【シンガポールニュース】民間住宅の中古価格、2カ月連続で下落

~The Straits Times 10月9日~

不動産情報サービスを提供するSRX Propertyが9日に発表した9月の民間集合住宅(コンドミニアム、アパート)の中古販売価格指数(速報値、2009年1月=100)は189.9ポイントで前月より0.2%下落した。8月の0.3%減に続き2カ月連続でマイナスとなった。

民間集合住宅の中古価格は7月までに12ヵ月連続で値上がり住宅市場は過熱していたが、7月に予想外の不動産相場政策が発表されてからマイナスに転じた。ただし、9月の中古販売価格指数は前年同月比では10.9%高かった。

不動産相場政策より9月の販売件数は702件と8月(707件)を下回った。前年同月比では44.3%減と大きく落ち込んだ。

不動産OrangeTee & Tieのクリスティーン・スン氏は、民間集合住宅の中古販売が後退した理由としてハングリー・ゴースト・フェスティバルの時期と重なったことも指摘したうえで、買い手と売り手の間で販売価格への期待感に大きな相違が生じたことが主因だと述べた。

スン氏は、不動産相場政策により「潜在的な買い手側はより販売価格が下落するのを期待し、売り手は景気も雇用も堅調ななか、販売価格の下落に嫌悪感を示している」と述べた。