【シンガポールニュース】学校再開に向け、児童にフェイスシールド支給

~CNA 5月22日~

6月2日からの学校再開に向けて、テマセク財団は幼年期開発局(Early Childhood Development Agency=ECDA) と教育省(MOM)と協力して、就学前児童と小学生にフェースシールドと手指消毒剤を支給する。

フェースシールドはマスク同様、ウイルス感染拡大をぼうしするための措置として教室での着用が義務付けられる。支給されるフェースシールド防曇性を維持するため、水や石鹸で洗うことができる。

テマセク財団はまた、就学前、初等、中等、高等、専修教育機関の全ての生徒にポケットサイズ(50ml)2本と500ml1本の手指消毒剤も支給する。

Circuit Breaker後の学校再開についてMOEは小学校、中学校を卒業する生徒の授業を先に平常に戻し、それ以外の学年は当面、週ごとに登校と自宅でのオンライン授業を繰り返す。

【シンガポールニュース】社会・経済活動の制限緩和計画を発表

~Channel NewsAsia 5月19日~

新型コロナウイルス対策班は19日、Circuit Breaker解除後の社会・経済活動の制限緩和計画を発表した。現在の規制は6月2日から3段階に分けて解除される。

第1段階は、必須部門で感染リスクが低い環境での事業再開が許可される。ビジネスを再開できる企業はポータルサイトGoBusinessを通じて、労働者などの詳細を2週間以内に提出する義務がある。一方で、人材開発省では引き続き在宅勤務も奨励する。

すでに営業が許可されている美容室や理髪店では基本的なヘアカットだけでなく全てのサービスが許可される。飲食店は引き続きデリバリー・持ち帰りサービスのみで、店内での飲食は許可されない。

学校再開については小学校、中学校を卒業する生徒の授業を先に平常に戻し、それ以外の学年は当面、週ごとに登校と自宅でのオンライン授業を繰り返す。

また、社会的交流では親や祖父母を訪問することが許可されるが、訪問者数は2人までで1日1回。教会など礼拝所も再開可能だが、個人での礼拝のみとなる。

規制緩和第1段階では、既存規制の多くが継続され、第2段階に移行するまでには最低4週間を要する。第2段階では、飲食店・小売店、フィットネスセンター、学習塾などの営業再開も許可される。また少人数での社会的活動(音楽グループなど)やスポーツ・レクリエーション施設の再開を許可される。

規制緩和第2段階では、社会・経済活動が活発化し新規感染者が増える可能性もあることから、少なくとも3カ月の移行期間と位置づけられ、この間に事態が悪化した場合は、厳しい規制を再導入する。

第3段階では、マッサージサービス、映画館など濃厚接触が長時間にわたる業務も安全確保を条件に認められる。また、人数を制限した集会も許可される。公共交通機関ではマスク着用が引き続き義務付けされる。

新型コロナウイルス対策としての規制は有効なワクチンあるいは治療法・薬が見つかるまでは完全に解除されず、政府は「New Normal(新たな生活様式)」を順守するよう求めた。

 

【シンガポールニュース】マクドナルド、5月11日から営業再開

~CNA 5月10日~

マクドナルド・シンガポールは5月10日、約3週間ぶりに営業を再開することをFacebookで発表した。同月11日から、島内のほぼ全店でデリバリー、テイクアウト、ドライブスルーのサービスを再開する。

現在実施されているCircuit Breakerにより24時間営業は許可されず、営業時間は午前7時から午後9時までとなり、デザートの売店やMcCafeは営業できない。また公園、観光スポット、教育機関内の店舗は引き続き閉店となる。

店内のスタッフ数も限定され、マクドナルドでは各サービスに時間がかかることが想定されると利用客に理解を求めた。

マクドナルド・シンガポールは店舗数135以上、10,000人の従業員を抱えるファーストチェーン最大手。ドライブスルー17ヵ所、デザートの売店が42店、McCafeが48店舗ある。

4月に5店舗で従業員が新型コロナウイルスに感染したことうけ、同月19日から営業停止処分を受けていた。

【シンガポールニュース】コロナ感染対応策に違反した複数企業に計45,000Sドルの罰金

~CNA 5月8日~

人材開発省(MOM)は5月8日、新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための対策に違反したとして199の企業および職場に対して計45,000Sドルの罰金が科せられたことを公表した。

MOMはCircuit Breaker対策が実施された4月7日から5月5日までに、営業が許可されている職場を中心に15,000件におよぶ抜き打ち検査を実施した。ほとんどの職場では従業員の安全な距離が確保されていたが、29の職場が安全距離が保たれていないとし29,000Sドルの罰金が科せられた。

また、必須部門と見なされず操業が許可されていない170社に対しても16社が16,000Sドルの罰金を科され、他の企業は厳格な警告処分が下された。

また、MOMは在宅通知義務を怠ったり、Circuit Breaker対策に違反した29人の外国人のワークパスを剥奪したことも明らかにした。

【シンガポールニュース】月の小売売上高が前年同月13.3%減

~CNA 5月5日~

シンガポール統計局(SingStat)が5月5日の発表によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月の小売売上高が前年同月13.3%減となり22年振りの大幅減少となったことが明らかになった。スーパーマーケットを除くほとんどの分野で売上高が落ち込んだ。

SingStatは3月の小売売上高落ち込みは国内消費の落ち込みと外国人観光客数の減少が主因とみている。今後はCircuit Breakerの影響で小売業界はより厳しい局面を迎えそうだ。

OCBC銀行のセリーナ・リン氏は、Circuit Breakerが4月7日から実施されたばかりで小売売上高はまだ底を打ってはいないが、消費は年末にかけて緩やかに回復していくと分析。そのうえで第4四半期には小売売上高も上向いてくるのではないかと話した。

それでも通年の小売売上高についてリン氏は、世界金融危機の2009年時より落ち込む可能性があり、年間売上高は6.6%減少すると予想した。

【シンガポールニュース】4月のPMI、2008年11月以来の低水準

~CNA 5月4日~

購買原材料管理協会(SIPMM)が5月4日に公表した統計によると、4月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月から0.7ポイント減少し、44.7ポイントとなり2008年11月以来の低水準を記録した。

景況感の改善と悪化の分岐点となる50を3ヵ月連続で下回った4月は、新型コロナウイルス感染拡大防止策のCircuit Breakerが発令されたこともあり、新規受注、新規輸出、在庫が急速に減少した。

部門別では電気機器部門のPMIが前月から1.3ポイント減少し、2008年12月以来もっとも低い42.8ポイントだった。

SIPMMのソフィア・ポー開発担当は、事例証拠から、新型コロナウイルスによる世界的な封じ込み対策により、多くのメーカーが注文のキャンセルに対処していると述べた。また、シンガポール国内のCircuit Breaker対策の延長により、サプライチェーンの環境が大きく悪化したと指摘。

OCBC銀行のセリーナ・リン氏は、政府が早急に発表した支援予算案が景気後退の下振れリスクの緩和に役立ったが、Circuit Breakerが解除され経済活動が再開されたとしても、今年後半は米中二国間の関係悪化により国内経済に逆風にさらされる可能性もあると予想した。

【シンガポールニュース】域内市場を統合パッケージとして、観光部門の回復へ

~CNA 5月4日~

チャン・チュンシン通産相は5月3日、新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けた観光部門を回復させるにはアセアン市場を統合パッケージとして売り込む必要があるとの見解を示した。

そのうえでチャン通産相は、域内への往来を再開するには、域内共通の健康申告書の提出を義務化するなど、複数の問題点について関係諸国が協力していくことで合意していると述べた。

域内では、特にシンガポール、マレーシア、タイで海外からの輸入症例を最小限にとどめるため、外国人の入国を制限しているが、感染が沈静化したときに出入国緩和による旅行再開にむけて、いくつかの措置を確実に実施する必要があると述べた。

ASEAN加盟国では国内観光の再開が観光部門復活の第一段階であるとの共通認識があるなか、チャン通産相は、まずビジネストリップなど重要な旅行を再開させることの重要性を強調した。すでに豪州、ニュージーランド、カナダ、日本、韓国の担当相と意見交換したことを明らかにした。

【シンガポールニュース】3月のコアインフレ、前年同月比マイナス0.2%

~CNA 4月23日~

23日に発表された3月のコアインフレ率(運輸や住宅など、政府の政策の影響を受けやすい項目を除外したインフレ率)は前年同月比マイナス0.2%で2ヵ月連続でマイナスを記録した。3月のコアインフレ率はサービス価格の下落が主因となった。

通貨金融庁(MAS)と通産省(MTI)は、新型コロナウイルス感染拡大と原油安によってインフレ率のさらなる低下を予想。消費者物価指数(CPI、2019年=100)は前年同月から横ばいで前月比で0.3%下落した。

3月のサービス分野のインフレ率は前月のマイナス0.4%からマイナス0.7%と低下。MASは、新型コロナウイルス感染拡大で世界的に航空・観光関連での価格下落が顕著であり、国内では観光客減少や外出規制・Safe Distancingの導入により商品・サービス価格はさらに低下すると予想。

一方で、食料品はサプライヤチェーンに影響がでていることから、輸入品のインフレが進む可能性があるとみている。

MASは今年のCPI上昇率とコアインフレ率の予想をマイナス1%~ゼロ%としている。

【シンガポールニュース】3月の製造業生産高は前年同月比16.5%増

~The Straits Times 4月24日~

シンガポール経済開発局(EDB)が24日に公表した統計によると、3月の製造業生産高は前年同月比16.5%増と事前の予想に反して大幅回復をみせた。

3月は昨年同時期に低迷した医薬部門が前年同月比126.6%増と全体を押し上げ大幅回復の要因となった。医薬を含むバイオ医療部門を除いた製造業生産高は前年同月比0%だった。

3月の製造業生産高は前月比でも21.7%増と、2月のマイナス22.1%から大きく回復した。

しかし、EDBは3月は新型コロナウイルスによる打撃が見られず、外出制限、自宅勤務などを含めたCircuit Breakerが導入された4月からの影響を注視する必要があると述べた。

【シンガポールニュース】外出制限、6月1日まで延長

~CNA 4月21日~

シンガポールのリー・シェンロン首相は21日、国営テレビを通じた演説で、4月7日から行っているCircuit Breaker(外出制限)を6月1日まで延期することを発表した。

リー首相は、外出制限による効果が出始めているとしながら、正常な製剤活動ができる状態ではないとし、外出制限を4週間延長することについて国民に理解を求めた。

感染拡大のリスクをさらに抑えるため、営業可能な業種をさらに必要最低限なものに絞り込む。さらに必要最低限の食料の買い出しなど外出する際も1人で行動することを呼びかけた。人気のウェットマーケット(生鮮市場)などでは、入場制限を加えるなどより厳しい措置をとる。

シンガポールでは外出制限発令後も、外国人労働者の間で感染が広がっており、1日の感染者数は20日が1,426人、21日が1,111人と2日連続で1,000人を超えた。このうち外国人労働者を除く感染者数はそれぞれ25人、28人だった。