【シンガポールニュース】AI推進の一環として2025年までに入国審査を完全自動化

~The Straits Times 11月13日~

Singapore FinTech Festivalおよび Singapore Week of Innovation and Technology conferenceに出席したヘン・スイキャット副首相は13日、5つの主要な国家AIプロジェクトの1つとして国内全ての入国審査を完全自動化することを発表した。

”Smart Nation”プロジェクトを加速させるための組織”Smart Nation and Digital Government Office”によると、国家AIプロジェクトは迅速に結果が得られ、社会的および経済的利益を提供できるとして、国境警備の他、物流、医療、教育、不動産管理で進められる。

検問所でのセキュリティークリアランスは、2025年までに指紋・顔・虹彩認識による完全自由化となる。国境でAI導入は、旅行者の入国審査を速やかにするとともヒューマンエラーを減らす。さらに入国審査官は、より綿密な調査が必要な入国者に焦点を合わせるなど、効率化の向上にも繋がる。

チャンギ空港ターミナル4では、入国審査を速やかにするために顔認識装置を設置した結果、最大20%の人員削減と業務効率化を達成したと報告された。

【シンガポールニュース】甘味飲料の広告規制も消費者支出に影響なし

~The Straits Times 11月12日~

調査会社のフィッチ・ソリューションズは、甘味飲料の広告が規制されても消費者の支出には影響しないとの調査報告を発表した。

企業レベルでは2017年にシンガポール国内の主要な飲料水メーカーが、2020年までに飲料の糖度を12%削減することを合意。10月の甘味飲料の広告規制発表後も、製品の調整など対応に追われている。

フィッチ・ソリューションズは、消費者の観点では今回の保健省の決定が広告規制に留まったことで、今後の商品動向に大きな変化は見られないと予想した。

実際、ここ最近の消費習慣でも、より糖分の低い甘味飲料にシフトしているだけで、甘味飲料全体の消費は落ち込んでいないという。

フィッチ・ソリューションズは、甘味飲料で代表的な炭酸飲料の消費は2019~2023年にかけて1人あたり平均1.5%成長し、一人あたりの消費額は年間37米ドルに達すると予想している。

【シンガポールニュース】統一QRコードで医療費支払いが可能に

~The Straits Times 11月11日~

DBS銀行は11日、国内すべての公立総合診療所、病院、専門医療センターで統一QRコード(SGQR)による電子決済を来年末までに可能にすると発表した。

SGQRによるデジタル支払い方法は段階的に導入される予定で、第1フェーズとして月曜日から27の公立病院、専門医療センター、総合診療所で利用が開始される。

DBS銀行は3つの公的医療クラスター、National Healthcare Group(NHG)、National University Health System(NUHS)、Singapore Health Services(SingHealth)がSGQRを導入することを支援する。

同銀行によると、現状では患者5人に1人は現金やチェックで医療費を支払っている。同銀行のラオフ・ラティフ氏は、高齢化が進む中、SGQRでの決済を導入することは、様々な年齢層に電子決済を利用してもらうきっかけに繋がると話した。

【シンガポールニュース】携帯財布YouTrip運営会社がタイに進出

~The Straits Times 11月6日~

マルチ通貨モバイルウォレットYou Tripを運営するYou Technologies Group Limitedは5日、タイのカシコン銀行とのパートナーシップを通じてタイに進出したことを発表した。

この提携により、カシコン銀行のユーザー1,160万人は同銀行のK PLUSアプリからYouTripへの登録が可能となる。同銀行では年間40万人の登録者を見込んでいる。

You Technologies Group Limitedの共同経営者カエキリア・チュー氏は、カシコン銀行との大きな相乗効果に期待。同氏は銀行とフィンテックのパートナーシップを通じて新しい市場に進出することは、タイでYouTripのようなサービスが求められていることの証だと述べた。

カシコン銀行は、バーツ高、旅行商品のプロモーション、海外への直行便増加などによりタイにおける海外旅行市場は拡大しており、外国為替市場に大きなメリットをもたらしているとYou Tripに期待。

You TripはMastercardとEZ-Linkを提携し2018年8月にサービスが開始された。シンガポールではこれまでダウンロード数が40万、処理数1000万を記録している。