【シンガポールニュース】高所得者、気温上昇でエアコン使用頻度増

~The Straits Times 12月20日~

シンガポール国立大学経済学部アルベルト・サルボ准教授による水道光熱費に関する研究で、気温上昇にともない低所得者は水の消費量が増え、高所得者はエアコンの使用頻度が高くなることが明らかになった。

サルボ准教授は国内130,000世帯を対象に2012年9月から2015年12月まで調査を実施した。

気温が1℃上昇すると2ルームアパートで消費される水量は1日平均9リットル増えることがわかった。調査期間中は2ルームアパートでエアコンが完備されていたのは約8割だった。

一方、5ルームアパートやエグゼクティブコンドミニアムに住む所得の高い世帯では、気温が上昇してもシャワーなどで使う水の量は変わらないが、エアコンの使用時間が長くなったり頻度が高くなることがわかった。気温1℃の上昇に対し、1日2時間長くエアコンが使われた。

研究報告は、今後、所得の増加している熱帯アジアの国において、水や電気の消費量を予想するための参考資料として注目される。

【シンガポールニュース】 シンガポール人の平均睡眠時間は6時間32分

~The Straits Times 8月21日~

〝睡眠”についての最新の調査結果で、シンガポール人の平均睡眠時間は6時間32分と調査対象45都市でを対象に調査した3番目に短いことがわかった。

シンガポール以外で平均睡眠時間が7時間を切ったのは、東京(5時間46分)とソウル(5時間55分)だけ。

Asia Sleep Centreの耳鼻咽喉専門のケニー・パン博士によると、シンガポール人は労働時間が長くなっているうえに、子育てなどに時間がとられており、就寝時間が遅くなっていると指摘。

同博士は、成人は1日7~8時間の睡眠時間が必要で、睡眠不足により高血圧などの病気を引き起こす確率が高くなると警告している。シンガポール国立大学の医学大学院教授マイケル・チー氏も睡眠の短い人は糖分や塩分の摂取量が多く、結果として肥満や心臓発作を起こすリスクが高いと指摘。

今回の調査データは、Jawbone製リストバンド型デバイスの使用者(各都市5000人以上)から収集。 製品が187シンガポール・ドルと高価なことから、チー教授はもともと使用者の多くが中間層以上で就労時間も比較的長いと分析している。

昨年5月にはシンガポール人2,000人の学生へのアンケート調査で、1日平均睡眠時間が6時間12分だったと報告された。

【シンガポールニュース】 シンガポール、津波の影響ごくわずか

ここ2年間の研究の結果、周辺海域で地震による津波が発生したとしてもシンガポールには被害がほどんどないことがわかった。

コンピューターのシュミレーションによると、インドネシアやフィリピン海域でマグニチュード9.0の地震がおきないと、シンガポールに津波が届かないという。最初の波が到着するまでに10時間かかり、それまでには波の高さは海面から70センチ以下になり、到着後も波は内陸の50メートルmまでのところにしか達しないと予想される。また、津波の速度は通常の波より遅いとされる。

これは国家環境庁(NEA)がシンガポール国立大学(NUS)、南洋理工大学(NTU)に委託した津波被害に関する調査の結果として公表したもの。

2004年12月26日に発生し、約22万5千人が死亡したインド洋大津波をきっかけにNEAが研究を開始。今回の調査対象となったSundra Arcで知られるインドネシア海域とフィリピンに近いマニラ海溝の海底地震はシンガポールに津波をもたらす可能性があるとされていた。