【シンガポールニュース】 蚊が繁殖した家庭に200Sドルの罰金

~Channel NewsAsia 2月29日~

3月14日より、蚊の繁殖が見つかった家庭には一律200Sドルの罰金が科せられることになる。

現在の罰金対象はデング熱感染者の多い地域内で蚊の繁殖がみつかった家庭のみだが、今後は島内全土の家庭が対象となる。 今年はデング熱感染者が多いだけでなくジカ熱の脅威にもさらされていることが背景にある。

マサゴス・ズルキフリ環境・水資源相は28日、蚊の繁殖撲滅運動のセレモニーで、全ての家庭が蚊の繁殖を防ぐよう努める必要があると強調。

シンガポール環境庁(NEA)によると、今年は高めの気温、より多くの蚊の繁殖、またデングウィルスのタイプが変化していることなどから、デング熱感染者が30,000人に達する可能性もささやかれている。 これは過去最悪だった2013年の22,170人を大きく上回る。

NEAは1月、調査した12万6,000ヵ所のうち、約1,900ヵ所で蚊の繁殖を確認。2月20日までの1週間で593人の感染者が確認された。

【シンガポールニュース】 「パスポート自由度ランキング」、シンガポールは5位

~Channel NewsAsia 2月25日~

英系コンサルティング会社の「ヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)」が24日に発表した「パスポート自由度ランキング」でシンガポールと日本のパスポートが同じ5位にランクされた。

ヘンリー&パートナーズは毎年、国際航空運送協会の協力のもと指数化したHenley & Partners Visa Restrictions Indexをもとに各国のパスポートの自由化をランクキングにして発表している。

シンガポールのパスポートを保持している市民は、ビザを必要とせず入国できる国が173カ国で、昨年の169カ国から4カ国増えた。

2016年のインデックスで1位にランクされたのはドイツのパスポートで、ビザ無しで入国できる国は177カ国。2位にランクされたのはスウェーデンのパスポートで、176カ国にビザ無しで入国が可能。 

前年トップにランクされた英国のパスポートでビザ無し入国が可能なのは、175カ国にとどまり、フィンランド、フランス、イタリア、スペインのパスポートとならんで3位にランクされた。

調査対象となったのは199のパスポートで、219国・地域を範囲内とし、218をトップスコアとしている。 ランク最下位はアフガニスタンのパスポートで104位。 ビザ無しで入国が可能な国数はわずか25カ国だった。

【シンガポールニュース】 2015年、通年の経済成長率は2.0%

~Channel NewsAsia 2月24日~

シンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)は24日, 2015年通年の経済成長率が2%であったことを発表した。通年の経済成長率が低水準だったのは世界的経済危機に見舞われた2009年以来。

2015年通年の経済成長率は前年の3.3%から大きく後退し、1月に発表された速報値(2.1%)も下方修正された。

経済成長率を支えたのは、卸売り・小売業と金融・保険だった。 第4四半期の経済成長率は12月の製造業生産が前年同月比で大きく落ち込んだのを受け、事前予想の2%を下回る1.8%にとどまった。前期比では季節調整済みで6.2%上回った。

Standard Chartered銀行のエコノミスト、ジェフ・ン氏は、建築、健康、教育という国内向けの産業を見る限り、経済成長は穏やかな伸びを見せているが、製造など国外向けの産業が経済成長率全体を低調にしていると述べた。

【シンガポールニュース】 DBS銀行、2016年の雇用と賃金上昇率を制限

~Channel NewsAsia 2月23日~

東南アジアで資産において最も大きな銀行であるDBS銀行が、世界情勢の先行き不安を反映して雇用と賃金上昇率を制限する。

DBS Group HoldingsのPiyush Gupta社長は22日、2016年の売上は7-8%増が見込まれるが、これは2015年の好成績ではずみがついた結果だと分析し、売上ベースで経費の算出をする必要があると説明した。

DBS Groupが昨年雇用した人員は1,000人以上。 今年は雇用件数は昨年をかなり下回るものと予想される。

また、同日DBSは、昨年第4四半期の純利益が前年同期比20%増加し、10億シンガポール・ドルに達したことも合わせて発表した。

【シンガポールニュース】 若年層の肥満が深刻化、糖尿病のリスク高まる

~The Straits Times 2月22日~

疫学者による最新の統計で、肥満人口の増加を背景に、人口全体における糖尿病患者の割合が上昇傾向にあることが明らかとなった。

成人で糖尿病を患う確率は1992年の8.6%から2010年には11.3%に上昇。さらに2015年には12.9%となり今後も上昇するとの見方が強い。

Saw Swee Hock School of Public Healthのチア・キーセン学長は、今年25~34歳になる成人が65歳までに糖尿病を患う確率は34%におよび、糖尿病リスクを高めている肥満の防止を強化する必要性を示唆した。

同学長は、40歳未満の運動不測による肥満傾向は加速しており、20代成人は社会人となり生活スタイルが一変することが60代以降の健康に大きな影響を与えることを十分理解する必要があると強調した。 運動不足になりがちでありながら、食べ物の摂取量が変わらなかったり、逆に収入を得ることでこれまで以上の摂取量となることに警鐘を鳴らした。

さらに深刻なのは、肥満の低年齢化で、教育相の調べでは学生の肥満率が2000年の10%から2014年は12%に上昇。 健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は、中学、専門学校、高等専門学校に保健師を派遣し、健康教育・保健指導を通じて疾病の予防や健康増進などの活動を強化している。

また、HPBは小・中学校の食堂で栄養バランスのとれたセットメニューを提供し、幼少時から栄養バランスのとれた食生活を身につけることで、肥満児の割合を抑えるプログラムなどにも取り組んでいる。

【シンガポールニュース】 緊急通報件数は前年比6.5%増, 高齢化社会を象徴

~The Straits Times 2月19日~

シンガポール市民防衛庁(Singapore Civil Defence Force、SCDF)によると、昨年、救急車の出動を求める緊急通報件数は前年比6.5%増の16万5,853件だった。

緊急通報件数は過去5年間で毎年平均5%増加。 なかでも65歳以上の高齢者が関わる通報が増加傾向にあり、全体の40%を占めた。

また、高齢者が直接、緊急通報した件数は2014年の5万7,931件から6万2,051件に増加し、SCDFでは高齢化社会を象徴するものであり、今後もこの傾向は続くとみている。

SCDF医療部ヤジズ・アブドラ部長は、通報件数は年間5%増加していけば15年後に倍増することになるが、それに対応する供給源を同じ比率で増やすことは不可能だと指摘。

さらに、同部長は緊急を要しない場合は、まず近くの病院等で医師の診断をあおぐことを奨励した。 非緊急でありながら緊急通報された件数は、一昨年の倍以上の6,480件におよんだ。
 

【シンガポールニュース】 1月の非石油地場輸出(Nodx)、前年同月比で9.9%減少

~The Straits Times 1月18日~

International Enterprise Singapore (IE Singapore) が17日公表した統計によると、1月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比9.9%減で、前月比では7.2%と減少した。

Nodxは主要市場10カ国・地域のうち、EUとマレーシアを除いては全て減少。なかでも中国からの需要が予想以上に低下し、対中輸出が25.2%減と過去7年間で最も大きく落ち込こんだ。 中国の輸入は12月の7.8%減に続き、1月は18.8%減と減速に歯止めがかかっていない。

DBS銀行のアイヴァン・シャー氏は、中国の経済低迷は世界経済に悪影響を及ぼすが、とりわけ小さな開放経済であるシンガポールへの影響は大きいと指摘した。

アナリストは、世界貿易は昨年より減速しており、1月のNodxの結果についても想定内としているが、再輸出(石油を除く)が前年同月比12%減だった点には懸念を抱いているようだ。

【シンガポールニュース】 市民行事目的に、中央ビジネス地区の車輌乗り入れが規制に

~The Straits Times 2月17日~

市民のための活動の場とする目的で、シンガポール中央ビジネス地区(CBD)の一部の車輌乗り入れが規制される。 試験的に2月28日から7月までの6ヶ月間、毎月の最終日曜日に実施され、閉鎖された道路では様々な催しが行われる。

シンガポール政府は、車の少ない持続可能社会へのシフトを目指しており、ローレンス・ウォン国家開発相も16日、今回の試験的試みにより政府ビジョンを1歩前進させる取り組みになることへの期待をブログで綴った。

2月28日には、Car-Free Sunday SGと銘打って、午前7時からウォーキング・ジョギング・サイクリングのイベント用に、National Gallery Singapore前から4.7キロの区間の道路が開放される。イベントのため、Padan Roadから Fullerton Roadまでは同日午前7時から9時まで閉鎖。またShenton WayとRobison Roadも部分的二閉鎖される。

ヨガや折り紙のイベントをはじめ、多くのストリートパフォーマンスも開催され、St. Andrew’s RoadとStamford Roadの一部が午前中いっぱい閉鎖され、Connaught Driveは午後7時まで閉鎖される。

CDBが選ばれたのは、午前中の交通量が少ないことと、公共の交通手段を利用して容易にアクセスできるなどの理由によるという。

【シンガポールニュース】 航空機のエンジンなど、3D印刷技術で製造

~The Straits Times 2月16日~

シンガポール科学技術研究庁( A*STAR )主催の航空宇宙技術リーダーシップフォーラムが15日に開催され、3Dプリンターで製造された燃料ノズルが新製品のひとつとして紹介された。

Singapore Airshow 2016のオープニングセレモニーで開催された同フォーラムでは、世界中から、航空宇宙産業界を牽引する350社が参加し、将来的な技術革新について議論された。

GE・アビエーションは3D印刷の技術を利用することで製造を可能とした一体形燃料ノズルを紹介。 通常、航空機のエンジンにある燃料ノズルは18のパーツからなり非常に複雑な構造をしているが、一体形燃料ノズルは従来のノズルより5年ぐらい使用期間が長くなると期待されている。

GE・アビエーションは、シンガポールにおいて新たに研究開発センターなどに1.1億米ドルを投資するなど、最新技術を駆使した製品開発に力を入れる。

シンガポールでは、すでに数年前からロールス・ロイスとA*STARが共同で3Dプリンターを利用した航空機などのエンジンパーツを研究開発。今後は製造開発において世界のリーダー的役割を担うことが期待されている。

【シンガポールニュース】 楽天がシンガポールなどのオンラインショッピングモールを閉鎖

~The Straits Times 2月14日~

楽天グループは12日、東南アジアにおけるビジネスモデルを見直し、CtoCのアプリケーションをリリースする計画を明らかにした。東南アジアでのオンラインショッピングモールは閉鎖されることになる。

シンガポールのサイトでは来月から新規購入が不可能となるが、同国は引き続き地域統括本部として維持されるという。

シンガポールでは12日に、現地スタッフ30人に突然解雇が告げられた。 マレーシア、インドネシアと合わせると、解雇されたスタッフは150人におよぶ。解雇通達が旧正月から5日目というタイミングだったことが波紋を呼んでいる。

シンガポールでは、旧正月を15日間祝う習慣があり、労働組合側は通常はこのおめでたい時期に企業が解雇通告をしないようにと呼びかけている。 

また、解雇の手続きが非常に早かったことについても、Singapore Human Resources Instituteのエルマン・タン所長から、スピードが求められるオンライン事業ならではと揶揄された。

一方で、緊縮方針をとるのは、世界経済成長の減速や国内経済の条件を考慮した動きであり、企業が地位固めに動くさいの人員削減はやむを得ないとの見方も強い。