【シンガポールニュース】製造業購買担当者指数、4月は50.3ポイント

~The Straits Times 5月3日~

購買原材料管理協会(SIPMM)が3日に公表した統計によると、4月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月から0.5ポイント減少し、2016年11月以来の最低値となる50.3ポイントだった。

総合的には景況感の改善と悪化の分岐点となる50ポイントを32カ月連続でで上回ったが、UOBエコノミストのバルナバス・ガン氏は直近15カ月間で12ヵ月は低下したことを指摘。ガン氏によると、PMIの低下は新規受注、新規輸出および工場生産高に影響を及ぼす外部環境の低迷に起因している可能性があると述べた。

部門別では電気機器部門のPMIが6ヵ月連続で下落し、4月は前月から0.3ポイント低い49.5ポイントとPMI全体の低下の主因となったと見られている。電気機器部門では新規受注の減少、新規輸出、工場生産、在庫および雇用水準の低下がみられ、受注残高指数は12ヶ月連続で縮小した。

一方で、CMC marketのマーガレット・ヤン氏は、電子機器PMIの減少は緩やかになってきており、過去数ヶ月を見てみると実際には回復しているとし、電気機器部門がPMI全体に及ぼす影響は弱まっていると分析した。そのうえで、米中貿易摩擦や中国の輸入減速がシンガポールにより大きな影響を与えていると述べた。

【シンガポールニュース】製造業購買担当者指数、3月は50.8ポイント

~The Straits Times 4月3日~

電子機器需要の世界的な減速から数カ月間経ち、製造業の景況感が改善した。購買原材料管理協会(SIPMM)が3日に公表した統計によると、3月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月から0.4ポイント増加した50.8ポイントだった。

景況感の改善と悪化の分岐点となる50ポイントは31カ月連続で上回った。150企業への調査によると、3月は新規受注および在庫の伸びがPMI上昇を牽引した。

電気機器部門のPMIは昨年11月から連続で50ポイントを下回っているが、3月は前月より0.3ポイント高い49.8ポイントと改善した。電気機器部門では、新規受注および輸出の伸びが3ヶ月連続で低迷し、工場生産は4ヶ月連続で減少した。

SIPMMは、製造業全体の3月の受注残高指数は改善したものの、まだまだ不十分であると指摘。OCBC銀行のOCBCのセリーナ・リン氏は、、受注残高の指標は、海外需要が回復していないことを示唆していると語った。

また、リム氏は景況感と消費者心理が改善しない限り、製造業や電子機器業界が、今後半年のシンガポール経済の成長を牽引する可能性は低いと付け加えた。

【シンガポールニュース】製造業購買担当者指数、11月は51.1ポイント

~The Straits Times 12月3日~

購買原材料管理協会(SIPMM)が3日に公表した統計によると、11月の製造業購買担当者指数(PMI)は、前月から0.4ポイント減少し51.1ポイントだった。PMIは3ヵ月連続で低下し、昨年7月以来、もっとも低いポイントだった。

150企業への調査によると、11月は生産高、新規製造注文、輸出注文、生産高、完成品在庫でPMIが低下した。

CMC marketのマーガレット・ヤン氏は、電子機器部門が今年初めをピークに減速しており、PMI低下の主因となったと指摘した。ヤン氏は、特に半導体とチップメーカ―が供給過多に陥っており、状況が改善するのにはまだ時間がかかると分析。

また、ヤン氏は、先週開催された主要20カ国・地域首脳会議(G20)でも貿易問題に関して米中両国間で解決の糸口に繋がる成果がみられず、貿易摩擦による影響は来年からより深刻になるとみている。

新たに関税が導入される前の第4半期中は、積極的な製造活動がみられるものの、来年以降は企業心理の冷え込みが顕著となりそうだ。