【シンガポールニュース】政府主導で、データセンター向け冷却技術を開発

~The Straits Times 10月21日~

シンガポール国立大学(NUS) 工学部、ケッペルデータセンターホールディングス、シンガポールLNGコーポレーション(SLNG)は、データセンター向けの斬新で費用対効果の高い冷却技術を共同開発する。

同プロジェクトは、グリーンデータセンター研究プログラムのもと、シンガポール政府の国立研究財団がサポートする。21日の共同声明では、持続可能でコンパクトなデータセンターへの道を切り開く冷却媒体のプロトタイプを開発することが発表された。

プロトタイプは、シンガポールLNGターミナルから複数のデータセンターに冷熱を効率的に保存して運び、その後、各データセンターの冷却ループ内での循環により効果的に冷却する機能を有する。

Semiclathrate Thermal Energy Carrier Systemと呼ばれる新しい冷却技術は、データセンターの電力使用効率を20%向上させると見込まれ、冷却インフラストラクチャの設置面積を削減することにより、施設スペースと建設コストを節約できると期待されている。

新しい冷却技術については、NUSが2022年までに実証するためのプロトタイプを設計、構築、運用する。

【シンガポールニュース】Facebook、アジア初のデータセンターを建設

~Channel NewsAsia 9月6日~

米交流サイト最大手、Facebookは6日、同社ではアジア地域で初となるデータセンターをシンガポールに建設すると発表した。

データセンターは、Date Centre Parkとして知られた西部タンジョン・クリン地区に建設される。投資額は14億Sドル。敷地総面積は17万平方メートル。

同データセンターでは最新の冷却システムを導入することで水や電力消費を最小限に抑える。試験結果ではシンガポールの気候でも水の消費量は20%削減することが可能。加えて、11階の建物は軽量素材を使用することで外気を取り込めるよう工夫が施される。

Facebookのデータセンターインフラストラクチャー最高責任者であるトーマス・ファーロン氏によるとデータセンター開設により、ネットワーク管理から物流管理まで幅広くスタッフを採用する必要があり、数百人の雇用創出に繋がるという。

開業予定は第1工期が完了する2020年。データセンターの建設もその後も継続される。

【シンガポールニュース】Google、3つ目のデータセンターを建設

~Channel NewsAsia 8月1日~

インターネット関連サービス大手のGoogleは1日、クラウドサービス需要の高まりを背景に、シンガポールで3つ目となるデータセンターを開設すると発表した。

Googleによると新なデータセンターは西部ジュロン・ウェストにある2つのデータセンターからほど近くに建設される。長期的な投資額は8.5億米ドルになる。2015年に2目のデータセンター開業が発表された際の投資額5億米ドルを大きく上回る。

Googleは2011年にシンガポールで初めて専用データセンターを開設。その後、シンガポールの高いインターネット普及率に応じてデータセンターを拡張した。

Googleデータセンターのジョー・カヴァ副社長は、東南アジアにおけるインターネット利用者数は依然増加しており、2015年に2つ目のデータセンターを開設してからも新たな利用者が7,000人増え、域内の利用者数は米国の人口を上回る3.3億人と巨大市場に成長していると述べた。

また、カヴァ副社長によると、域内においては企業によるオンライン化が加速しており、企業用のGoogle Cloud Platformが急速に伸びている。

【シンガポールニュース】 データセンターサービス市場規模、2021年までに10億米ドルに

~Channel NewsAsia 2月14日~

米調査会社の451 Researchは、昨年のデータセンターサービス市場規模は著しい成長を遂げた香港がシンガポールをリードしたものの、2019年にはシンガポールが香港を追い越すと予想した。

同調査会社によると、シンガポールのデータセンターサービス市場は2021年までに10億米ドル規模に達し、現在大型な投資がされている香港の同時期までの市場規模9億米ドルを上回るとみている。

シンガポールの昨年のデータセンターサービス市場規模は7億3,900万米ドル。調査報告では、同市場の2021年までの年間平均成長率は香港の4%に対しシンガポールは8%と高い水準で推移すると見られている。

451 Researchのシニアアナリスト、ダン・トンプソン氏は、香港ではいくつかのプロバイダーがデータセンター拡張の可能性をもっているものの主要プロバイダーはほぼフル稼働となっているの対し、シンガポールではデータセンターの拡大が進んでおり昨年の総面積増加率は12%を超えたと指摘。

シンガポールでは年内にDODID, Global Switch、Iron Mountainが新たなデータセンター建設に着手する。

 

【シンガポールニュース】 アリババ、9月にデータセンターを開業

~Channel NewsAsia 8月19日~

中国の電子商取引大手、アリババグループは19日、クラウドコンピューティング部門アリユンによる海外2つ目のデータセンターが9月に開業すると発表した。

同グループは、東南アジアを拠点とし主に中国でのビジネスに積極的な企業に対して、広範囲にわたるのクラウドサービスを提供する。開業にあたっては、既存の北京、杭州、青島、香港、四川、シリコンバレーのデータセンターに回線接続する。

また、同グループは、データセンターの開業にともない、シンガポールがアリユンの海外統括本部となることも発表。アリユンのイーサン・ユー副会長は、クラウドオペレーションの海外統括本部としてシンガポールは最も相応しいロケーションだと強調した。

ユー副会長は、シンガポールはビジネスのしやすさや通信ネットワーク環境など、クラウド関連のデータ管理の需要が見込める環境にあるうえ、政治情勢が安定していることや技術力の高い労働力を兼ね備えている利点が揃っていると述べた。

【シンガポールニュース】 Googleが専用データセンターを拡張

~The Straits Times 6月2日~

検索エンジン大手Googleは、4億400万Sドルを投じて、シンガポールの専用データセンターを拡張する。

Googleデータセンターのジョー・カヴァ副所長は、データセンターの拡張は、シンガポールの高いインターネット普及率に応じたものだと述べた。

シンガポールは、昨年、新たに40万人がインターネットの利用を開始し、インターネットの普及率は80%に達した。また、スマートフォンの普及率も2013年の70%から85%に上昇。

拡張部分は既存のデーターサンターに隣接する敷地面積2ヘクタールに建設される5階建てのビル。2017年中頃の運営開始を目指す。

【シンガポールニュース】 デジタル・リアリティ・トラスト社, 島内2つ目のデータセンターを開設へ

データセンター・ソリューション・プロバイダーの世界的大手、デジタル・リアリティ・トラスト社(DRT)がシンガポールで2つ目のデータセンターの開設に向け2億Sドルを投入する。
 
DRTは、東部Loyangにあった印刷用紙保管工場を買収し、4階建て総面積17万7,000平方フィートのデータセンターに改装する。同社は2000年にアジア太平洋地域のデータセンター市場に参入。2012年には島内西部のJurongに33万平方フィートのデータセンターを開設しており、シンガポールにおける投資額は合計で4億Sドルを超えることになる。

同社アジア太平洋地域代表ダリル・ダンバー氏は、地域内の急速な経済成長により、データセンターの需要は急拡大していると述べた。

顧客は、設置した各種コンピュータやデータ通信などの管理運用を外注する大手企業ばかりで、中にはデータセンター内施設を間借りして中小企業に対してコネクティビティ・データ保存・コンピュータ処理・ネットワークなどのサービスを提供するプロバイダーもある。

シンガポールは、強い経済力、優れた通信技術、安全で信頼性のあるハブとしての高い評価を背景に、世界的大手プロバイダーによるデータセンターの拡張が著しい。今年はじめにはエクイニクスが同社最大となる38万5,000平方フィートのデータセンターを、昨年は豪州系PacNetが8階建て15万5,000平方フィートのデータセンターをそれぞれ開業した。

また、シンガポール政府も13ヘクタールのデータセンターパークを来年建設する予定だ。