【シンガポールニュース】国旗を掲げるのは9月30日まで

~The Straits Times 9月27日~

国章・国歌の規則(Singapore Arms and Flag and National Anthem Rules)に基づき、9月30日を過ぎても国旗を掲げる住民には最高1,000Sドルの罰金が科せられる。

政府は8月9日の建国記念日を祝うため、国民や企業が7月初めから9月終りまで国旗を掲げることを奨励している。今年は、新型コロナウイルスに国民一段となって立ち向かっていくこと示すため、文化・社会・青年省(Ministry of Culture, Community and Youth=MCCY)が4月25日から国旗を掲げることを許可した。

シンガポールでは年々、建国記念日に国旗を掲げる国民が減少しつつあり、国民の連帯感を示すために国旗の取扱いに関する規制の変更を求める声もあがっている。

国旗に関する規制については、2007年に国旗掲揚柱がなくても掲げることが可能となったり、夜間は国旗に照明を当てることが義務付けられたり内容が修正された。また、それ以前は国旗を掲げるのも8月の1ヵ月間だけ認められていた。

MCCY政府議会委員会のメンバーであるティン・ペイリン議員は、愛国心の表現や国難における連帯感の表現として国旗を掲げることの重要性を理解したうえで、あくまでガイドラインに従って国旗を正しく使用することの必要性を強調した。

【シンガポールニュース】職場の人数制限、従業員の半数まで可能

~The Straits Times 9月23日~

ガン・キムヨン保健省は9月23日、新型コロナウイルス感染が抑えられていることを理由に、9月28日以降に社会・経済活動規制を緩和していくと発表した。

職場の人数制限は従業員の半数まで可能となる。雇用主はフレックスタイム制を導入し、従業員の勤務時間の半分は在宅勤務とする必要がある。セミナーや年次総会などの職場内のイベントも、安全な距離措置が講じられている限り再開できる。

また、公式あるいはビジネス目的で定期的に海外に出張する必要がある企業の上級幹部向けに、新しいビジネス旅行パスが試験的に導入される。出張者は出張先での活動については事前に提出する旅程を遵守する必要がある。帰国後は在宅隔離の代わりにPCR検査を受け、結果がでるまでの自己隔離とするオプションが与えられる。

さらに10月3日から、宗教的な集会、結婚式、結婚披露宴の参加人数制限も100人までに緩和される。ただし披露宴では参加者が50人を超えた場合、50人以下のグループを2つに分け、それぞれ時間枠を設けなければならない。また、イベントスペースの清掃と消毒のため、タイムスロット間は少なくとも30分の間隔が必要となる。

【シンガポールニュース】コロナ安全対策違反で飲食店3店が閉店

~CNA 9月22日~

環境持続省(MSE)は9月22日、政府が新型コロナウイルスの感染対策強化するなか、安全対策に違反したとして飲食店3店に閉店を命じたこと発表した。

MSEによると、閉店が命じられた飲食店のなかには15人のプライベートディナーを受け入れた飲食店も含まれた。同飲食店では、グループは4つのテーブルに分かれて食事をしていたが、テーブル間を移動しながら飲み食いしていたとされる。

その他2店は、5人以上のグループの飲食を許可していたバーと午後10時30分を過ぎても客にアルコールを提供していた飲食店。また、違反行為が確認された別の飲食店4店には罰金が科せらえた。

シンガポールでは社会・経済活動規制の緩和でPhase2の段階にあり、店内飲食は解禁されているが、現行の規定では、グループ客は5人までで、テーブルは1m以上空けての設置を義務づけている。政府は店内飲食を提供する飲食店だけでなく客の違反行為の摘発も強化している。

【シンガポールニュース】フードセンターで清掃や害鳥駆除用ロボットを試験導入

~The Straits Times 9月19日~

西部タンピネス地区のフードセンターで、清掃や害鳥駆除用のロボットが試験導入された。フードセンターなど施設の衛生強化を図る。

同地区から選出された国会議員サゴス・ズルキフリ社会・家族開発相らが出席して行われた実証試験では、5台のロボット(床清掃用2台、天井検査用1台、リストパネル消毒用1台、蚊の密集検査用1台)が使用された。天井検査用ロボットは周波数を放出してハトなどを追い払うためにも使用。

ロボットはシンガポール工科大学(SUTD)のエンジニアによって開発され、プロジェクトはNational Robotics Programmeが資金提供する。今後は、ウェットマーケットでの試験運用に続き、タンピネスやその周辺地域のフードセンターや公営住宅にも導入される。

ロボットの導入について、サゴス・ズルキフリ社会・家族開発相は、生産性を高めるうえで重要であるとし、10年、15年先には労働力不足を補うと述べた。また、ロボット導入は、清掃者の職を奪うものではなく、清掃者にはより価値の高い役割に集中してもらうことができると主張した。

【シンガポールニュース】通信事業者2社に罰金、CB期間中のサービス中断が原因

~9月6日 The Straits Times~

情報通信メディア開発庁(IMDA)は9月6日、Circuit Breaker期間中に通信サービスの中断により大きな混乱をもたらしたとしてM1に400,000Sドル、StarHubに210,000Sドルの罰金を科した。

IMDAによると、M1は5月12日と13日にプロファイルデータベースの破損やソフトウェア障害により、インターネットサービスが中断。2回目の中断では加入者のうち約2万人が6時間におよびネット利用が出来なかった。StarHubは4月15日にネットワーク移行中のスタッフによる設定エラーにより混乱が発生し、約25万人に影響を与えた。

罰金額は、中断による影響、顧客サービス対策および影響を軽減するために事業者が要した時間など関連要因を考慮して決定された。

Circuit Breaker期間中は、ほとんどのシンガポール人が在宅勤務やオンライン学習に参加しており、通信業者2社によるサービス中断は大きな混乱を招いた。

【シンガポールニュース】最大250人までの国際会議・展示会・見本市の開催を許可

~CNA 9月7日~

チャン・チュンシン通産相は9月7日、経済活動再開計画の一環として、最大250人までの国際会議・展示会・見本市の開催を10月1日から許可すると発表した。MICEイベントの申請には主催企業が安全管理対策案を明示する必要がある。

イベントの容認数を増やすことで、MICEイベントを活性化し、新型コロナウイルス感染で最も大きな打撃を受けた航空・観光業界の回復を狙う。

今回の決定により、試験的なイベントとして10月にシンガポール国際エネルギー週間会議が開催される。シンガポール政府観光局(STB)はこうした試験イベントを通じて、ビジネスイベントを安全に開催するための基本手順をまとめる。

昨年実施されたSTBの調査によると、MICE産業は34,000以上の雇用をサポートし、経済的付加価値は国のGDP1%分に相当する38億Sドルだった。また、ビジネス旅行者の1人あたりの旅行消費額はレジャー旅行者の2倍を記録しており、政府はMICEの誘致にも注力している。

【シンガポールニュース】製造業購買担当者指数、2ヵ月連続でわずかに上昇

~CNA 9月3日~

購買原材料管理協会(SIPMM)が9月3日に公表した統計によると、8月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月より0.1ポイント減少の50.1ポイントを記録した。

新型コロナウイルスによる世界的な封じ込み対策やシンガポール国内のCircuit Breaker対策により2~6月までは5ヵ月連続でPMIが50ポイントを下回ったが、その後の2ヵ月はわずかながら50ポイントを上回った。

8月は、新規受注指数が改善し生産が伸びた一方で、新規輸出、在庫は減少した。特に電気機器部門のPMIが前月から1.4ポイント上昇の50.6ポイントと後押しした。これは51.4ポイントだった2018年9月以来最も高い指数だった。

SIPMMのソフィア・ポー開発担当は、事例証拠から、シンガポール政府によるビジネス促進策が効果的で、電気機器部門の改善が8月のPMIの結果に繋がったと述べた。

【シンガポールニュース】PropertyGuru, 既存投資家から3億Sドルを調達

~CNA 9月2日~

オンライン不動産会社PropertyGuruは9月2日、既存の投資家KKRおよびTPG Capitalから3億Sドルを調達した。

2007年に設立されたPropertyGuruは、シンガポールを拠点とし、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアでも事業を展開している。

昨年は市場の変動によりオーストラリアのIPOを廃止。今回のKKRおよびTPG Capitalからの追加投資により、東南アジアの不動産信託プラットフォームの構築を継続し、マレーシアやベトナムなどの主要市場での勢いを加速させる。

PropertyGuruはさらに、新しい住宅ローン市場やデータ機能などの分野にも投資していく。

【シンガポールニュース】Singtelが5G試験サービスを開始、国内で2社目

~The Straits Times 9月1日~

通信事業最大手Singtelは9月1日、5Gの試験サービスを開始した。国内ではStarHubに続いて2社目。

Singtelは5G対応のスマートションを使用する最初の20,000人に3ヵ月無料でサービスを提供する。通信エリアは国内中心部と南部の特定地域だが、使用期間中に対象範囲を拡大していく。

Singtelは、通信速度は、使用するデバイス、人口密度、その他の環境要因に応じて200Mbpsから1Gbpsとなる。

6月のモバイル分析会社Opensignalのレポートによると4Gダウンロード時の通信速度はSingtel、StarHubともに58Mbpsだった。5Gの高速化により3GBのムービークリップは平均約40秒でダウンロードされ、4Gより10倍速くなる。

Singtelのユエン・クアンムーン氏は、新型コロナウイルスにより、仕事や学校教育でのデジタルサービスへの依存度が劇的に高まっており、5Gは「ニュー・ノーマル」における生活を大きく変えるものになると述べた。

【シンガポールニュース】ハリマ大統領、外国人との雇用競争に対する不安を理解

ハリマ・ヤコブ大統領は8月24日、国内で外国人との雇用競争に対する不安が高まっていることを認め、政府はこれら国民の懸念に対処すると述べた。

ハリマ大統領は、シンガポール人は市民権とその特権に自信を持たなければならないと述べ、彼らの利益は政府が常に最重要視していることだと強調した。一方同時に、国に貢献し将来のシンガポールをより良い国にすることができる外国人を歓迎するべきだと付け加えた。

ハリマ大統領は、コロナウイルス影響による景気後退で、シンガポールでは特に中途採用者を中心に外国人との雇用競争に対して感情的な意見があることを理解した上で、政府が雇用主に働きかけ、雇用面でシンガポール人が公正に扱われることを保証すると述べた。

シンガポールのアイデンティティについてハリマ大統領は、「後から来た人を排除するのではなく、社会に溶け込ませ豊かにすること」で形成されてきたと付け加えた。