【シンガポールニュース】ノジマ、シンガポール小売り大手にTOB

東南アジアでの事業拡大を目指す家電量販大手のノジマは18日、シンガポールの家電・家具小売り大手のCourts Asiaに対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株当たり0.205ドルで、16日のCourts Asia株価終値を35%上回るもの。

ノジマは子会社Nojima Asia Pacific Pte.Ltd.を通してCourts Asiaの発行済株式総数の全株式を対象とした公開買付けを実施する。発行済み株式の50%超の取得を目指す。Courts Asiaの発行済み株式の約74%(382百万株)を所有するシンガポール・リテール・グループ(SRG)はすでに公開買い付けへの応募に同意している。

東京証券取引所上場しているノジマは、主に消費者向けデジタル家電製品を販売する製品小売チェーンであり、世界中に8000人以上の従業員を擁する。2018年3月時の時価総額は14億ドル、売上高は61億ドルだった。

ノジマはCourts Asia買収後、相乗効果、スケールメリット、費用対効果、コスト効率を念頭に、東南アジアでの展開について戦略と運営の面から見直しを図る。