延期もやむをえないと考えているようだ。

PSLEに関しては、試験結果(点数)により入学できるScondary School(中学校)が決まるなど、「試験」偏重主義を懸念する声があがっており、将来の進路にも大きく関わってくる試験だけに子供だけでなく、親にも大きな重圧となっている。

【シンガポールニュース】 競馬、国際G1の2レースの廃止を決定

~Channel NewsAsia 9月28日~

シンガポールターフクラブは28日、国際レースのシンガポール航空インターナショナルカップ(SIA Cup)とクリスフライヤーインターナショナルスプリント(KFIS)を継続しない意向を明らかにした。

賞金総額300万シンガポールドルのSIA Cupは2000年に創設され、2002年に国際G1レースに格付けされた。一方KFISは賞金総額100万シンガポールドルの国際レースで2001年に創設され、2009年に国際G1に認定された。

シンガポールターフクラブは、シンガポール競馬を国際的イベントに押し上げ、国内競馬のステイタス向上に十分貢献してくれたとし、2つの国際レースが求められた役割を十分果たしてくれたと述べた。

また、シンガポールターフクラブは、1880年に創設された伝統のシンガポールダービーや1924年に創設のシンガポールゴールドカップ(G1=ローカルグレード)など主要レースの開催に関しては、今後も前向きに取り組んでいくという。

【シンガポールニュース】 狂犬病が流行で、マレーシアからの犬・猫輸入を禁止

シンガポール農業食品家畜庁(AVA)は、マレーシア国内3州で狂犬病が流行していることをうけ、業者が犬・猫をマレーシアから輸入することを禁じた。

マレーシアではペナン州、プルリス州、ケダ州で狂犬病が流行。メディアの発表によると、犬が噛み付く事故が39件発生し、そのうち10件が狂犬病によるものと確認された。人に死にいたったケースは報告されていない。

AVAはマレーシアにおける狂犬病リスクのカテゴリーを”C”(リスク管理ができて感染率が低い)から”D”(リスク状況未確認)に上げ注意を呼びかけている。これにより個人で犬・猫をマレーシアから輸入する場合も、輸入前に狂犬病ワクチンを接種することが求められ、輸入後の隔離検査期間も長くなる。

マレーシアで前回狂犬病が発生したのは1999年。マレーシア当局は狂犬病が流行する中、900匹以上の野良犬を処分した。

【シンガポール】 空気清浄機

KAMOBSこぼれ話 Vol.123

インドネシアのスマトラで発生している野焼き火災。煙が風に乗ってシンガポール島内を覆う煙害が深刻化し、先週の金曜日(25日)は島内の全小中学校が休校となった。大気汚染指数(PSI)が「危険」レベルに達したことを考えれば当然の決定だ。

今年の煙害は指数以上に煙臭い。目や喉の調子が悪いのもそのせいか? 一昨日の土曜日から日曜の夕方頃までは、随分と煙臭さも薄れたものの、夜になると一変し家の中まで煙臭くなった。小学校卒業試験(PSLE)目前に、月曜日はまたもや休校かと期待する次男はネットでPSIをチェック。学校からの通知もなく本日はいつものように朝早く登校した。

本日、はじめて来星された日本人出張者に空港でN95型と呼ばれるマスクを渡した。事前に煙害のことを伝えてはいたが、空港をでる際、予想以上の大気汚染に面食らったかのようだった。数値こそ「危険」レベルには達していなかったが、本日は昼前から曇り空に煙がかかり、いつも以上に視界が悪かった。午後5時ぐらいにはライトを点けないと運転ができない状況だった。

予想以上の煙臭さに言葉少な目な出張者。宿泊先に到着した頃には雨が降り出し、これで少しは煙害が和らぐのではと期待した。つい数時間前までの煙臭さはほぼなくなったように感じたが、済んだ空気の日本からお越しになった出張者には、煙臭さは残っていたようだ。

「こんな煙臭い日がつづくと、空気清浄機が飛ぶように売れるんじゃないですか?」とビジネスチャンスを得たような表情の出張者。

飛ぶように売れているかどうかは別として、ビジネスの匂いをかぎつけることに長けているシンガポール人が空気清浄機に目をつけないはずはない。 気のせいかもしれないが、今年は新聞広告による空気清浄機の紹介の頻度も高い。また、郵便受けのチラシも空気清浄機のものが多く見受けられる。営業マンから空気清浄機を買わないかという電話も2度あった。

夕食からホテルに戻った出張者から、すぐに電話があった。

「部屋がなんとなく変な匂いがするんですけど、フロントに空気清浄機を持ってきてと頼んでいただけませんか?」

残念ながら、出張者が泊まるホテルには空気清浄機がなかった。 出張者が滞在する木曜日まで、煙害が悪化しないことを祈っている。

【シンガポールニュース】 PSI「危険」レベルで小中学校が休校に

~Channel NewsAsia 9月24日~

教育省(MOE)は24日、大気汚染指数(PSI)が「危険」レベルに達したことを受け、25日(金曜日)は島内の全小中学校を休校とすると発表した。ヘン・スイーキート教育相は、大気汚染が深刻化しており、用心のための処置であると述べた。

ヘン教育相は、共働きの家庭が、学校で子供の面倒を見てもらうことを可能にするため、教師は学校で待機すると付け加えた。生徒は学校内の図書館や指定の場所で過ごすことになる。また、学校内の学童保育は引き続き、利用できるにするとした。

合わせて、25日に行われる予定だった”O Level”の音楽の試験は9月29日に延期となった。その他”O Level”の試験や近く行われる小学校卒業試験(PSLE)についても、PSIが「危険」レベル内の場合は、試験日程が延期される予定だ。

PSIは24日午後7時に3時間平均数値が313と今年初めて300を超え「危険」レベルに。午後11時の3時間平均数値は317に上昇した。24時間平均数値は226-279となり今年もっとも高い数値となった。

【シンガポールニュース】 駐在国としての評価、シンガポールが1位

~Channel NewsAsia 9月23日~

HSBCは23日、駐在国の評価をランキング形式で公表した。 それによると、駐在先としてシンガポールが1位に選ばれた。

HSBCは39ヵ国の駐在員を対象に調査を実施。「キャリア展望」、「福利」、「生活の質」、「家族との定住」の観点からランク付けを依頼した結果、21,950人から回答を得た。

全回答者の79%がシンガポールの経済を最も高く評価したのをはじめ、59%がキャリアを行かせる場所として、また53%が新たなスキルを習得できる場所として高く評価した。

また、全体の65%がシンガポールへの赴任以来、子供の健康と生活の質が向上したと回答。また、物価は高いが教育の質が非常に高いと評価。

調査結果では、全回答者85%がシンガポールを起業をする上でも環境面の整った優れた国であることに同意。

海外駐在員からの評価が高い駐在国、
1位 シンガポール
2位 ニュージーランド
3位 スウェーデン
4位 バーレーン
5位 ドイツ
6位 カナダ
7位 オーストラリア
8位 台湾
9位 アラブ首長国連邦
10位 スイス

※HSBC survey

【シンガポールニュース】 チリクラブのジャンボ・グループが新規株式公開

~The Straits Times 9月22日~

レストランチェーンのジャンボ・グループが新規株式公開(IPO)により資金を調達し、ビジネス拡大を狙う。今後2年間で、買収、合弁、提携を通じてシンガポールと中国で新たに4店舗ずつ開業する予定だ。

最高経営責任者であるアン・キアムメン氏は、今後もこれまでなかったような高級レストランやカジュアルダイニングを手がけていくと意欲的だ。 また、同グループは本部事務所、セントラルキッチン、研究開発部のための土地取得を計画している。

ジャンボ・グループは、1987年にアン・キアムメン氏の父であるアン・ホンナム氏がイーストコースト・シーフード・センターに「ジャンボ・シーフード・レストラン」を開業したことをきっかけに成長。チリクラブやペッパークラブが人気となり、2002年から2008年までに4店舗開業した。

また同グループは、骨肉茶(バクテー)で有名なレストラン「ン・アー・シオ・バクテー」を経営するン・アー・シオ・インベストメンツの主要株主となり、マリーナ・ベイ・サンズにバクテーのレストランを出店した。2013年には中国に進出し、上海で「ジャンボ・シーフード・レストラン」を開業。

シンガポール・シーフード・リパブリック店や由〇ラーメンも運営しており、国内では14店、中国では2店の飲食店を経営。正社員数は今年3月時点で728人。昨年の売上げは前年比28%増の11,240万Sドル。今年は前期で前年同期比11.4%増の6,217万Sドルを記録し、純利益は556万Sドルだった。

【シンガポールニュース】 盲導犬訓練が国内で可能に

~The Straits Times 9月21日~

シンガポール盲導犬協会(GDAB)が資格を有する訓練士を確保したことにより、国内での盲導犬訓練が可能となった。これまでは盲導犬が必要な場合、希望者はパートナーである愛犬とともに海外の施設で訓練を受けなければならなかった。

昨年10月に夫の赴任にともない来星したザラ・リネハンさんは、英国で7年間盲導犬訓練士として活躍。今年1月にGDABに参加し、出張型サービスを提供している。

リネハンさんの最初の仕事は豪州生まれのラブラドールレトリバーのジョーディー(オス2歳)の訓練だった。リネハンさんは、盲導犬に育てるためには服従訓練が最も大切で、ハーネスが装着されたときの責任を犬に覚えさせなければならないという。

20日、GDABでは、訓練を修了したジョーディーと飼い主のゲーリー・リムさんのために卒業式が行われた。 現在、シンガポールでは7頭の盲導犬が活躍している。GDBAのベネッサ・ローGMは、まだまだ大型犬に対して恐怖心持つ人が多いが、目の不自由な人をサポートする盲導犬が認知度がたかまることを期待したいと述べた。

【シンガポールニュース】 F1開催で、レースコース周辺のホテルは満室

~The Straits Times 9月18日~

18日から開催されるF1シンガポールGPで、金曜日からの3日間は、レースコース周辺のホテルが満室となりそうだ。 

煙害で大気汚染指数(PSI)が不健康値を超える日が続いていたが、F1シンガポールGPのスポンサーであるシンガポール航空(SIA)が15日にレースを予定通り開催すると発表したことを受け、ホテル予約のキャンセルなども発生していないという。

特にレースコースとなるマリーナベイ・ストリート周辺では、パン・パシフィック、マリーナ・マンダリン、リッツ・カールトン、ミレニア・シンガポールなどで満室が予想される。

790客室を有するパン・パシフィックホテルでは、煙害による予約キャンセルはないものの、宿泊客の健康をまもるためN95マスクを配布したり、PSIが150を超えた場合には野外プールを閉鎖するなど対策を講じるという。575客室を有するマリーナ・マンダリンでは、煙害にも関わらず、団体や企業による予約が過去2年より上回ったようだ。

1,261客室のスイソテル・ザ・スタンフォードと769客室を有するフェアモント・シンガポールでは、昨年と同じような予約状況で、レースが観戦できる客室の宿泊料はともに1泊1,450Sドル以上で設定された。

F1シンガポールGP開催中は、マリーナベイ・ストリート周辺以外のホテル予約も難しくなっており、スコッツロードのロイヤル・スコッツやオレンジ・グローブ・ロードのシャングリラホテルなどはすでに予約で満室だという。

【シンガポールニュース】 リー首相、NTUC FairPriceを社会事業の模範と絶賛

~The Straits Times 9月17日~

16日、スーパーマーケット最大手NTUC FairPriceが流通センターと最先端技術を兼ね備えた商業施設FairPrice Hubを開業した。 

FairPrice Hubは、総合交通の拠点となるMRT(大量高速鉄道)ジュー・クン駅に隣接する商業施設で、3億5,000万シンガポール・ドルを投じて建設された。

9月11日の総選挙以来はじめての公式行事として開業式に参加したリー・シェンロン首相は、同スーパーマーケットを社会事業の模範だと称えた。また、新たに設けられた労働者訓練施設や生産性の高める自動化オペレーション導入についても絶賛した。

新しい流通センターに導入された最新の収納検索システムにより処理速度は25%速くなる。これにより1時間に10,000カートン、1日で120,000カートンの処理を可能にし、生産性もこれまでの2倍となる。

NTUC FairPriceはリー・クワンユー初代首相のもと、1973年、生協として営業を開始。開業当初の公約どおり庶民の生活安定を目的として食品雑貨を低価格で販売することを実現してきた。 

店舗数は系列の店舗も含め約300店。低価格の自社ブランド商品1,000アイテムを維持するだけでなく、700,000以上のメンバーに払い戻しや配当金を提供してきている。