【シンガポールニュース】4月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同月比11.7%減

~The Straits Times 4月17日~

シンガポール企業庁(Enterprise Singapore)が17日公表した4月の非石油地場輸出(Nodx=石油輸出・再輸出を除く輸出)は、136億6440万ドルで前年同月比11.7%減だった。4カ月ぶりに増加した2月(4.8%増)からマイナスに転じた。

3月はブルームバーグのアナリストによる事前予想2.2%減より下げ幅が大きく、2016年10月以来もっとも大きな減速となった。なかでも電気機器輸出が前月の26.7%減と急落し2013年3月以降で最大の下げ幅を記録した。パソコンの46.3%減をはじめ、ディスクメディア製品が40.3%減、ICが22.2%減と大きく落ち込んだ。

メイバンクのエコノミスト、リー・ジュイ氏は、電子機器輸出の落ち込みはシンガポールのみならず韓国や台湾でも顕著にみられるとしたうえで、電子機器のダウンサイクルは底打ちに近づいている可能性があり、5月の米中貿易協定が実現すれば、今年後半からは少しずつ改善に向かう可能性もあると付け加えた。

非電子機器の輸出は、2月の9.4%増からマイナスに転じ、前年同期比7%減となった。医薬品(36.5%減)、特殊機械(24.4%減)、石油化学製品(15.1%減)の出荷減速が主因だった。

【シンガポールニュース】西部ジュロン・レイク周辺に大規模な観光開発、2026年完成予定

 ~The Straits Times 4月16日~

シンガポール観光局(STB)は16日、西部ジュロン・レイク周辺に大規模な観光開発を行うことを発表した。開発期間は2026年まで。

開発予定地はChinese Garden MRT駅と新しいサイエンス・センターが建築されるエリアに隣接し、総面積7ヘクタールの土地に、ホテル、アトラクション、飲食店、小売店などが集約される総合観光地となる。

STBの年次観光産業会議に出席したチー・ホン・タット通産担当大臣は、「ジュロン・レイクのユニークなウォーターフロント環境と立地は、2026年にはさらに魅力ある地域に変貌する」と述べた。また、新しい観光開発は、シンガポールのさまざまな地域に観光サービスを広めるというSTBの戦略に沿ったものであると付け加えた。

360ヘクタールあるジュロン・レイク地区はシンガポールで2番目のセントラルビジネス地区として位置付けられており、以前に発表されたこの地区の計画には、商業地区、住宅、広大な庭園が含まれていた。

【シンガポールニュース】UOB, Qoo10と提携し域内のEコマース市場を牽引

 ~The Straits Times 4月15日~

地場系大手銀行UOBは、東南アジアでのEコマース成長を推進するためEコマースプラットフォームQoo10と戦略的な提携を交わした。

今回の提携は、エコシステムパートナーショップにより銀行サービスを域内の消費者や中小企業に提供するというUOBの戦略の一環。両社は互いの商品やサービスの利用を促す。

提携による中小企業への利点として、ローン申請がQoo10のウェブサイトから可能となり、財務諸表をUOBに提出する必要がなくなる。また、UOBは信用評価作業を削減し、申請日に結果を受け取ることを可能とするため人口知能を採用する。

一方、300万人以上の消費者を抱えるQoo10は、商品の売買をより簡素化するためQoo10ウェブサイトと新しいブロックチェーンベースのEコマースプラットフォームQuuBeで銀行の金融ソルーションを採用する。

QuuBeで買い物をするUOBカード会員には、ブロックチェーンベースのトークンQ*coinsで10%分追加される特典も提供される。

【シンガポールニュース】予想ボーナス支給額、雇用者の大半は1~2カ月分の給与を計画

 ~The Straits Times 4月16日~

人材紹介会社Randstad Singaporeが2日に発表した2019年のボーナス予想調査によると、雇用主全体の66%が1~2カ月の給与分をボー​​ナスとして支給することを計画していることがわかった。

被雇用者全体の57%は、最低1~2カ月の給与分をボーナスとして受け取ることができると回答。また、被雇用者の10人に2人が3~5カ月分の給与をボーナスとして期待しているのに対し、同給与分をボーナスとして見込んでいる雇用者は全体の13%で、予想ボーナス額に対する両者の期待感のずれが浮き彫りになった。

調査は2019年1月から2月にかけて、銀行、金融サービス、情報技術、製造、建設など9つの業界にわたる約100人の雇用主とシンガポール在住の専門職400人を対象に実施。対象企業のうち2社が、5カ月以上の給与を支払う予定だと回答した。

一般的には、被雇用者の見通しが楽観的で、昨年ボーナス支給されたのは52%だったものの、今年は約83%がボーナスを期待。また、36%が今年ボーナスを得られなかった場合、転職も視野に入れていると回答した。

Randstad Singaporeの代表のジャヤ・ダス氏は、「2018年はシンガポールの企業が大きな成長を遂げた年であり、被雇用者はハードな仕事面だけでなく組織に対する忠誠心も考慮した報奨としてボーナスを期待していると」述べた。

 

【シンガポールニュース】スタートアップ企業mobilityXがオールインワンの交通アプリZipsterのベータ版を発表

 ~The Straits Times 4月15日~

MaaS(乗り物のサービス化)事業を展開するスタートアップ企業mobilityXは1日、オールインワンの交通アプリZipsterのベータ版を発表した。

Zipsterでは、MRT, バス、民間車、配車サービス、自転車シェアリングなど複数の交通手段へのアクセスが可能となる。

また、mobilityXは公共交通機関の料金を支払うZipsterカードを試験的に開始する。支払いはZipster内の機能であるモバイル財布を通して行われる。

Zipsterでは、ユーザーが1つのプラットフォームから、利用可能な交通手段の所要時間や料金を比較して選択できるよう、プラン、予約、支払いシステム統合されている。

mobilityXはシンガポール最大の公共交通事業者SMRT社によるシードファンディングによるスタートアップとして昨年開業。豊田通商も出資しており、Grab、Gojek、自転車共有プラットフォームAnywheel、eスクータースタートアップNeuron、EZ-Linkなどと提携している。

【シンガポールニュース】SATSが機内食の賞味期限を延ばす製造技術を導入

 ~The Straits Times 3月11日~

グランドハンドリング事業大手SATSは、機内食の賞味期限を延ばすための食品製造技術を導入した。これにより機内食の廃棄量削減を狙う。

チャンギ空港の主要航空会社への仕出し業者でもあるSATSは11日、Changi Northに2,500万Sドルを投じて拡張したセントラルキッチンで新技術について説明。低温殺菌と滅菌により食品の安全性、栄養、味に悪影響を与えることなく行う機内食の長期保存を可能としていることを強調。長期保存が可能な機内食を製造するには、微生物が増殖するために必要とする水分を分離するなどの処置を必要とする。

新技術により、新鮮な食材は冷蔵で48時間しか保持できなかったが、保存料なしで90日維持できる。また、チキンライス、チキンブリヤニ、ビーフストロガノフ、パスタアルフレド、ブラックペッパーチキンうどんなどのRTE(レディ・トウ・イート)フードは冷蔵せずに6〜24ヶ月間保存することも可能となる。

南洋工科大学の食品科学技術プログラム担当ディレクター、ウィリアム・チェン教授によると、チキンライスの場合、ご飯、チキンミート、ソースが別々の包みに入っていて適切な殺菌が施されていれば、数年経っても安全に食べることが可能だという。

SATSはチャンギ空港第4ターミナル隣にもセントラルキッチンを持っており、1日に製造できる機内食は45,000食から60,000食に増加した。機内食の廃棄量を減らすため、まずはシンガポール航空の子会社であるScootが6月から新技術によって製造された機内食を取り入れる。

【シンガポールニュース】Jewel ChangiにcYOTELがオープン

 ~The Straits Times 3月8日~

マイクロホテルチェーンのYOTELが4月12日にJewel Changi空港にオープンする。

YotelAir Singapore Changi Airportというブランド名で、コンパクトに最適化された130のキャピンを最低4時間、その後1時間ごとに予約することが可能となる。

セルフいチェックインのキオスクをはじめ、24時間利用可能なジム、共同作業スペース、屋内の滝としては世界で最も高いRain Vortexを見渡すことができるクラブラウンジなどが完備される。

YotelAirは、空港ターミナル内にあり、途中降機のフライト利用者や、フライトの遅延やキャンセルにみまわれた旅行者のニーズに応える。

【シンガポールニュース】チャンギ空港の大型複合施設Jewel Changi Airportが4月17日にオープン

~The Straits Times 3月7日~

ガラスとスチールからなる独特のドーム型をした大型複合施設「Jewel Changi Airport(以下、Jewel)」が4月17日にオープンする。チャンギ空港のターミナル1に隣接し、ターミナル2、ターミナル3それぞれにエアコン付きリンクウェイで接続される。

開業後、旅行者はシンガポール航空、シルクエアラインなど26の航空会社にサービスを提供するアーリーチェックイン・ラウンジの利用が可能となる。これはフライ&クルーズ旅行など旅行内容の改善を目的とし、チケット発券サービスと手荷物サービスを統合し提供するラウンジとなる。

チェンギ・エアポート・グループ(CAG)は、開業前の4月11日から6日間、抽選で50万人にJewel を公開。280店以上の小売店や飲食店も開業する。同施設で最上階にある14000平方メートルのキャノピーパークは一般公開が今年中旬の予定であるため、唯一立ち入りが禁止される。

Jewelを設計したのはMarina Bay Sandsを設計した建築家としても有名なMoshe Safdie氏。見どころの一つ5階建ての庭園は、2500本の木と10万本の低木が生い茂り、屋内の滝としては世界で最も高いRain Vortexを有する。

【シンガポールニュース】車両購入権(COE)、バイクを除く全てのカテゴリーで落札価格が上昇

~The Straits Times 3月6日~

車両購入権(COE)入札が6日に行われ、二輪車を除く全てのカテゴリーで落札価格が前回を上回った。

小型車(カテゴリーA)の落札価格は、26,309Sドルで前回よりわずか8Sドル上回った。

落札価格の上昇率が最も高かったのはカテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上)前回より4.4%増の36,961Sドルだった。大型車が対象となるカテゴリーE(オープンカテゴリー)の落札価格は前回より2.5%上回わり、37,620Sドルだった。

カーディーラーは、落札価格の上昇の主因として、GrabやGojekの配車サービス業のビジネス拡大にともなう四輪車の需要増加をあげた。

落札価格
カテゴリー 3月06日 2月20日
カテゴリーA(排気量1600cc以下で130馬力以下) 26,309 26,301
カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上) 36,961 35,403
カテゴリーC(商業車、バス) 27,010 26,914
カテゴリーD(バイク) 3,602 3,689
カテゴリーE(オープンカテゴリー) 37,620 36,667

【シンガポールニュース】中等学校の能力別クラス編成が廃止

~Channel NewsAsia 3月5日~

オン・イクエン教育相は5日、小学校卒業試験(PSLE)の点数で決定される中等学校の能力別クラス編成を廃止すると発表した。

現状PSLEの結果によって中等学校の進むコースが4年制(Express)、5年制(Normal Academic)/Normal Technical)に振り分けられているが、現在の小学2年生が中等学校に入学する2024年からは科目のレベル別でのクラス編成となる。これにより2024年に中等学校に入学する生徒は2027年に試験を受け卒業する。

クラス編成制度の変更にともない、Expressコースでは4年時(Normalコースは5年時)に受ける試験GCE O(Ordinary) LevelとNormalコースが4年時に受ける試験GCE N(A) Levelも見直され、次の進路を決めるための国家試験が導入されることになる。

制度の見直しは、5年制Normalコースの学生が劣等感を持たないようにするための配慮。教育省によると、GCE Oの結果では特定の科目に関しては4年制と5年制の間に差がないことが確認されている。