【シンガポールニュース】8月の非石油地場輸出、前年同月比8.9%減

~The Business Times 9月17日~

シンガポール企業庁(Enterprise Singapore)が17日公表した8月の非石油地場輸出(Nodx=石油輸出・再輸出を除く輸出)は、エコノミストの事前予想10.6%減より下げ幅が小さい前年同月比8.9%減少に留まり、二桁減少は5カ月連続で止まった。

8月のNodx下落は、7月の11.4%減より改善し、6年振りの低迷を記録した6月(17.3%減)からは2ヵ月連続で緩和した。また前月比(季節調整済み)でも7月の3.5%増に続き、8月も6.7%増と2ヵ月連続で増加した。

8月の電子機器輸出は7月の24.2%減に続き、前年同月比25.9%下落。 集積回路(32.1%減)、パーソナルコンピュータ(28.6%減)およびディスクメディア製品(11.9%減)の低迷が続いた。

しかし、OCBC銀行の財務調査および戦略部責任者セリーナ・リン氏やメイバンク・キムエンのエコノミスト、チュア・ハクビン氏とリー・ジュイ氏は、電子機器輸出に関しても、前月比では2ヵ月連続で伸びており、8月は1日以来もっとも増加したことから輸出不振に底打ちの兆候がみられるとの見解を示した。

ただ、8月のNodx改善の主因が金の輸出増だっただけに、エコノミストの間では、自律的景気後退自律的景気後退(techinical recession)を回避できるかどうかは意見が分かれた。

Nodxは非電子機器輸出も前年同月比2.2%減少に留まり、前月の6.7%減少から改善した。