【シンガポールニュース】 競争力ランキング、シンガポールは4位へ後退

~The Straits Times 5月31日~

IMD世界競争力センター30日、今年の国際競争力ランキングを発表した。 世界経済の低迷と国内における経済構造調整の難航を背景に、シンガポールは昨年の3位から1つランクを落とし4位となった。

上位3カ国は、昨年の2位から1つランクを上げた香港、昨年4位からランクを2つ上げたスイス、そして昨年1位のアメリカ。

IMD世界競争力センターの主任エコノミスト、クリストス・カボリス氏は、調査結果からシンガポールでは経済減速と回復力後退の兆候がみられたという。また、今回ランキング1位の香港や2位のスイスように著しく改善した点が見られなかったのもランクを下げた要因となったようだ。

カボリス氏は, シンガポールは経済的な成功をおさめたが、近隣諸国の問題を無視できない状況にあるとしたうえで、特にアジアや東南アジアは中国の経済成長の減速やオイル価格により、経済的に大きな影響をうけていると指摘した。実際、ランキングにおいても台湾、マレーシア、インドネシア、韓国の国際競争力は昨年から大きく落ち込んだ。

国際競争力ランキングを確定するため、IDMは、経済動向、行政の効率、事業効率、インフラの4分野340項目を分析し、企業幹部5,400人から聞き取り調査を実施した。

World Competitiveness TOP 10

Economies 2016 2015
Hong Kong 1 2
Switzerland 2 4
United States 3 1
Singapore 4 3
Sweden 5 9
Denmark 6 8
Ireland 7 16
Netherlands 8 15
Norway 9 7
Canada 10 5

Souces:IMD

【シンガポールニュース】 世界初、熱帯環境でデータセンターを運営

~Channel NewsAsia 5月30日~

ヤコブ・イブラヒム通信・情報相は30日、世界初めとなる熱帯環境でのデータセンター(Tropical Data Centre;TDC)を今年第3四半期から試験的に運営することを発表した。

摂氏38度、周囲湿度90%以上の環境でデータセンターが最適に機能するか調査する。 一般的にデータセンターを安全に運用するため、屋内の温度は20~25度に冷却し、周囲湿度は50~60%に保たれているため、エネルギー費用が高くつく。

2012年には、島内全体のエネルギー需要の7%がデータセンター運営に費やされた。データセンターの拡張にともない2030年にはエネルギー需要全体の12%が必要になると算出されている。

シンガポール情報通信開発局(Infocomm Development Authority of Singapore:IDA)によるとTDCではデーターセンターが通常必要とする消費電力の40%を削減できるとしている。

ICT 2016のフォーラムで、イブラヒム通信・情報相は、実験が成功すれば空調・冷却設備に頼ることなくデータセンターが機能することを証明し、設置場所についても地理的問題が緩和され、同時にエネルギー削減も実現できると語った。

【シンガポールニュース】 シンガポール初バンジータワーがSiloso Beachに建設

~Channel NewsAsia 5月27日~

バンジージャンプ企画運営のAJ Hackett Internationalは27日、シンガポールで初となるバンジータワーの建設に着工したことを明らかにした。

高さ50メートルを誇るバンジータワーはセントーサ島のSiloso Beachに年末までに完成する予定。

新アトラクションには高さ47メートルのジャンプ台があり、2つのグループが時速100kmでスピードを競い合う、「ジャイアント・ダブル・スウィング」が備え付けられる。

また、セントーサ島のバンジータワーは世界で初めて、スタティックロープに支えられタワーのシャフトを44メートル垂直に地面に向かって歩く”Vertical Skywalk”も開業する。

AJ Hackett International、オープニングに先駆けて、限定チケットを競売にかける予定であることを明らかにした。

【シンガポールニュース】 「ポケモンカフェ」がブギス・ジャンクションにオープン

~Channel NewsAsia 5月26日~

5月27日、「ポケモンカフェ」がブギス・ジャンクションにオープンする。海外初のオープンとなる同カフェは7月31日までの期間限定。

昨年パルコ渋谷店で2ヵ月間開催され、人気を博した「ポケモンカフェ」の世界観をそのまま再現。 渋谷店で人気だった13のメニューを提供する。

また、バッグやバッジなどのポケモングッズや最新のポケットモンスターXYコミックを販売するグッズショップも併設される。さらに開催期間中に人気キャラクターのピカチュウが来訪予定。

パルコのライGMは、「ポケモンカフェ」を皮切りに人気キャラクターをテーマにしたカフェを2、3ヶ月の期間限定で開催していく計画があることを明らかにした。

シンガポールでは5月12日に、世界ではじめてとなる24時間営業のハローキティ・カフェがチャンギ空港でオープンしたばかり。今後、ますます人気キャラクターをテーマにしたカフェが注目を集めそうだ。

【シンガポールニュース】 1~3月期の国内総生産(GDP)成長率は1.8%

~Channel NewsAsia 5月25日~

シンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)は25日に発表した1~3月期の国内総生産(GDP)成長率は1.8%で、通年予想の1~3%を維持。

前期比では季節調整済みで0.2%となり、前期6.2%から大きく落ち込んだ。

製造産業は、船舶構造物と精密機器の不振が響いたものの、前期の6.7%減少から改善し1%減少だった。MTIによると、海運関連とオイル・ガス関連の設備・機器の製造生産が減少した。

卸・小売産業では、卸業がふるわず、前期の6.8%から大きく落ち込み1.8%にとどまった。 また、運輸・倉庫は前期のマイナス0.9%からマイナス0.4%に改善したものの、コンテナ輸送が9.0%減と落ち込んだ。

【シンガポールニュース】 eコマース市場、2025年には54億米ドルに成長

~Channel NewsAsia 5月24日~

政府系投資会社テマセクとGoogleは24日、共同で地域内の各種市場について調査結果を発表。そのなかで、シンガポールのeコマース市場は2025年には54億米ドルに成長し、2015年のカジノ市場の40億米ドルを上回ると予想。

2015年の調査では、シンガポールのeコマース市場は小売市場全体の2.1%を占める10億米ドルで、東南アジアで最大規模だった。 2025年には小売市場全体の6.7%を占め、シェア率では8%のインドネシアに次ぐ。

また、調査報告では、スマートフォンを使った配車サービスを手がける「Uber(ウーバー)」や「Grab(グラブ)」などのライドシェアリングサービス市場の規模についても触れ、シンガポールでの市場は2015年に8億米ドルで地域全体では25億米ドルだったと公表。2020年には地域全体の市場規模は136億米ドルと予想。

加えて、インターネット市場について、東南アジアは2億6,000万人のユーザーを持ち、世界でもっとも急成長している市場であることが明らかになった。ネットユーザーは2020年までに4億8,000人までに増加し、市場規模は2025年までに2,000億米ドルに達すると予想。

【シンガポールニュース】 MOM,労働力人口の調査を実施

~Channel NewsAsia 5月23日~

シンガポール人材開発省(MOM)は、5月23日から7月31日まで、約33,000世帯を対象に労働力人口の調査を実施する。

労働力人口・非労働力人口や人口統計・経済情報などデータを入手し、MOMの指針やプログラム作成に役立てることを狙いとする。

無作為に選ばれた家庭には郵便で通知が届く。回答に際しては、MOMのオンラインシステムあるいは、電話のどちらかを選択することができる。

電話による連絡が不可能な家庭には、直接調査スタッフが訪問することもある。

【シンガポールニュース】 鉄道システムを強化、SMRTとNTUが共同で研究所を開設

~Channel NewsAsia 5月20日~

鉄道会社SMRTは20日、鉄道システムの強化を目的に南洋工科大学(NTU)と共同で研究所を開設すると発表。 投資総額は6,000万シンガポール・ドル。

鉄道運営とエンジニアリング事業を一体化したSMRT-NTU Smart Urban Rail Corporate Laboratoryでは互いに補足しながら主に2点についての研究を実施する。

一つ目として、想定される問題を事前に素早く的確に阻止するため、検知方法やモニターシステムを強化する。レールやレールの結合部の破損などを検知するモニタリングシステムなどをより高性能なものに開発する研究が実施される。

2つ目は、過去の事故など徹底的に究明し、列車の状況を分析し最上級のサービス運営を維持するためのソフトウェア開発にも挑む。 列車の車輪とレールとの摩擦や構造上の消耗などを検知・分析する解析ツールなどの開発ついての研究が実施される。

研究所はNational Research Foundationがサポート。鉄道運営に関する初めての研究所では、100人の学生、35人の大学院生、60人の研究者にトレーニングを実施する。

【シンガポールニュース】 乗用車の欠陥に関する苦情件数、最多はBMWの9件

~The Straits Times 5月19日~

4月末までの1年間で、乗用車の欠陥に関する苦情件数がもっとも多かったのは9件のBMWだったことが、シンガポール消費者協会(CASE)のまとめで明らかになった。

苦情件数で2年連続トップだったフォルクスワーゲンは5件で、メルセデスベンツ、トヨタ自動車とならんで2位。4件のマツダが5位にランクされた。 CASEによると、全ての苦情は正規ディーラーに寄せられたもの。

販売台数1,000台当たりの苦情件数もBMWが2.55件で最多。フォルクスワーゲンは1.64件でメルセデスが1件だった。マツダとトヨタはそれぞれは0.76件と0.58件で割合は低かった。

新車車両の欠陥に関する苦情は42件で、その3分の2をヨーロッパメーカーが占めた。苦情内容は、冷却装置、ギアボックス、ブレーキの欠陥や運転中のノイズなど多岐にわたった。

【シンガポールニュース】 メイド社会に影響か? インドネシアが派遣を規制

~The Straits Times 5月18日~

インドネシア政府は海外で働く家政婦(メイド)の派遣について、これまでの雇用者宅での住み込みを許可しないなど新たな規制を導入する。  

インドネシアでは、海外で働くメイドの保護を目的に2012年から派遣のあり方について議論されてきた。 新制度は早くて来年早々に実施される予定で、宿舎での生活や明確な就労時間と休日の設定も求められる。

インドネシア人材省のスス・ヒンダルノ労働者派遣担当は、住み込みメイドの派遣を禁止する一方で、メイド希望者には料理・育児・高齢者介護の研修を施し、より高い技術を身につけたメイドの派遣を実現すると主張した。

新制度は既に海外で住み込みで働いているメイドは対象外。 住み込みで働くことを希望するメイドは同条件での就労を継続できる。今後は派遣先の国と協議し、新制度を導入する予定だというが、シンガポール人材開発省はインドネシア当局から具体的な情報提供はないとしている。

シンガポールにはインドネシア人メイドが最も多く派遣されており、現在125,000人が働いている。 新制度が導入されれば混乱は避けられそうにない。