【シンガポールニュース】環境省、マーケットの距離間隔確保を徹底

~ CNA 4月1日 ~

新型ウイルス感染対策の規制が一層厳しくなるなか、シンガポール環境省(NEA)とタウンカウンシルは83のマーケットで人と人の距離間隔を確保するためフロアにマーキングを施した。

マーケットの各店舗前には支払い時の立ち位置を示す長方形にマークされたボックスが設けられ、買い物客に一定の距離を保つよう促した。マーケットは換気も良く、客の接触も一時的な環境にあるものの、互いに距離感を意識してもらうことを目的としている。

政府が20日にSocial Distancing(社会距離戦略)の導入に言及したのを受け、NEAでは同じく管轄下に置くホーカーセンターで、各ストール前の順番待ちの列にはフロアーに1メートル間隔でマーキングし、座席も1席あけて座るよう✕印が付けられた。

シンガポール政府は社会的距離戦略により、市民の感染防止意識を高め、外出禁止を回避しようとする狙いがある。

 

【シンガポールニュース】新型ウイルス感染でオンライン授業開始

~The Straits Times 4月1日~

新型コロナウイルス感染拡大による学校閉鎖を想定し、オンライン授業を自宅から受講する試みが始まる。オンライン授業は小学校で水曜日、中等学校で木曜日、高等学校で金曜日に実施される。

初日となる4月1日(水)は島内20万人の小学生が自宅からそれぞれの学校で決められた時間割に合わせて、教育省が開発したSingapore Student Learning Space(SLS)と呼ばれるeラーニングプラットフォームにログインする。

自宅待機学習はオンライン授業参加と宿題や研究課題の遂行からなり、体育などの授業もビデオを通じて行われる。

教育省によると、オンライン授業では、親が教師の代わりとなって勉強を教える必要がないようカリキュラムが組まれている。ただし家庭の事情等で自宅からオンライン授業に参加できない生徒は学校側の保護施設からの受講が可能。ガイドラインによると、約10%の生徒が施設を利用する。

【シンガポールニュース】春節休暇の陸路国境越え、渋滞ピークは17日から28日

~CNA 1月15日~

陸運庁(LTA)は、シンガポールーマレーシア間の陸路での国境越えについて春節休暇中は渋滞が予想されるとして、渡航者には時間に余裕を持って行動するよう呼び掛けている。

LTAによると、シンガポールからマレーシアへの交通量増加で予想される渋滞ピークは17日から28日。一方、ジョホーバルからシンガポールへの渡航者の増加による渋滞のピークは25日から28日と予想。

両国間の陸路による渡航者は1日約41,5000人。昨年のクリスマス前最後の金曜日(12月21日)の渡航者数は、ここ数年で最多となる475,000人だった。

LTAは少しでもスムーズな出入国の手続きができるよう渡航者には、パスポート持参、パスポート有効期限(6ヵ月以上)と持ち込みが禁止されている品物の再確認を促している。

 

 

 

 

【シンガポールニュース】虚偽の卒業証書を提出したフィリピン人永住者に懲役刑

~CNA 1月14日~

永住権申請の際、虚偽の卒業証書を提出したフィリピン人の女に7週間の懲役刑が言い渡された。

シンガポール出入国管理局(ICA)によると、この女は2008年と2009年に自身と娘の永住権を申請した。のちに、当時提出した卒業証書と成績証明書がマニラにある大学から発行されたものでないことが判明し2007年に逮捕された。

ICAによると、永住権を申請する際に虚偽の証明書を提出した場合は、本人の永住権取り消しだけでなく家族の永住権についても再審査される。

本件の場合、永住権取り消しを含めた最終決定には、虚偽の証明書の発行や提出に本人がどこまで関与したが考慮される。

【シンガポールニュース】10月のコア・インフレ、前月から0.1ポイント減の0.6%

~The Straits Times 11月25日~

25日に発表された10月の消費者物価指数(CPI、2014年=100)は100.4となり、前年同月から0.4%上昇した。コアインフレ率(運輸や住宅など、政府の政策の影響を受けやすい項目を除外したインフレ率)は前月より0.1ポイント減少の0.6%となり2016年3月以来の低水準となった。

通貨金融庁(MAS)と通産省(MTI)によると、10月は電気・ガスの値下がりのほか、サービス価格の上げ幅が縮小したことが大きく影響した。電気・ガス価格は電気代値下げや電力オープン市場(OEM)による電力自由化の効果により前年同月比では9月の8.3%減から10月は12.5%減となった。また、サービス価格は9月の1.4%から1.2%に鈍化した。

Bloombergは事前予想でCPI、コアインフレ率ともに前月と同じ0.5%、0.7%と予測していた。メイバンク・キムエンのエコノミスト、チュア・ハクビン氏とリー・ジュイ氏は、来年のインフレ圧力は、景気回復が鈍いことに加え、賃金上昇が緩やかなことから、現状維持で推移するとの見方を示した。

2019年通年のインフレ率の予測は0.5〜1.5%、コア指数は1.0〜2.0%に据え置く一方、2020年通年はともに0.5~1.5%と予測。

【シンガポールニュース】AI推進の一環として2025年までに入国審査を完全自動化

~The Straits Times 11月13日~

Singapore FinTech Festivalおよび Singapore Week of Innovation and Technology conferenceに出席したヘン・スイキャット副首相は13日、5つの主要な国家AIプロジェクトの1つとして国内全ての入国審査を完全自動化することを発表した。

”Smart Nation”プロジェクトを加速させるための組織”Smart Nation and Digital Government Office”によると、国家AIプロジェクトは迅速に結果が得られ、社会的および経済的利益を提供できるとして、国境警備の他、物流、医療、教育、不動産管理で進められる。

検問所でのセキュリティークリアランスは、2025年までに指紋・顔・虹彩認識による完全自由化となる。国境でAI導入は、旅行者の入国審査を速やかにするとともヒューマンエラーを減らす。さらに入国審査官は、より綿密な調査が必要な入国者に焦点を合わせるなど、効率化の向上にも繋がる。

チャンギ空港ターミナル4では、入国審査を速やかにするために顔認識装置を設置した結果、最大20%の人員削減と業務効率化を達成したと報告された。

【シンガポールニュース】甘味飲料の広告規制も消費者支出に影響なし

~The Straits Times 11月12日~

調査会社のフィッチ・ソリューションズは、甘味飲料の広告が規制されても消費者の支出には影響しないとの調査報告を発表した。

企業レベルでは2017年にシンガポール国内の主要な飲料水メーカーが、2020年までに飲料の糖度を12%削減することを合意。10月の甘味飲料の広告規制発表後も、製品の調整など対応に追われている。

フィッチ・ソリューションズは、消費者の観点では今回の保健省の決定が広告規制に留まったことで、今後の商品動向に大きな変化は見られないと予想した。

実際、ここ最近の消費習慣でも、より糖分の低い甘味飲料にシフトしているだけで、甘味飲料全体の消費は落ち込んでいないという。

フィッチ・ソリューションズは、甘味飲料で代表的な炭酸飲料の消費は2019~2023年にかけて1人あたり平均1.5%成長し、一人あたりの消費額は年間37米ドルに達すると予想している。

【シンガポールニュース】統一QRコードで医療費支払いが可能に

~The Straits Times 11月11日~

DBS銀行は11日、国内すべての公立総合診療所、病院、専門医療センターで統一QRコード(SGQR)による電子決済を来年末までに可能にすると発表した。

SGQRによるデジタル支払い方法は段階的に導入される予定で、第1フェーズとして月曜日から27の公立病院、専門医療センター、総合診療所で利用が開始される。

DBS銀行は3つの公的医療クラスター、National Healthcare Group(NHG)、National University Health System(NUHS)、Singapore Health Services(SingHealth)がSGQRを導入することを支援する。

同銀行によると、現状では患者5人に1人は現金やチェックで医療費を支払っている。同銀行のラオフ・ラティフ氏は、高齢化が進む中、SGQRでの決済を導入することは、様々な年齢層に電子決済を利用してもらうきっかけに繋がると話した。

【シンガポールニュース】携帯財布YouTrip運営会社がタイに進出

~The Straits Times 11月6日~

マルチ通貨モバイルウォレットYou Tripを運営するYou Technologies Group Limitedは5日、タイのカシコン銀行とのパートナーシップを通じてタイに進出したことを発表した。

この提携により、カシコン銀行のユーザー1,160万人は同銀行のK PLUSアプリからYouTripへの登録が可能となる。同銀行では年間40万人の登録者を見込んでいる。

You Technologies Group Limitedの共同経営者カエキリア・チュー氏は、カシコン銀行との大きな相乗効果に期待。同氏は銀行とフィンテックのパートナーシップを通じて新しい市場に進出することは、タイでYouTripのようなサービスが求められていることの証だと述べた。

カシコン銀行は、バーツ高、旅行商品のプロモーション、海外への直行便増加などによりタイにおける海外旅行市場は拡大しており、外国為替市場に大きなメリットをもたらしているとYou Tripに期待。

You TripはMastercardとEZ-Linkを提携し2018年8月にサービスが開始された。シンガポールではこれまでダウンロード数が40万、処理数1000万を記録している。

【シンガポールニュース】JB-シンガポール間の高速鉄道建設決定を歓迎

~CNA 10月31日~

シンガポール政府は31日、シンガポールとマレーシア・ジョホーバル州を結ぶ高速鉄道(RTS LINK)建設を進めるとしたマレーシア政府の決定を歓迎した。

前日、マレーシアのマハティール・モハマド首相が記者会見で、RTS LINKプロジェクトはコストを約3分の1削減して進めると述べた。同首相はプロジェクトの費用を31.6億RM(10.3億シンガポールドル)と見積もっていると述べた。これは当初の17億7000万RMより4.99億RM(36%)少ない。

昨年1月、両国はRTS LINKの2024年末までの完成を目指す最終合意に署名したが、マハティール政権発足後の昨年5月、マレーシア側の要請があり今年9月30日までのプロジェクト中断を発表。マレーシア側が既に発生した60万Sドルを負担することを条件として中断が合意された。9月には10月末まで、追加費用なしでプロジェクトの中断が1ヵ月間延期されることで合意。

シンガポール運輸省(MOT)は、マレーシア側からのコスト削減提案について更なる情報を要求している段階だが、コスト削減によるプロジェクト変更にはRTS LINKの契約の修正が必要となるため、両国が議論して懸命に取り組んでいると述べた。

RTS LINKは1時間に片道10,000人を輸送することから、1日のラッシュアワー時に60,000人のスムーズな両国間往来を可能にすると期待されている。