~The Straits Times 9月1日~
通信事業最大手Singtelは9月1日、5Gの試験サービスを開始した。国内ではStarHubに続いて2社目。
Singtelは5G対応のスマートションを使用する最初の20,000人に3ヵ月無料でサービスを提供する。通信エリアは国内中心部と南部の特定地域だが、使用期間中に対象範囲を拡大していく。
Singtelは、通信速度は、使用するデバイス、人口密度、その他の環境要因に応じて200Mbpsから1Gbpsとなる。
6月のモバイル分析会社Opensignalのレポートによると4Gダウンロード時の通信速度はSingtel、StarHubともに58Mbpsだった。5Gの高速化により3GBのムービークリップは平均約40秒でダウンロードされ、4Gより10倍速くなる。
Singtelのユエン・クアンムーン氏は、新型コロナウイルスにより、仕事や学校教育でのデジタルサービスへの依存度が劇的に高まっており、5Gは「ニュー・ノーマル」における生活を大きく変えるものになると述べた。