【シンガポールニュース】ファミリービジネス企業、事業成長を楽観視も戦略的計画が必要

~The Straits Times 11月14日~

PwCが行った「ファミリービジネスサーベイ2018」によると、シンガポールのファミリ-ビジネス企業の多くが事業成長について楽観的であるものの、事業継続について戦略的な計画が出来ていないことが明るみとなった。

シンガポールのファミリービジネス企業の89%は今後2年間の事業成長を期待すると回答しており、アジア・パシフィックや世界全体平均の84%を上回った。同族継承については63%が役員とし迎え入れることを望んでいる(アジアパシフィック48%、全世界43%)。また上級幹部に向け入れたいとするファミリービジネス企業は全体の53%だった(アジアパシフィック38%、全世界36%)。

一方で、公式な事業継承を計画している企業はわずかに8%(アジアパシフィック12%、全世界15%)で、中期的事業計画を打ち出している企業も34%(アジアパシフィック43%、全世界49%)にとどまった。

PwCン・シュウ・クアン氏は、シンガポールのファミリービジネス企業が今後直面する最大の課題として、リスク軽減・デジタル化/技術革新・継承計画などの中期的な戦略計画を挙げた。

また、ファミリービジネスでは、ビジネスと家族を強く結びつけると同時に今後の成長戦略にも繋がる強い家族観や野心的な目的を書面化しているシンガポールのファミリービジネス企業は全体の3分の1だったことが調査報告で明らかにされた。