【シンガポールニュース】 電気自動車タクシー会社、登録台数を増やす

~The Straits Times  1月15日~

UberやGrabの市場参入によりタクシー台数が減少傾向にあるなか、電気自動車(EV)タクシーを運営するHDT Singapore Taxi社は、登録台数を800台増やし市場シェアの拡大を図る。

HDT Singapore Taxi社は、政府支援のもと2016年にEVタクシー会社を設立。陸運庁(LTA)からタクシー会社運営の特別免許を取得し業務を開始した。現在の登録台数は100台で、「調査のための特別車両」として非課税対象となっている。

同社は、LTAに一般のタクシー会社として業務申請した。LTAの認可を受けると、登録台数を増やすことは可能だが、8年間の政府支援プログラムは失効となり登録車両は通常の税金対象となる。

ジェームス・ン社長は, 400台で運営した場合、経費を相殺する十分な収益を生み出すことができるとし、すでに融資のオファーがあることも明らかにした。EVタクシー運転手には固定給1,900Sドル(月額)が支給されるだけでなく、売上がノルマである7,250Sドルに達した場合は月給が3,200Sドルとなる。

一般のタクシー運転手らは、ノルマの売上達成はほぼ不可能だと冷ややか。また、現状では充電スタンド数が不足していることやフルで充電の走行距離が350Kmであることなど課題も少なくないと指摘する声もある。

シンガポールではタクシーの登録台数が減少傾向にあり、昨年11月末時点での登録台数は前年同期比15%減の23,439台だった。