【シンガポールニュース】7~9月期のGDP成長率は前年同期比2.2%増

~The Straits Times 11月22日~

7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比2.2%増と速報値(2.6%増)から下方修正された。

前年同期比ではアナリストによる事前予想2.4%も下回り、前期の4.1%から大きく減速した。一方、前期比では3%増となり4-6月期の1%増を上回った。

7~9月期は、金融・保険、製造、ビジネスサービスがの経済成長を牽引した。

シンガポール通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)は、2018年通年の経済成長率を3.0~3.5%とし、2019年は米中貿易摩擦の影響を受け1.5~3.5%の成長を予測した。

【シンガポールニュース】車両購入権(COE)、小型車は25,000Sドルで落札

~The Straits Times 11月21日~

11月に入って2度目の車両購入権(COE)入札が21日に行われ、バイクを除く全てのカテゴリーで落札価格が下落した。

小型車(カテゴリーA)の落札価格は、前回から11.3%下がり25,000Sドルまで下落。今回、全てのカテゴリーで最も大きな下げ幅となった。また、同カテゴリーでは2010年8月以来、最低落札価格となった。

下げ幅が2番目に大きかったのは、大型車が対象となるカテゴリーE(オープンカテゴリー)で、落札価格は前回の32,000Sドルから30,959Sドルとなった。

落札価格が下落している要因として、カーリースのPrime Groupネオ・ナムネン代表は、景気の先行き不透明感が増す中、自動車需要が低下していると指摘。さらに、ホンダの代理店Kah Motorのニコラス・ウォンGMは、小型車ではCOE発行数が前回より増えたことも、落札価格の下落に影響を及ぼしたと述べた。

落札価格
カテゴリー 11月21日 11月07日
カテゴリーA(排気量1600cc以下で130馬力以下) 25,000 28,199
カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上) 31,101 32,302
カテゴリーC(商業車、バス) 27,509 29,501
カテゴリーD(バイク) 2,989 2,509
カテゴリーE(オープンカテゴリー) 30,959 32,000

【シンガポールニュース】シンガポール人投資家、不安定な世界経済情勢でも積極的に投資

~The Straits Times 11月20日~

米系グローバル資産運用グループLegg Mason Global Asset Managementが実施したグローバル投資調査(Global Investment Survey)によると、シンガポール人投資家はより投資に積極的であることが浮き彫りとなった。

地政学的な不確実性や貿易摩擦など世界経済情勢が不安定な中でも、シンガポール人投資家全体の40%が、常に買い場を見つけ積極的に投資すると回答。投資のリスクを背負う消極的に捉えている投資家は約8人に1人だった。

シンガポール市場を楽観視しているシンガポール人投資家は49%で、その他アジア諸国の投資家の20%を大きく上回った。

シンガポール株については、企業業績の先行きを楽観視する買いが先行するとして、シンガポール人投資家の60%以上が2019年の株価上昇を期待。

また、調査では、米中貿易摩擦が懸念されるなか、米国市場と中国市場を楽観的に見ていると答えたシンガポール人投資家がそれぞれ全体の44%、37%を占めたこともわかった。

【シンガポールニュース】1日に摂取する糖分および塩分が増加、健康促進局懸念

~The Straits Times 11月19日~

健康促進局(HPB)が実施した国民栄養調査(National Nutrition Survey)によると、シンガポール人の1日に摂取する塩分および糖分が増えていることがわかった。

1日あたりの平均塩分摂取量は9gで、目標量(5g)の約倍。糖分摂取量は60gで、世界保健機関(WHO)が推奨する1日25g(ティースプーン6杯分)を大きく上回った。

HPBによると飲料からの糖分摂取量は減少しているものの、砂糖入り飲料水からの糖分摂取量が最も多い。また菓子類やデザートからの糖分摂取量も多い。

塩分に関しては10人に9人が目標摂取量5g以上摂っている。 塩分摂取量の超過は、調味料、塩、料理用のソースの使用量が多いことが主因。

1日あたりの平均摂取カロリーは2010年の2,600カロリーから2,470カロリーと低下。HPBの設定した摂取カロリーは男性2,200カロリー、女性で1,800カロリー。

シンガポールニュース】10月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比8.3%増

~The Straits Times 11月16日~

Enterprise Singaporeが16日公表した10月の非石油地場輸出(Nodx=石油輸出・再輸出を除く輸出)は、156億ドルで前年同月比8.3%増だった。

電気機器輸出は前月の1.3%減に続き3.5%減と落ち込みが続いた。一方、非電子機器輸出は前月の11.8%増に続き12.8%と堅調に伸びた。

前月比(季節調整済み)は4.2%増で、9月の4.4%減から大きく改善した。

Nodx主要市場10ヵ国・地域全体では中国、台湾、マレーシア向けが減少したが、EU(37%増)、米国(32.8%増)、日本(20.7%)向けが好調で、事前予想を大きく上回る主因となった。

【シンガポールニュース】Grabが海外への即時送金サービスを提供

~The Straits Times 11月15日~

モバイル決済「Asean e-wallet」構想を掲げる配車サービス大手Grabは15日、海外のGrabPay wattlet利用者に即時で安全な送金が可能なサービスを提供すると発表した。

シンガポールで開催されている第33回アセアンサミットで公表されたもので、2019年初頭から開始される。

Grabによると、既存の送金システムと比べても、受取人へ即座に着金ができる域内初のモバイル財布間の送金となる。送金された額は、現金として引き出すかGrabPay wattletで決済に使用することができる。

Grabはモバイル財布間の送金が、複数の通貨が利用できるアセアンのモバイル財布の足掛かりとなるとし、「モバイル財布は、越境ECのビジネス機会を増やす一方で、域内の観光や出張時において支払いの煩わしさを軽減する」と強調した。

アセアンサミットに出席したヴィヴィアン・バラクリシュナン外相は、「域内におけるリアルタイムな決済システムは市民や中小企業のあいだで広まっており、革新的なデジタルサービスが民間企業からより多く提供されることを楽しみにしている」と述べた。

東南アジアの送金市場は2017年に700億ドル(960億シンガポール・ドル)に相当すると推定。Grabは最も送金を必要とする外国人労働者の多くは認可を受けていない代理店に依存し続けていると指摘した。

【シンガポールニュース】ファミリービジネス企業、事業成長を楽観視も戦略的計画が必要

~The Straits Times 11月14日~

PwCが行った「ファミリービジネスサーベイ2018」によると、シンガポールのファミリ-ビジネス企業の多くが事業成長について楽観的であるものの、事業継続について戦略的な計画が出来ていないことが明るみとなった。

シンガポールのファミリービジネス企業の89%は今後2年間の事業成長を期待すると回答しており、アジア・パシフィックや世界全体平均の84%を上回った。同族継承については63%が役員とし迎え入れることを望んでいる(アジアパシフィック48%、全世界43%)。また上級幹部に向け入れたいとするファミリービジネス企業は全体の53%だった(アジアパシフィック38%、全世界36%)。

一方で、公式な事業継承を計画している企業はわずかに8%(アジアパシフィック12%、全世界15%)で、中期的事業計画を打ち出している企業も34%(アジアパシフィック43%、全世界49%)にとどまった。

PwCン・シュウ・クアン氏は、シンガポールのファミリービジネス企業が今後直面する最大の課題として、リスク軽減・デジタル化/技術革新・継承計画などの中期的な戦略計画を挙げた。

また、ファミリービジネスでは、ビジネスと家族を強く結びつけると同時に今後の成長戦略にも繋がる強い家族観や野心的な目的を書面化しているシンガポールのファミリービジネス企業は全体の3分の1だったことが調査報告で明らかにされた。

【シンガポールニュース】ネット通販Qoo 10、コンビニ7-Elevenを商品受け取り場所に

~The Straits Times 11月13日~

ネット通販のQoo 10は13日、コンビニエンスストア7-Eleven店内での商品受取・配送サービスを開始すると発表した。

第1フェーズとして7-Eleven75店舗での受取サービスを開始。配送サービスは段階をおって各店舗で開始する。

Qoo 10シンガポールのヒュンウーク・チュー氏は、「我が社は、消費者とeコマース事業者への利便性を最優先に考えており、東南アジア市場において包括的なクロスボーダー輸送網の強化に取り組んでいる」と述べた。

既存のQxpress配送ネットワークの活用と提携店を増加させることで、低価格で受注から商品発送までの効率を高めていくと言う。

また、Qoo 10は情報通信メディア開発庁(Info-communications Media Development Authority)が試験的に実施している国内共有小包ロッカーシステム”federated lockers”にも年内までに参加する。

ブキ・バンジャン地区やポンゴル地区の公営住宅と指定されたMRT駅構内に設置されたロッカーを商品受取場所として使用し、近くの居住者やMRT利用者が最寄りに設置されたロッカーで小包が受け取れるという利便性を検証する。

【シンガポールニュース】外国人来訪者数増加も観光収入は減少

~Channel NewsAsia 11月09日~

シンガポール政府観光局(STB)が9日に発表した観光統計によると、4-7月期は外国人来訪者数が増加したもの観光収入は減少した。

外国人来訪者数は前年同期比8%増の460万人だったが、観光収入は1.7%減の66億Sドルと落ち込んだ。

観光収入の減少はショッピング代や飲食代が伸び悩んだことが主因。ショッピン代は前年同期比で22%落ち込み12億6,000万Sドル、飲食代も15%減の6億100万Sドルだった。

ホテル宿泊収入は9.4%上昇して10億Sドルに達した。客室稼働率も0.9%上昇して85%を記録した。

ツアー、エンターテイメント、カジノを除く観光収入の45%は主中国、インド、インドネシアから来訪者によるものだった。

【シンガポールニュース】食品サンプル製造の岩崎模型、サンプル作りのイベントを開催

食品サンプル製造の岩崎模型製造株式会社(岐阜県郡上市)は11月10日から2日間、シンガポール東急ハンズと提携してサンプル作りのイベントを開催する。

同社は2016年から東南アジア市場を開拓。シンガポールで開催された食品関連見本市Food Japanへの出展を皮切りに、レストラン用ディスプレイなど誘客効果のある「食品サンプル」、「食品サンプルグッズ」、「サンプル作り体験」の売り込みを始めた。

シンガポールでの「サンプル作り体験」は昨年に引き続き、現地東急ハンズ内で開催される。

岩崎模型の食品サンプルは食品サンプルの日本国内シェアNo.1を誇る「いわさきグループ」を通じて、全国各地へ出荷されている。本物の食品のようなリアルな質感が特徴だ。

岐阜県郡上市は「食品サンプルの町」として訪日観光客の間でも認知度が高まっており、小酒井社長もイベントを通じて、レストランや物販店など新たな販路構築と郡上へのインバウンド誘客に繋げたいと述べた。