【シンガポールニュース】NUS医学生、患者安全をバーチャルトレーニングで学習

~The Straits Times 8月5日~

新型コロナ予防策として社会的距離の確保が求められている中、シンガポール国立大学(NUS)の医学部では患者安全の学習にバーチャルトレーニングゲームを導入した。

PAtient Safety aS Inter-Professional Training(PASS-IT)と呼ばれるゲームは、医学生1,500人に手術室での適切な手順を習得させることを目的に医学部で開発された。

大学にはバーチャルトレーニング・ステーションが12あり、さまざまな医療シナリオ別に15分のゲームがあり、医学生は標準の手順を実行するよう求められている。

PASS-ITでは、患者の同意を確認して本人であることを確認する方法や、手術器具の正しい取り扱い方法、チームメンバーが誤って自分を切ってしまった場合に何をする必要があるかなどを説明。

本来、医学生は臨床で医者の行動を観察し患者安全の知識を習得するが、新型コロナの影響で現在はこうした実践学習が除外されている。臨床上の制限があるなか、大学側は医療現場で起こりうることを学習できるツールとしてPASS-ITの役割を重要視している。