【シンガポールニュース】 購買担当者指数, 2ヵ月連続で上昇

~The Straits Times 7月3日~

6月の製造業全体の購買担当者指数(PMI)は、前月から0.2ポイント上昇し50.4となり、2ヵ月連続で前月を上回った。

PMIは今年4月まで5ヵ月連続で前月を下回ったが、5月に50.2と上昇に転じた。シンガポール経済の5分の1を占める製造業は、継続的なリストラ、ビジネスコスト上昇、シンガポールドル高を背景に大打撃を受けてきた。

6月のPMIが上昇したのは、国内注文が増加したことが主因。また、製造業全体の3分の1を占める電子機器産業のPMIが5月の49.8ポイントから50.3ポイントに上昇し牽引した。

OCBCエコノミストのセレーナ・リン氏は、電子機器産業に関しては、今年に入ってから安定感を欠いているので、引き続き注視が必要だと述べた。

UOBエコノミストのフランシス・タン氏は、最新のデータで見る限り上向きの兆候は見られるものの、4月5月は製造・海外注文ともに不振だったこともあり、まだまだ楽観視はできないとしている。

PMIはシンガポール購買原材料管理協会(SIPMM)が150以上の企業を対象に調査した結果を数値化したもので、指数50を基準として、それ以上であれば生産量が伸びていることを表し、それ以下であれば生産量が減少していることを表す。