【シンガポールニュース】ホテル業界活況、米中首脳会談や映画で注目

~The Straits Times 12月19日~

ホテル業界が活況を呈しており、2019年にかけて上昇気運が続きそうだ。今年は6月に米朝首脳会談が開催されたことや、米国のロマンチック・コメディー映画「Crazy Rich Asians」の舞台になったことで大きく注目された。

不動産サービスのCushman & Wakefieldによると、今年10月までの客室稼働率は平均で87%に達し、過去10年で最高となった。10月の客室1室あたりの売上げは前年同月比4%増の190.40Sドル(約15,600円)だった。

OCBC Investment Researchは、10-12月期から2019年にかけて、客室1室あたりの売上げが大きく伸びると期待し、シンガポールのホテル不動産投資信託をニュートラルからオーバーウェイトに格上げした。

映画「Crazy Rich Asians」はマリーナベイ・サンズやラッフルズ・ホテルが映され、宣伝効果を生み出した。

【シンガポールニュース】 ホテル、客室稼働率低下も客室料金は上昇

~The Straits Times 1月6日~

5日に公表されたホテルに関する報告によると、昨年は客室稼働率が下がったにもかかわらず、客室料金が上昇していたことが明らかになった。

客室料金(1泊)は平均260シンガポールドル(以下、Sドル)で2013年の258Sドルを上回った。牽引したのはオーチャードロードやマリーナベイ地区の高級ホテル。 これらの地区はF1グランプリの夜間レースが開催されたり、グレート・シンガポール・セールの中心地となっている。

一方、客室稼働率は2013年の86%から84.3%に下落。観光客数の減少が主因のようだ。Cushman & Wakefieldは、2015年も観光客数が減少するものの客室料金はさらに上がるよ予想している。

また、昨年7月には、都市再開発庁(URA)が、ホテル、寄宿舎、バックパッカー向けのホステルの認可基準を厳しくしており、こうした宿泊施設の新規供給が限られることで、こちらのカテゴリーの客室料金も上昇することが予想される。

シンガポール政府観光局(STB)にると、昨年1~11月の客室1室当たり収入は、高級ホテルが前年同期比5.4%、エコノミーホテルが5.5%、それぞれ増加した。