【シンガポールニュース】スタートアップへの出資額増加、昨年は105億米ドル

~The Straits Times 4月29日~

Enterprise Singapore (ESG)によると、昨年のスタートアップへの出資案件は353件で出資額は105億米ドルに達し、2012年の160件、8億米ドルを大きく上回った。

統計には、配車サービスへの20億米ドル, フードテックAlchemy Foodtech への250万米ドル、 ヘルスケアアプリ FriarTuck への363万米ドルなどが含まれる。

ESGのエドウィン・チャウ氏は、国内の公的機関や国内外の投資家に働きかけ、シンガポール発のスタートアップ支援を強化していくと述べた。昨年はスタートアップ1,160社が政府主導のスタートアップ支援プログラムの恩恵をうけた。

支援プログラムの一例であるGov-PACTは、政府機関が直面する課題を公表し、スタートアップから革新的な解決法を募集するもの。2017年度に8,000万Sドル予算が組まれた。

【シンガポールニュース】スタートアップ企業mobilityXがオールインワンの交通アプリZipsterのベータ版を発表

 ~The Straits Times 4月15日~

MaaS(乗り物のサービス化)事業を展開するスタートアップ企業mobilityXは1日、オールインワンの交通アプリZipsterのベータ版を発表した。

Zipsterでは、MRT, バス、民間車、配車サービス、自転車シェアリングなど複数の交通手段へのアクセスが可能となる。

また、mobilityXは公共交通機関の料金を支払うZipsterカードを試験的に開始する。支払いはZipster内の機能であるモバイル財布を通して行われる。

Zipsterでは、ユーザーが1つのプラットフォームから、利用可能な交通手段の所要時間や料金を比較して選択できるよう、プラン、予約、支払いシステム統合されている。

mobilityXはシンガポール最大の公共交通事業者SMRT社によるシードファンディングによるスタートアップとして昨年開業。豊田通商も出資しており、Grab、Gojek、自転車共有プラットフォームAnywheel、eスクータースタートアップNeuron、EZ-Linkなどと提携している。

【シンガポールニュース】精製糖の代替品製造企業、500万シンガポール・ドルの資金調達

~The Straits Times 3月15日~

精製糖より健康的な甘味代替品を製造するスタートアップNutrition Innovationが500万シンガポール・ドルの資金調達を実施した。

本資金調達はシリーズAラウンドによるもので、地場企業でアグリフード・ベンチャーファンドのVisVires New Protein (VVNP)、商品先物取引業Enerfo Groupや英国に拠点のある企業が投資した。また、VVNPにとっては初めての投資となった。

Nutrition Innovationは、独自の技術によって、精製糖に代わる健康的な代替品として、天然で低血糖の甘蔗糖(Nucane)を生産。

食品製造業界では、これまで精製糖を「代替甘味料」で置き換えることはコスト面や持続性の観点から否定的意見が多かったが、Nutrition Innovationは、最大70%まで糖分の削減を達成できる甘蔗糖を工業規模で生産できるとして注目を集めている。

【シンガポールニュース】レストラン向けソリューションのスタートアップ、1,000万シンガポール・ドルの資金調達

~The Straits Times 10月10日~

レストラン向けソリューションを提供するTabSquareが1,000万シンガポール・ドルの資金調達を実施した。

本資金調達はシリーズBラウンドによるもので、コカ・コーラ・アマティル、Resorts World、既存の投資家Walden Internationalが投資した。

TabSquareは調達した資金で、人口知能(AI)を強化し、ソリューションサービスを充実させせ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイでの事業拡大を加速させる。

TabSquare は2012年に設立されたソフトウェア企業。SmartTab eMenuやSmartKioskなどタブレット上で注文から支払いまでを可能としたサービスだけでなく、顧客の好みに合わせてメニューを推奨したりワインペアリングの提案などができるエンドツーエンドのソリューションを提供している。