【シンガポールニュース】 BTO住宅の中古物件価格、過去3年で2.8倍に

~The Straits Times 7月7日~

ある程度の申し込み予約数が確保された時点で建設が開始されるBTO(Build-To-Order)公営住宅の中古物件価格が高騰している。過去3年における中古物件の平均価格は2.8倍の566,880Sドルだった。

中古売買件数が最も多いのは、センカン地区で2005年に建設が始まり、2009年から入居可能となった4ルームの物件。公営住宅の中古物件が大きく下落した昨年でも、500,000Sドルを超える物件が多く、最低価格で取引された物件でも初期販売価格の2倍にあたる410,000Sドルで取引された。

センカン地区の4ルーム公営住宅についで、中古売買件数が多いのはポンゴル地区で2007年入居可能となった4ルームBTO住宅。昨年は平均販売価格が449,208Sドルに下落したが、これまでの平均価格は484,577Sドルで、2003年当初の販売価格の2.5倍を維持。

専門家によると、公営住宅の過去10年における中古物件の価格指数は90%上昇しているが、そのなかでもBTO中古物件は大きな上昇を示しているようだ。その理由として関係者は、元々が公的基金からの援助を受けていたので初期投資としては比較的安い物件だったことや、BTO住宅が建設時には町が未開発であったところ、開発が進み利便性が増したことを挙げている。