【シンガポールニュース】教育省、学校と保護者間のモバイルアプリを導入

~The Straits Times 1月2日~

オン・イエクン教育相は2日、学校と保護者のコミュニケーション向上を目的としたモバイルアプリParents Gatewayを発表した。

小学校、中学校、高等学校は公式行事等の情報をアプリをとおして提供できるようになる。保護者は、子供が学校行事に参加するさい、これまでのように同意書に署名して提出する必要はなくなり、全てオンラインで行うことができるだけでなく情報管理ツールとして使用できる。

オン教育相はParents Gatewayについて、「海外旅行の申告やEduSaveの残高の確認など用途はいろいろとある」と説明。また、学校側への利点として、教師による管理業務時間の削減を挙げた。

アプリは政府の技術機関GovTechと教育省が開発。iOSとAndroidで利用が可能。初期段階は66の小学校、中学校で利用できるが、段階をおって、全ての公立学校で利用可能となる。

【シンガポールニュース】シンガポール工科大学、栄養学部を新設

~The Straits Times 12月26日~

ヘルスケア分野成長の需要を満たすため、シンガポール工科大学(SIT)は、国内の国立大学では初めてとなる4年間コースの栄養学部を設立する。

保健省の調べによると、高齢化が進むシンガポールでは2010年から2015年までに医療現場における栄養士の需要は65%増と急増しているが、現在栄養学の学位を取得するためには海外か現地の私立教育機関で学ぶ必要がある。

医療現場での栄養士を養成するカリキュラムは、国立大学保健システム、国立ヘルスケアグループ、シンガポール保健サービスが共同で開発したものでもあり、、公立および私立の医療機関で32週間の臨床実習を含む。

国立大学病院ののチーフ栄養士兼シニアアシスタントディレクターのリム・スー・リン氏は、栄養士は患者の状態を把握し、病状に合わせて特定の栄養指導を実行する院内ヘルスケアチームの主要メンバーであると述べた。

【シンガポールニュース】製造業生産高、11月は前年同月比7.6%増

~The Straits Times 12月26日~

世界の電子機器市場が低迷し、製造部門が減速するなか、シンガポールの11月の製造業は活況だった。

シンガポール経済開発局(EDB)が26日に公表した統計によると、11月の製造業生産高は前年同月比7.6%増で事前予想の4.2%増を上回った。変動の大きいバイオ医療部門を除いた製造業生産高は5.3%増だった。

11月は前年同月比18.5%増と好調を維持したバイオ医療部門が製造業生産高を押し上げた。医薬品が23.9%増と牽引したほか、医療技術関連も6.6%増と堅調だった。

9月、10月と低迷が続いた電子機器部門では、半導体が16.5%、情報通信機器および家電製品が12.6%、その他の電子モジュールおよびコンポーネントセグメントが3%成長し、電子機器全体でも11.2%増とプラスに転じた。

同じく不況が続いていた化学部門は3.4%成長した。香料の生産量増加による化学品セグメントが18.7%増と牽引した。

輸送エンジニアリング部門も11.3%増加。海洋・オフショアエンジニアリングは26.6%増と大きく伸びた。

 

 

【シンガポールニュース】 物価上昇率鈍化、11月のインフレ率は0.3%

~The Straits Times 12月24日~

11月の消費者物価指数(CPI、14年=100)は、前年同月比0.3%増で、0.4%増だった5月以降、インフレ率は最も低かった。 コア・インフレは1.7%だった。

インフレ率、コア・インフレ率はブルームバーグの事前予想では、それぞれ0.6%、1.9%だった。

通貨金融庁(MAS)と通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)によると、11月は自家用車両保有費が3.6%減と大きく落ち込んだ。サービス経費、小売商品、光熱費が上昇したが、住居費の下落に相殺された。

他の部門でも、11月は前月より増加率が鈍化した。サービスは電話通信サービス費や旅行費が減少し、1.4%から1.2%に減速した。小売商品のインフレ率も、電気通信機器、衣料品家電製品、および医療製品のコストの上昇が鈍り、前月の1.3%から1.1%と鈍化した。

【シンガポールニュース】11月のチャンギ空港利用者数は540万人

~The Straits Times 12月21日~

チャンギエアポートグループ(CAG)が21日に発表した統計によると、11月のチャンギ空港利用者数は前年同月比4.5%増の540万人だった。交通量は2.3%増え31,910便、航空貨物の取扱量は前年同月と変わらず189,000トンだった。

11月はインドーシンガポール間の利用者数が15%増と大きく伸び、主要市場10ヵ国への往来利用者数増加を牽引した。11月は主要市場10ヵ国全てで利用客数が前年同月比で上回り、インドの他、ドイツ(30%)、アメリカ(22%)、ニュージーランド(17%)2桁の伸びとなった。

インドーシンガポール間では、11月16日から12月15日までにIndiGo Airlinesによるヴィジャヤワーダ行きとJet Airwaysによるプネー行きの直行便(週2便)サービスが始まったほか、Jet Airwaysはデリーとムンバイへの直行便を週7便に変更した。

CAGによると、12月1日現在、チャンギ空港では100社以上の航空会社が運航しており、シンガポールと世界中の約100の国と地域の約400の都市を結んでいる。

【シンガポールニュース】高所得者、気温上昇でエアコン使用頻度増

~The Straits Times 12月20日~

シンガポール国立大学経済学部アルベルト・サルボ准教授による水道光熱費に関する研究で、気温上昇にともない低所得者は水の消費量が増え、高所得者はエアコンの使用頻度が高くなることが明らかになった。

サルボ准教授は国内130,000世帯を対象に2012年9月から2015年12月まで調査を実施した。

気温が1℃上昇すると2ルームアパートで消費される水量は1日平均9リットル増えることがわかった。調査期間中は2ルームアパートでエアコンが完備されていたのは約8割だった。

一方、5ルームアパートやエグゼクティブコンドミニアムに住む所得の高い世帯では、気温が上昇してもシャワーなどで使う水の量は変わらないが、エアコンの使用時間が長くなったり頻度が高くなることがわかった。気温1℃の上昇に対し、1日2時間長くエアコンが使われた。

研究報告は、今後、所得の増加している熱帯アジアの国において、水や電気の消費量を予想するための参考資料として注目される。

【シンガポールニュース】ホテル業界活況、米中首脳会談や映画で注目

~The Straits Times 12月19日~

ホテル業界が活況を呈しており、2019年にかけて上昇気運が続きそうだ。今年は6月に米朝首脳会談が開催されたことや、米国のロマンチック・コメディー映画「Crazy Rich Asians」の舞台になったことで大きく注目された。

不動産サービスのCushman & Wakefieldによると、今年10月までの客室稼働率は平均で87%に達し、過去10年で最高となった。10月の客室1室あたりの売上げは前年同月比4%増の190.40Sドル(約15,600円)だった。

OCBC Investment Researchは、10-12月期から2019年にかけて、客室1室あたりの売上げが大きく伸びると期待し、シンガポールのホテル不動産投資信託をニュートラルからオーバーウェイトに格上げした。

映画「Crazy Rich Asians」はマリーナベイ・サンズやラッフルズ・ホテルが映され、宣伝効果を生み出した。

【シンガポールニュース】公営住宅、外国人への賃貸契約期間が2年に

~The Straits Times 12月18日~

住宅開発局(HDB)は18日、公営住宅の賃貸借契約内容を改定し、2019年1月1日より、外国人向け賃貸期間は最長でこれまでより6ヵ月長い2年間とすると発表した。

対象となるのはマレーシア国籍以外の外国人で、就労ビザなどで滞在可能な外国人。シンガポール人・マレーシア人向けの賃貸期間はこれまでと変わらず3年で、最短期間は入居者の出身国を問わずこれまで同様6ヵ月のままとなる。

戦略的投資会社ZACD Groupのニコラス・マック氏は、賃貸契約期間が延びることで、契約更新の頻度は大きく減るのではないかとの見解を示した。

シンガポール賃貸物件ポータルERA Realtyのユージン・リム氏は、外国人への就労ビザがほとんどの場合2年間であることを考えれば、これまでの1年半という賃貸期間は短く、今回の改定は外国人入居者には理にかなったものだと述べた。

現在、外国人向けの賃貸住宅戸数は43,000で全体の4%にとどまっている。

【シンガポールニュース】11月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比2.6%減

~The Straits Times 12月17日~

Enterprise Singaporeが17日公表した11月の非石油地場輸出(Nodx=石油輸出・再輸出を除く輸出)は、149億ドルで前年同月比2.6%減だった。7ヵ月連続の増加からマイナスに転じた。

11月は電気機器輸出が前月の3.6%減から4.5%増と回復。IC、家電、通信機器がそれぞれ27.9%、11.5%、3.4%増加した。一方、非電子機器輸出は前月12.8%増から5.2%減と失速。非貨幣用金が77.9%減と大きく落ち込んだほか、特殊機械(12.8%減)と石油化学製品(7.8%減)が低調だった。

前月比(季節調整済み)は4.2%減で、非電子機器輸出の減少が影響した。

Nodx主要市場10ヵ国・地域全体では米国、タイ、日本、台湾向け以外は不調で、 中国(16%減)、韓国(25.7%減)、インドネシア(20.3%減)は大きく落ち込んだ。

非石油再輸出(NORX)も電子機器再輸出・非電子機器再輸出ともに増加し前年同月比9.4%増だった。

【シンガポールニュース】マレーシア以外からの鶏卵輸入を検討

~Channel News Asia 12月14日~

マレーシア政府が自国への供給を優先するため、シンガポールへの鶏卵の輸出量抑制を検討すると発表したのをうけ、シンガポール農業食品家畜庁(AVA)は13日、マレーシア以外に供給源は複数あると強調した。

AVAは、現段階でシンガポールの業者はマレーシアから問題なく鶏卵を輸入していると説明し、緊急の事態が起きても他の供給源があり問題ないと説明した。

昨年のシンガポールにおける鶏卵消費量のうち約73%はマレーシアからの輸入で、約27%は地場生産が占めた。認可されたタイ、日本、ニュージーランドから輸入された鶏卵は1%に満たなかった。

小売チェーン大手NTUC Fairpriceでは、販売する鶏卵の40%がマレーシア産であり、小売価格が先週は5%上昇した。Sheng Siongスーパーマーケットでは約50%がマレーシア産で、今後はタイ産に切り替えるなど検討している。