【シンガポールニュース】景気減速も、5人に2人が年内の転職を計画

~The Straits Times 6月19日~

人材紹介会社Randstadの調査報告「いま最も働きたい企業 2019」(Employer Brand Research 2019)によると、シンガポールでは約5人に2人が年内の転職を計画していることがわかった。

Randstadは、転職を希望する被雇用者全体の40%がキャリアアップに限界を感じていることが転職希望の背景にあると分析した。

Randstadによると、労働市場の需要逼迫や経済の先行きが不透明であるにもかかわらず、この先キャリアアップを望めないと感じている被雇用者が新しい職を探す傾向が強いという。全回答者のうち、年内の転職を計画しているとの回答が最も多かったのはミレニアム世代(43%)で、Generation X employeesと呼ばれる1960年代初頭から1980年代初頭に生まれた世代(41%)が続いた。

世代によって会社に求めるものも違い、若い世代ほど快適な環境とスキルアップのためのトレーニングを提供している企業に魅力を感じているようで、ミレニアム世代の3人に1人がキャリア継続のためのトレーニングプログラムやスキル開発を提供する企業への転職を希望している。一方、Generation X employeesでは、彼らが熱中できる興味深い仕事をさがしているようだ。

【シンガポールニュース】デング熱感染者、週間ベースで過去3年で最悪の水準

~CNA 6月18日~

国家環境庁(NEA)の発表によると、6月9日から15日までの1週間でデングウィルスの感染が468件確認され、週間ベースでは2016年以来、過去最悪の状態に直面している。

この3ヵ月の間に、週間のデング熱感染者数は4倍に達している。今年に入ってからの感染者数は5,261人(6月17日現在)となり、既に2018年通年の3,285人、2017年通年の2,772人を大きく上回っている。

また、蚊の繁殖地も、この数ヵ月で2倍以上増加し、112ヵ所が確認された。Woodlands, Chai Chee、Geylang.地区も含め31ヵ所の繁殖地からは10人以上が感染した。

感染者数が増加している今年は、これまでに4人の死亡が確認されている。

【シンガポールニュース】中央ビジネス地区に日本食フードコンプレックス「Gochi」が開業

日本のプレミアムグルメが楽しめるフードコンプレックス.「Gochi」が中央ビジネス地区(CBD)のCapital Squareにオープンする。

敷地面積は、5,000平方フィートで、日本発の伝統時なブランドから創作料理や新しいコンセプトの食べ物を提供する飲食店と小売店合わせて6店舗が開業する。

6店舗のうち、回転すしチェーン「Chojiro」、ジャパニーズ・イタリアンの「Pront」、鰻専門店「Unaemon」、フローズンフルーツバー「Paletas」は、シンガポール初進出となる。スープカレーの「Suage Express」はCapitol PiazzaとJewel Changi Airportに次いで3店舗目、洋菓子の「Morozoff」は4店舗目となる。

「Gochi」を運営するのはUptron(Pte)Ltd。同社ギリッシュ・トゥワニCEOは中央ビジネス地区という素晴らしい環境でリーズナブルな日本食を楽しんでもらいたいと語った。

【シンガポールニュース】第1四半期、製造不振で解雇者数増加

~CNA 6月13日~

人材開発省(MOM)は13日に発表した最新の労働市場レポートよると、1~3月期の解雇者数は前期より700人多い3,230人だった。

解雇者数増加の主因となった製造では、解雇者数が前期の380人を大きく上回る1,040人となり、特に電子機器製造の解雇者数は全体の18%を占めた。

製造に次いで解雇者数が多かったのはサービスで、なかでも卸売部門と物流・倉庫部門での解雇者数の割合は、それぞれ全体の16%、10%だった。

MOMの統計によると、1~3月期は2年振りに求人数が減少し、解雇者数が増加した。

一方で、外国人家政婦を除く、雇用者数は前年同期より10,700人増加した。建設は公営・民間ともに好調で、3年振りに雇用の増加がみられた。

 

【シンガポールニュース】2019年通年のGDP成長率予想、2.1%に下方修正

~The Straits Times  6月12日~

シンガポール通貨金融庁(MAS)が四半期ごとに実施している調査で、2019年通年の経済成長率予想が下方修正された。

調査によると、民間エコノミストは2019年通年の経済成長率を2.1%と予想。前回(3月)予想の2.5%を下回った。

民間エコノミストは、主要産業のほとんどで成長率は鈍化するとの見方を強めている。なかでも製造に対しては最も悲観的で、3月時の予想成長率2.0%から0.2%減のマイナス成長を予想。唯一、予想した成長率が前回を上回ったのは建設だけで、2.1%から3.5%に上方修正された。

2019年通年のGDP成長率に関しては、通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)が先月、1.5~3.5%という事前予想から上限が下方修正された 1.5~2.5%となると発表したばかり。

シンガポール経済への懸念材料として、民間エコノミストは、「米国による保護貿易政策」をトップに挙げ、次いで「中国の経済低迷」を挙げた。

【シンガポールニュース】民間集合住宅の中古販売価格が4カ月連続で上昇

~The Straits Times 6月11日~

不動産情報サービスを提供するSRX Propertyによると、5月の民間集合住宅(コンドミニアム)の中古販売価格は前月より0.5%上昇した。4月の0.8%増に続き4カ月連続の上昇となった。

5月は特に、都市中心地周辺の中古物件の価格が0.8%増と大きく上昇した。一方、都心部Core Central Region(CCR)と郊外にあたるOutside Central Region(OCR)での中古価格はそれぞれ0.1%増、0.2%増と穏やかに上昇した。

販売戸数は4月より24ユニット多い835ユニットを記録したが、前年同月(1546ユニット)より700ユニット以上少なかった。

不動産市場の専門家ニコラス・マック氏によると、今年に入ってからの中古コンドミニアムの流通市場は安定しており、特に3月から5月の間に販売された中古物件数は809~835ユニットで増減の幅が極めてすくないと話した。

【シンガポールニュース】医療費のインフレ率、2018年は10%

~The Straits Times 6月10日~

保健・福利厚生コンサルティングMercer Marsh Benefitsの「2019年世界の医療トレンド調査」によると、シンガポールにおける医療費のインフレ率は10%だった。

シンガポールの医療費のインフレ率は、アジアの平均10.4%をわずかに下まわり、アジア地域での調査対象国11ヵ国のうち6番目に高かった。2019年には10.1%とわずかながら上昇すると予想される。

調査は59ヵ国で保険会社204社を対象に2018年1~3月に実施。医療費の上昇動向、医療の種類、企業の被雇用者への扶養費について調べた。

Mercer Marsh Benefitsのニール・ナラール氏は、医療費が上昇傾向にあるなか、シンガポールの企業における健康とウェルネスの解決策は未だ不十分なことから、企業が福利厚生の内容を見直す時期に来ていると話した。

【シンガポールニュース】食の安全性の観点から、PHOの食品添加禁止へ加速

~CNA  6月6日~

保健省(MOH)は、Gardenia、Nestle、Sunshine Bakeriesなど食品製造会社と複数のスーパーマーケットが部分水素添加油(PHO)の食品添加を来年6月までに廃止すると発表した。

今年3月にMOHは、2021年6月までに食品添加物としてPHO使用の禁止を発表しており、食品業界では事前に部分水素添加油(PHO)の食品添加を控える動きが加速している。

NestleとSunshine Bakeriesは、シンガポール国内で製造販売されている98以上の自社製品はすでにPHOフリーであり、Gardeniaでは2000年代初頭からパンがPHOフリーであると述べた。

MOHとその傘下の健康促進局(HPB)が6日に開催した説明会で、MOHは企業によるPHOフリーへの動きは、健康的な食環境を作り出すために政府が打ち出した政策に呼応したものと評価した。

PHOは食品に含まれる人工的なトランス脂肪酸の多くを占めており、消費すると疾患症の死亡リスクが高まるとして米国、カナダ、タイなどではPHOを使用した食品の製造・販売が禁止されている。

【シンガポールニュース】車両購入権(COE)、小型車を除く全てのカテゴリーで落札価格が下落

~The Straits Times 6月6日~

車両購入権(COE)入札が6日に行われ、小型車を除く全てのカテゴリーで落札価格が下落した。

小型車(カテゴリーA)の落札価格は、前回より3,000Sドル以上下回る30,009Sドルだった。カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上)は前回の42,564Sドルから39,728Sドルに下落した。

落札価格が下げ幅が最も大きかったのは、大型車が対象となるカテゴリーE(オープンカテゴリー)で、前回より5,000Sドル下回る4,2002Sドルだった。

カーディーラーは、米中貿易摩擦により世界経済の先行き不透明感が増す中、国内の自動車市場は活気がなくなっていると話した。

落札価格
カテゴリー 6月06日 5月23日
カテゴリーA(排気量1600cc以下で130馬力以下) 30,009 27,000
カテゴリーB(1600cc以上か130馬力以上) 39,728 42,564
カテゴリーC(商業車、バス) 25,502 27,400
カテゴリーD(バイク) 3,090 3,202
カテゴリーE(オープンカテゴリー) 42,002 47,000

【シンガポールニュース】チャンギ空港、交通整理にロボットの試験的導入を開始

~The Straits Times 6月4日~

チャンギ空港で交通整理のためのロボットが試験的に導入された。ロボットは身長1メートルの完全自動巡査ロボで、ターミナル入り口手前の送迎車用スペースにおける違法駐車を監視する。

巡査ロボは、総合警備サービス大手サーティス・グループが開発したもので、違法駐車を見つけると”No Parking”のサインを点滅させる。現段階での役目はパトロールにより交通の流れをスムーズに促すことで反則告知はしない。

サーティス・グループによると、巡査ロボの試験導入は、最新の技術によるセキュリティー対策強化の一環で、効果が確認できれば新たな役割を追加する。

チャンギ空港は約4,000人のスタッフを有するが、自動化による利益効果先約は必至。第2ターミナルのサーティス統合管理センターでは、1,000を超える監視カメラとそのネットワークシステムにより、スタッフによる監視体制を24時間サポートしている。

チャンギ空港では、チェックインのセルフサービス自動キオスクの設置やターミナル内の清掃ロボット導入など、ここ数年で自動化を強化してきた。