【シンガポールニュース】配車サービス大手Grab、従業員数を3,000人に倍増

~The Straits Times 3月29日~

東南アジアで最大の配車サービスGrabは、来年の本社移転にともない、シンガポールのスタッフを3,000人に倍増させる。

Grabはアセンダス不動産投資信託が開発するビルのリース契約(11年間)を締結。契約条件には5年間の更新オプションも盛り込まれている。ビルの全面積を占めることになり、推定床面積は42,310平方メートルで、費用は1億8,120万ドル。

Grab最高経営責任者(CEO)のアンソニー・タン氏は29日の起工式で、「新しいオフィスビルにより、スタッフ3,000人によるGrabチームを一同に集約できる」と、リース契約と増員を長期投資の確証だと述べた。

Grabは,SoftBank Group CorpのVision Fundを含む投資家から、東南アジアにおけるオンデマンドサービスのワンストップショップになるための支援として、45億ドルを資金調達を実施。昨年は、域内におけるUber Technologies Incの事業を買収した。

Grabはまた、バンガロール、北京、ホーチミン市、ジャカルタ、クアラルンプール、シアトル、シンガポールの研究開発センターにデータサイエンティスト、人工知能研究者、エンジニアなどの技術者1,000人の増員を計画している。

開業から7年のGrabは現在、世界中に6,000人の従業員を擁している。

【シンガポールニュース】シンガポール、パスポートランキングで1位に返り咲き

~Channel NewsAsia 3月28日~

英系コンサルティング会社の「ヘンリー&パートナーズ(Henley and Partners)が28日に発表した「パスポート・ランキング」でシンガポールは日本、韓国とともに1位にランクされた。

現在シンガポール、日本、韓国のパスポートで、“ビザなし”あるいは“到着ビザ”で入国できるのは189ヵ国。アジア3カ国のパスポートについてHenley and Partnersは、アジアの力強い成長と世界への影響力の強さを表していると述べた。

2位にランクされたのはドイツで、ウズベキスタンからの査証免除を受けて、“ビザなし”あるいは“到着ビザ”で入国できるのは188ヵ国となった。

デンマーク、フィンランド、フランス、イタリア、スウェーデンの5カ国が187ヵ国で3位、ルクセンブルクとスペインは4位でした。

【シンガポールニュース】賃金格差、女性は男性より13%低い

~The Straits Times 3月27日~

求人サイトGlassdoorの調査によると、シンガポールの女性の収入は男性の収入より13%低く、賃金格差の背景には一部で男女間の差別も垣間見られることがわかった。

Glassdoorが27日に発表した調査報告書によると、男女間の賃金格差全体の約60%は説明がき、うち45%は学歴や経験によるものであり、16%が従事する産業や職業の違いによるものとみられる。

賃金格差の理由として説明がつかない部分に関して、Glassdoorは、国際企業か否か、男女間の交渉の差、あるいは目に見えない被雇用者の性格などによる職場での偏見の可能性も考えられると分析した。

調査はシンガポール人の被雇用者5,000人を対象に実施され、年収では女性が男性より10,000米ドル少ないという結果になった。

男女間の収入の差は、年齢、役職、勤務地などを考慮すると5.2%までに下がり、米国や英国と同水準となるが、豪州などの国と比較すると格差はまだまだ大きい。

【シンガポールニュース】世界で最も忙しい国際航空路線はシンガポール – KL路線

~The Straits Times 3月26日~

航空データを提供するOAGが26日に発表した「Busiest Routes 2019」によると、世界でもっとも利用数の多い国際線ルートは2年連続でシンガポール-クアラルンプール間だった。

同レポートによるランキングは、昨年3月から今年2月までの2都市間のフライト数に基づいたもので、シンガポール-クアラルンプール間の1日の就航数は84便で、年間30,187便に上った。年間就航数が次いで多かったのは香港-台北間で28,447便。さらにシンガポール-ジャカルタ間も3番目に多い27,046便を記録した。

就航数が多い国際線ルート上位3位は昨年と変わりなく、アジア圏内15のルートが世界トップ20のなかにランクされた。

OAGアジア・パシフィック営業部長のMayur Patel氏は、「多くの航空会社にとって戦略的なハブとしての役割を担う香港に加えて、シンガポール、クアラルンプール、およびジャカルタはアジアの新しい“ゴールデントライアングル“となり、米国の主要ハブ、ボストン、ニューヨーク、ワシントンに類似している」と述べた。

【シンガポールニュース】地場系建設会社、廃棄物を使用した持続可能な建設資材を開発

~The Straits Times 3月25日~

国内の工業・商業地区の開発・管理をに担う法定機関JTCコーポレーションと地場系建設企業Samwohコーポレーションが、建築・産業廃棄物から処理されたリサイクル資材の開発および利用を促進する目的で覚書を交わした。

覚書締結により、建設業界のイノベーションを牽引する目的で持続可能な建設資材の拡大に向けた研究および事業開発へ経営資源を共有する。また、覚書にはSamwohコーポレーションが、Kranji Reservoir近くに新たに建設する4階建ての本社ビルにリサイクル資材が使用されることも盛り込まれた。

調印式に出席したチー・ホン・タット通産担当大臣は、覚書締結でシンガポールが持続可能なものづくり技術分野で大きな役割を担うことになるとし、政府も新しい技術を試すための機会を提供していくと述べた。

また通産担当大臣は、「適切な方法であれば、リサイクル材料の使用と環境に優しい対策の採用が適切な方法で行われれば、コストはかからない。自社の建物での持続可能なリサイクル資材を使用するSamwohの取り組みが、それを実証する例となる」と加えた。

【シンガポールニュース】観光局、特定分野の専門家を特別観光ガイドに認定

~The Straits Times 3月22日~

シンガポール観光局(STB)は22日、食、自然、遺産など特定分野の専門家を特定分野観光ガイドに認定するスキームを本格的に開始した。

同スキームは、観光客のニーズと興味を満たすようカスタマイズされたツアーの需要が高まっていることから、昨年10月に試験的に開始され、これまでフードブロガーとして有名なMiss Tam Chiakをはじめとする特定分野の専門家32人にArea Tourist Guide licenceが交付された。

専門分野のガイドになるためには、STBへの申請が必要となるが、一般的な観光ガイドの資格を取得することなくガイド業務に携わることが可能となる。

特別観光ガイド認定スキームが本格的に発表された日に、鳥かご製作所の見学ツアーに同行したチー・ホン・タット通産担当大臣は、同スキームは特定分野に興味を持つ観光客の増加に合わせて、シンガポールの遺産、文化、生活様式を紹介して広めることに貢献するだろうと話した。

同スキームは、地元産業の活性化につながるとして期待されており、昨年の5月から10月にかけて開催されたSTBのツアーデザインチャレンジによって、今年新たに16のローカルツアー開催される。

【シンガポールニュース】CaféAsia 2019で、域内のレストラン協会が覚書締結

シンガポールの主催企業Conference & Exhibition Management Services Pte Ltd(CEMS)が開催する国際展示会CaféAsiaが21日にマリーナベイサンズエキスポ&コンベンションセンターで開幕した。コーヒーやお茶に特化した東南アジア最大級の展示会として30ヵ国から220企業が出展した。

展示会場では世界の様々なコーヒー豆、カカオ豆、茶葉のトレードショーとして注目度が高いイベントで、国内外から7,000を超えるバイヤーが来場。今回からシンガポール・レストラン協会が共催としてRestaurant Asiaも同時開催され、出展対象品も食品・食材から加工機、ケータリング機器、包装、食器類まで幅が広がった。

オープニングセレモニーでは、シンガポール、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムのレストラン協会が覚書(MOU)に調印し、Asean Restaurant Associationを設立した。飲食産業のアセアン市場への拡大を図るとともに、イノベーションや興味深い原料・調理方法などを共有し、協会員に利益をもたらすビジネス関係を構築する。

オープニングセレモニーに出席したチー・ホン・タット通産担当大臣は、「域内の飲食産業は競争の激化により利益を圧迫して生産性に影響を及ぼしているが、MOU締結により、生産性向上だけでなく高付加価値化と高収益化の実現も支援していく」と述べた。

【シンガポールニュース】車両購入権発行数減少で落札価格が上昇

~The Straits Times 3月20日~

車両購入権(COE)入札が20日に行われ、二輪車を除く全てのカテゴリーで落札価格が前回を上回った。

自動車輸出入業協会のマイケル・リム会長は、5-7月のCOE発行数が2-4月期より減少するとの予想から、ディーラーが入札を急いだとみている。

COE発行数は四半期ごとに、登録解除された車両台数によって決定される。リム会長は過去2カ月の登録解除件数が減少していると指摘した。シンガポール陸運庁(LTA)の統計によると1-2月期の登録解除台数は前年同期の5,480台から4,690台に減少。Yong Lee Seng Motorのレイモンド・タン社長によると、10年の登録期間が過ぎても更新手続きする自動車保有者が増えていると推測した。

小型車(カテゴリーA)の落札価格は、前回より1.3%増の26,659Sドル。カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上)前回より6.6%増の39,401ドルだった。落札価格の上昇率が最も高かったのは大型車が対象となるカテゴリーE(オープンカテゴリー)で、前回より9%上回わる41,000Sドルだった。

落札価格
カテゴリー 3月20日 3月06日
カテゴリーA(排気量1600cc以下で130馬力以下) 26,659 26,309
カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上) 39,401 36,961
カテゴリーC(商業車、バス) 27,021 27,010
カテゴリーD(バイク) 3,469 3,602
カテゴリーE(オープンカテゴリー) 41,000 37,620

【シンガポールニュース】シンガポール、中国の貿易減速に対して3番目に脆弱な国

 ~The Straits Times 3月19日~

ムーディーズインベスターズサービスは、アジア・太平洋地域でシンガポールが香港、モンゴルにつぎ、中国の貿易減速に対してに3番目に脆弱な国であるとランク付けした。

調査対象23ヵ国・地域のうち、シンガポールのような貿易主導型経済が米・中間の緊張にもっとも影響を受けやすく、電気機器製造における中間製品は特に中国経済の減速により大きなダメージを被る可能性がある。

ムーディーズは、貿易主導型で中国市場に大きく依存しているモンゴル、シンガポール、韓国、ベトナム、香港では2019年のGDP成長が大きく減速すると予想。

中国の実質GDPは2019年、2020年は6.0%で推移するとみられ、域内の輸出や経済成長は弱まるものとみている。

【シンガポールニュース】2月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比4.9%増

~The Straits Times 3月18日~

シンガポール企業庁(Enterprise Singapore)が18日公表した2月の非石油地場輸出(Nodx=石油輸出・再輸出を除く輸出)は、131億8,670万Sドルで前年同月比4.9%増だった。4カ月ぶりに増加に転じた。

2月はブルームバーグによる事前予想1.6%減を上回り、1月の前年同月比10.1減から大きく改善した。エコノミストはEnterprise Singaporeによる統計値をいい兆候で受注の安定化を示している一方で成長の持続に関しては不透明だと述べた。

UOBのエコノミスト、バマバス・ガン氏は、1月と2月の平均値をとると2019年最初の2ヶ月で2.6%の縮小を示し、前年同期の3.5%増から減少している点を指摘した。同氏は特に電子輸出はこの1年間ほぼマイナスであることも付け加えた。

同氏は、特に電子輸出はほぼ一年間マイナスとなっていると付け加えた。