【シンガポールニュース】NUS研究者が触覚を再現する人口皮膚を開発

~CNA 8月3日~

シンガポール国立大学(NUS)で材料工学を研究しているベンジャミン・ティー准教授が触覚を再現する人工皮膚の開発を進めている。

現在開発中の「Electronic Skin」は義肢使用者が、物体の存在を確認するだけでなく、手触り、温度、痛みなども感じることができる人口皮膚として医学界から大きな注目を集めている。

同人口皮膚は100個の小さなセンサーで構成され、サイズは約1平方センチメートル。ティー准教授によると人間の神経系よりも早く情報を処理することができ、20~30の異なる感触を認識でき、点字も90%以上の精度で読み込むことができる。

7月に開催されたデモでも、ストレスボールとプラスティックボールの「柔らかさ」と「硬さ」を正確に検知。今後研究を重ねるなかで、AIアルゴリズムにより人口皮膚の学習能力を高めていく。

「Electronic Skin」のコンセプトについて、ティー准教授は英語スター・ウォーズのルークスカイウォーカーが右手を失い、ロボットのような義肢に置き換えられ、再び触覚を取り戻したシーンに触発されたという。