【シンガポールニュース】統一QRコードで医療費支払いが可能に

~The Straits Times 11月11日~

DBS銀行は11日、国内すべての公立総合診療所、病院、専門医療センターで統一QRコード(SGQR)による電子決済を来年末までに可能にすると発表した。

SGQRによるデジタル支払い方法は段階的に導入される予定で、第1フェーズとして月曜日から27の公立病院、専門医療センター、総合診療所で利用が開始される。

DBS銀行は3つの公的医療クラスター、National Healthcare Group(NHG)、National University Health System(NUHS)、Singapore Health Services(SingHealth)がSGQRを導入することを支援する。

同銀行によると、現状では患者5人に1人は現金やチェックで医療費を支払っている。同銀行のラオフ・ラティフ氏は、高齢化が進む中、SGQRでの決済を導入することは、様々な年齢層に電子決済を利用してもらうきっかけに繋がると話した。

【シンガポールニュース】医療費上昇指数が域内で上位、手術費の高騰が要因

~Channel NewsAsia 4月7日~

保険関連企業Aonが医療費の調査についてまとめた報告書「Aon Asia Healthcare Trends Report」で、シンガポールの医療費上昇指数が域内で上位にランクされた。

Aonは域内11カ国を対象に医療費の推移に関する物価指数であるAon Medical Inflation Index (AMII)を公表。AMIIは保険業者への調査をもとに2017年および2018年の医療費のインフレと今後3年間のインフレ予想をもとに指数化したもの。

Aonによると、シンガポールの医療費全体の上昇率は2014年の20%増から昨年は9.6%増と減速しているものの、報告書では、シンガポールのAMIIは95.1ポイントで11ヵ国中4番目に高い数値だった。

Aonは、シンガポールでは入院患者の治療費が医療費上昇を牽引しているが、なかでも手術代の高騰が医療費の上昇を押し上げている大きな要因であると分析。調査のなかでも、半数の保険業者が医療費上昇の要因として病院での治療費をあげ、25%が診断、残りの25%が歯科診療に係る費用をあげた。

【シンガポールニュース】 医療観光の競争力が低下

~The Straits Times 5月8日~

最新の医療関連報告書によると、地域内で、医療費の安い国々が医療観光に注力しており、シンガポールの医療観光のハブとしての地位が揺らぎはじめている。

地域内では、医療の質・患者サービスを改善し、安価な医療費で医療観光誘致を強化する都市が注目されはじめている。 

シンガポール高により、高度な医療サポートを求める外国人は治療費の高いシンガポールから、タイやマレーシアに治療の場を求める傾向が強まっているようだ。シンガポールで心臓のバイパス手術を受けると、治療代はタイより41%、マレーシアより106%それぞれ高いという調査報告がある。

これまでは、医療技術が高度で患者へのサービスが良いことから、シンガポールでかかる治療費は高くても当然だという見方があった。世界保健機構(WHO)の国別医療ランキングで、シンガポールは191ヵ国中6位でアジアでは1位にランクされているが、技術・サービス面ではアジア諸国との差が年々縮まっているのが現状だ。

タイの医療機関は世界的に認知度が高まっており、バンコクの民間病院Burmungrad Internationalは専門医によるサービス治療を大々的に展開している。