【シンガポールニュース】公営住宅新規プロジェクト、最長で9ヵ月の工期遅延

~The Straits Times 7月16日~

住宅開発局(HDB)によると、受注建築(BTO)方式の公営住宅の完成が建設作業の中止などで最大9カ月遅れる可能性があることがわかった。

HDBによると4月7日から始まった約2ヵ月間のCircuit Breakerで建設作業が中止となり、必須部門での経済活動が再開した6月2日以降も、建設現場での安全管理の徹底により、多くのプロジェクトで完成時期が遅れている。

加えてサプライチェーンの崩壊により、海外から建築資材の供給が途絶え、さらに請負業者が建設庁(BCA)の安全要件を満たしていなかったことも工期遅延に大きく影響した。

BTO方式の公営住宅ですでに工事が始まっているプロジェクト89件のうち、7月2日時点でBCAより工事再開が承認されたのは64件。今年第2四半期中に完成予定だったプロジェクトのほとんどは既に完成までに6ヵ月の遅れがでている。

【シンガポールニュース】マレーシアとの陸路往来、8月10日を目途に再開

~CNA 7月14日~

シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相とマレーシアのヒシャムディン・フセイン外相は14日の共同声明で、2国間の陸路往来について8月10日を目途に再開することを発表した。

対象者は必須業務目的で渡航が必要なビジネスマンと、マレーシアでの長期就労査証を所持するシンガポール居住者とシンガポールでの長期就労査証を所持するマレーシア居住者。長期就労査証所持者は最低3ヵ月間継続して就労すれば短期間帰国することことが許可され、再度入国も可能となる。

対象となる渡航者は、PCR検査を含む両国が合意した一般的な新型コロナウイルス感染予防および公衆衛生対策を遵守する義務がある。また事前に旅程表を渡航する受け入れ国に提出し、滞在中は旅程に従った行動が必要となる。

また、両国は健康監視プロトコルと利用可能な医療リソースを考慮して、両国の渡航者のための適切なスキームを確立することで合意した。今後は両国間の人や経済交流の回復を急ぐ。

【シンガポールニュース】第2四半期GDP前期比年率-12.6%

~CNA 7月14日~

シンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)が14日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP)成長率は速報値で前期比年率-12.6%で、1~3月期の成長率-0.3%から大きく減速した。

四半期ベースでは、4~6月期のGDPが前期比-41.2%と落ち込み、1~3月期の-3.3%に続いて2期連続マイナス成長となるテクニカル・リセッションに突入した。

第2四半期のGDP減速は、外需の低迷や新型コロナウイルス感染拡大によるCircuit Breaker(ロックダウン)により必須部門以外での事業の営業が禁止となったことが大きく影響した。経済活動は4月7日から6月1日まで継続された。

2020年通年のGDPは-4~-7%となる見込みで、新型コロナウイルスによる経済への影響は計り知れない。政府は5月の時点で第4次補正予算を発表しており、経済政策への拠出額はこれまでシンガポールGDPの19.2%に相当する計929億Sドルとなった。

【シンガポールニュース】新規感染者数322人、第2フェーズ以降後最多

~CNA 7月13日~

保健省(MOH)は7月13日正午までの、新型コロナウイルス新規感染者数が322人だったことを発表した。社会・経済活動の規制緩和が第2フェーズに移行してからは最多となった。

新規感染者の大半は、労働者用居住施設で集団生活を送る外国人労働者だった。市中感染者数は11人で、4人の感染経路は確認されている。感染経路が確認されていない7人のうち6人は無症状だった。この1週間で確認された1日あたりの市中感染者数は14人で前週の12人から増加した。

輸入感染は5人で、インドとパキスタンから帰国した永住権保持者2名、ワークパス保有者でフィリピンから入国した2名と配偶者ビザを持ち米国から入国した1名。5人ともシンガポール到着後の自宅隔離中の検査で感染が確認された。

シンガポールは6月17日から社会・経済活動の規制緩和の第2フェーズに移行しており、小売店などの営業再開が許可された。7月13日からは入場者を50人に限定して映画館の営業も再開された。

【シンガポールニュース】車両購入権(COE)、全てのカテゴリーで上昇

~CNA 7月8日~

新型コロナ感染拡大による社会・経済活動の規制で中断されていた車両購入権(COE)入札が8日に再開され、全てのカテゴリーで落札価格が上昇した。

小型車(カテゴリーA)の落札価格は、33,520Sドルで前回より2,200Sドル以上上回った。カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上)は35,889Sドルで上昇額が5,000Sドル以上と最大だった。

大型車が対象となるカテゴリーE(オープンカテゴリー)は、前回を3,000Sドル上回る34,989Sドルで、カテゴリーC(商業車、バス)も前回より2,500Sドル高い24,502Sドルだった。また上昇率が最も高かったのはカテゴリーD(バイク)4,489Sドルから7,702Sドルに上昇。

今回のCOE発行数は4,382。4月から6月まで入札中断によるCOE発行数の割り当て累積数は19,480で、その3分の1は7月から9月までに、残りは次の9カ月間にそれぞれ割り当てられる。

落札価格
カテゴリー 7月8日 3月18日
カテゴリーA(排気量1600cc以下で130馬力以下) 33,520 31,210
カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上) 35,889 30,012
カテゴリーC(商業車、バス) 24,502 22,002
カテゴリーD(バイク) 7,702 4,489
カテゴリーE(オープンカテゴリー) 34,989 32,500

【シンガポールニュース】総合リゾート、一部営業を再開

~CNA 7月1日~

総合リゾート施設(IR)、リゾーツ・ワールド・セント-サ(RWS)とマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)が7月1日に入場者数を限定して一部営業を再開した。

RWSのユニバーサル・スタジオは収容人数の25%に縮小して営業を再開した。しかしストリート・パフォーマンスや劇場でのショーは引き続き行わない。カジノは会員に限定して営業を再開した。

MBSもArtScience Museum, Sands SkyPark Observation Deckそしてカジノの営業を入場者数を制限して再開した。

RWSもRWSも今後は順次、他の施設の営業も再開する。またガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフラワードームは7月1日から10日まではFriends of the Gardensメンバーを対象に公開され、11日から一般公開される。

【シンガポールニュース】首相実弟、野党シンガポール前進党(PSP)へ入党

~CNA 6月24日~

タン・チェンボク、シンガポール前進党(PSP)党首は24日、リー・シェンロン首相の弟シャンヤン氏が同党に入党したことを発表した。

前日23日にはリー・シェンロン首相が議会を解散し7月10日の総選挙実施が正式に決定。シャンヤン氏が入党したのは3ヵ月前だが、タン党首は正式発表のタイミングについてはコロナ禍で党員証の授与が遅れたことを理由に挙げた。

党員証授与は父親である建国の父リー・クアンユー首相が地盤としたタンジョン・パガー選挙区内にあるティオンバル・マーケットで実施された。シャンヤン氏は、タン党首がより良いシンガポールを建設する展望と国民に適切なことをする意思があり、入党することで様々なかたちで貢献できると述べたが、総選挙に出馬するか否かは明言を避けた。

リー兄弟は、2015年に死去したリー・クアンユー初代首相の自宅を巡って2017年に対立が表面化、取り壊しを希望していた父親の遺志を尊重していないとして弟シャンヤン氏が兄リー首相がを激しく批判した。

【シンガポールニュース】総選挙実施へ、投票日は7月10日

~CNA 7月23日~

リー・シェンロン首相は6月23日に国民に向けたテレビ演説で議会を解散したことを発表し、総選挙が実施されることになった。公示日は6月30日。投票日は7月10日で当日は公休日となる。

次回総選挙は2021年4月までに実施されることとなっていたが、最近は7月に実施されるのではないかという見方が強まっていた。リー首相は新型コロナウイルスが4月までに終息する保証はなく、有権者が安全に投票できる体制が整ったとし、7月に前倒しすることを決定した。

コロナ禍での総選挙では、選挙集会を禁じソーシャルメディアを通じた活動とするほか、投票所を増やし、投票時間を指定するなどのガイドラインが定められた。

今回の総選挙では定数が89から93に増える。選挙区は17のグループ選挙区と14の1人区からなる。前回2015年の総選挙では建国以来、長期政権を維持している与党・人民行動党(PAP)が83議席を獲得した。今回も、与党PAPの優勢は揺るぎないが、与党の得票率と野党の議席獲得数に注目が集まる。

【シンガポールニュース】成田・大阪発のSIA便利用客、チャンギ空港での乗り継ぎ可能に

~CNA 6月22日~

シンガポール航空(SIA)は6月22日、成田・大阪などを出発地とする同グループ企業の国際便利用客に対してチャンギ空港での乗り継ぎが許可されたことを発表した。

今回、乗り継ぎが許可された新たな出発地は成田、大阪、香港、上海、重慶、ソウルでSIAは6月23日から航空券の販売を開始する。

チャンギ空港での乗り継ぎが可能なのは、SIAとそのグループ企業(SilkAirおよび格安航空Scoot)に限定。SIAは6月11日に豪州とニュージーランド7都市からの国際便がチャンギ空港を経由して最終目的地に行くことを許可したと発表した。

チャンギ空港グループ(CAG)は、トランジット旅客サービスの段階的な再開に備えて、すでに第1、第3ターミナルに乗り継ぎ専用ラウンジを整備している。

【シンガポールニュース】環境庁、コーヒーショップとホーカーの喫煙コーナー撤去要請とトイレ改善プログラムを開始

~CNA 6月17日~

国家環境庁(NEA)は6月17日、外食が許可される規制緩和フェーズ2に移行する19日を前に、公衆衛生を守るための対策の一環としてコーヒーショップやホーカーセンターの喫煙コーナー撤去を要請した。

NEAはまた、同外食産業施設のトレイの返却システムを改善してテーブルを清潔に保つことで、清掃担当者が清掃作業に専念できる環境に整えるべきだと主張した。

さらに、構造が老朽化したホーカーセンターなどの施設内の衛生面向上を目的にトイレの改修作業を実施する共同資金を提供するプログラムを導入することも明らかにした。

ホーカーセンターやコーヒーショップのトイレについては、シンガポール経営大学(SMU)が5月に公表した調査結果によると、4年前に実施された調査時から衛生面で改善されていないという。

NEAは、これまでも清潔で手入れの行き届いた公衆トイレを公衆衛生の観点から推進しており、新型コロナウイルスの影響でより重要な取り組みになると述べた。