【シンガポールニュース】就業支援延長など継続的なサポートに80億Sドル

~CNA 8月17日~

ヘン・スイキャット副首相兼財務相は8月17日、閣僚声明で就業支援スキーム(JSS)の7ヵ月延長などに80億Sシンガポール(約6,200億円)を投じると発表した。

今回の追加経済対策では、JSSの期間延長(最長で2021年3月まで)のほか、新型コロナで最も打撃を受けている業界へのさらなるサポート、成長分野での雇用サポートを強化する。

JSSでは、成長の見込みがない事業に労働者を閉じ込めるリスクを回避するため、現行の給与補助率を下げ、コロナによる悪影響の度合いに応じて業界ごとに差をつける。航空、観光業界への補助率を50%とする一方、バイオ医療や金融など業績が堅調な業界の補助率を10%に抑え、年末で打ち切る。

閣僚声明では、成長分野での雇用サポートを目的としたJobs Growth Incentive (JGI)の立ち上げも発表された。10億Sドル(約770億円)が計上される同スキームでは、バイオ医療、金融、ICT、公的医療、介護分野などの雇用促進をサポートする。

シンガポール経済は新型コロナウイルスの悪影響が続いており、今年通年の国内総生産成長率は5~7%縮小するとみられている。