【シンガポールニュース】4月のPMI、2008年11月以来の低水準

~CNA 5月4日~

購買原材料管理協会(SIPMM)が5月4日に公表した統計によると、4月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月から0.7ポイント減少し、44.7ポイントとなり2008年11月以来の低水準を記録した。

景況感の改善と悪化の分岐点となる50を3ヵ月連続で下回った4月は、新型コロナウイルス感染拡大防止策のCircuit Breakerが発令されたこともあり、新規受注、新規輸出、在庫が急速に減少した。

部門別では電気機器部門のPMIが前月から1.3ポイント減少し、2008年12月以来もっとも低い42.8ポイントだった。

SIPMMのソフィア・ポー開発担当は、事例証拠から、新型コロナウイルスによる世界的な封じ込み対策により、多くのメーカーが注文のキャンセルに対処していると述べた。また、シンガポール国内のCircuit Breaker対策の延長により、サプライチェーンの環境が大きく悪化したと指摘。

OCBC銀行のセリーナ・リン氏は、政府が早急に発表した支援予算案が景気後退の下振れリスクの緩和に役立ったが、Circuit Breakerが解除され経済活動が再開されたとしても、今年後半は米中二国間の関係悪化により国内経済に逆風にさらされる可能性もあると予想した。