【シンガポール】 日本が誇るコンテンツの持つ力

KAMOBSこぼれ話 Vol.118

シンガポール東部に位置する国際展示場シンガポール・エキスポで、日本のコンテンツ(アニメ・漫画・ゲーム・カードゲーム・コスプレなど)が集まるイベント「CharaExpo 2015」が開催された。

MRTエキスポ駅から次々にやってくるカラフルな若者達。 以前とは比較にならないほどクオリティーが高い! コスプレについては詳しくない中年親父でも、当時とのレベルの違いははっきりわかる。

はじめて現地のCosplayerを見たのもエキスポ駅周辺だった。当時はまだ、コスプレがシンガポールでは珍しかった頃だったと思う。衣装も明らかにお気に入りのキャラクターのものには程遠いものばかりだった。

安価な素材で手作り感たっぷりの衣装。左右のバランスが悪い衣装に身を包んでいたCosplayerも、お気に入りのキャラクターからは程遠いスタイルの若者ばかりだった。IMG_4392

昨日は、(キャラクターの名前は知らないけど)、アニメや漫画の世界から飛び出してきたかのような若者が多く見られた。いろんな色の髪(ウィッグ)や目(コンタクトレンズ)をした若者を見ただけで、異世界に紛れ込んでしまったような感覚に。

会場の隅っこやトイレでは、お気に入りのキャラクターになりきるため、手鏡や携帯電話を使って頻繁にメイクのチェックをしているCosplayerたち。

イベントには、日本のコンテンツの一つとして、シンガポールに初上陸した新日本プロレスの興行を目当てにやってきたのだが、日本のコスプレ・アニメ・漫画というコンテンツが持つ力の大きさに圧倒されてしまった。

あまりにも出来のいいCosplayerたちを前にして、過去に見てしまった陳腐な仮装行列のようなコスプレを思い出して独り笑い。

【シンガポール】 Cosplayer

KAMOBSこぼれ話 Vol.108

若者のヘアースタイルを見ていると随分とシンガポールも変わったものだと感じる。来星当時は長髪はもちろん、髪を染めた男性を見かけることはなかった。女性でも金髪はほとんどお目にかからなかったと思う。

ヘアースタイルと言えば、1984年、ミュージシャンの喜多郎が、彼のトレードマークでもある長髪が理由でシンガポールに入国できなかったのは有名な話。長髪が社会の風紀を乱すとの理由で規制されていたようだが、その長髪が、いつ解禁になったのかは知らない。少なくとも喜多郎が入国を拒否されてから12年後のシンガポールで、長髪男性を見た記憶は全くない。

あの頃と比べると若者の頭は随分カラフルになったし、いろんな形が目に飛び込んでくるようになった。長髪の男性はもちろん、アイスカチャン(シンガポールのカキ氷)のような必要以上にカラフルな頭をした女性も見かける。

ヘアースタイルと同時にファッションにも大きな変化があらわれたのは2000年頃だったか? 若者たちのセンスはお世辞にも良かったとは言えないが、彼らなりのファッションを楽しんでいたように思う。 

それから何年か経って、シンガポールで初めてコスプレを見かけた。自分なりのコスプレを楽しもうとする若者のグループだったが、正直、陳腐な仮想行列にしか見えなかった。

その後、コスプレは何の規制も受けずに漫画ファンを取り込んでいった。彼らは間もなく、”Cosplayer”としての地位を獲得。現在ではコスプレ人口も増えていると聞く。

6月9日から15日までFunan Digital Life Mallにおいて、Anime Matsuriが開催される。最終日には商品券(350シンガポール・ドル相当)を懸けアツいコスプレバトルが催されるとか。日本、マレーシア、韓国からのゲスト”Cosplayer”も来場するようだ。

コスプレには全く興味はないが、親日派で漫画好きのシンガポール人”Cosplayer”には是非とも楽しい一日であってほしい。コスプレレベルに関係なく・・・・・・・。