【シンガポールニュース】欧州連合との貿易が581億ユーロと過去最高を記録

~The Straits Times 2月21日~

昨年のシンガポールと欧州連合(EU)間の貿易が前年比9%増の581億ユーロと過去最高を記録した。商品とサービスを合わせた総貿易は1,043億ユーロに達した。

シンガポールからEUに輸出されたのは主に有機化学品や医薬品などで、輸出額は前年比11.7%増の211億ユーロだった。一方、EUからの輸入は機械装置や輸送装置など前年比4.8%増の37.1億ユーロだった。

EUにおけるシンガポールとの貿易収支では2015年から黒字が続いており、昨年は2017年より30億ユーロ多い160億ユーロに達した。

2018年の記録的な貿易額は、今年後半に提携が予定されているEU-シンガポール間の自由貿易協定(FTA)に対する期待の表れだとの見方が強い。

【シンガポールニュース】 3月の輸出、前年同月比4.3%減

International Enterprise Singapore (IE Singapore) が17日公表した統計によると、3月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同期比で4.3%減少し、アナリストによる事前予想(7.1%増加)を大きく下回った。

前月比では16.8%減少し、DBS銀行のエコノミスト、アーヴィン・シャー氏によると、下落幅は過去最大となった。

総輸出額は前年同期比で2.2%減少して450億シンガポール・ドル(以下、Sドル)。 総貿易は同比で0.9%減の876億Sドルだった。

品目別では、電子機器の輸出が2.8%増加した。なかでもIC(集中制御システム)が9.3%、通信機器が50%、ディスクメディアが17%とそれぞれ輸出を伸ばした。一方、電子機器以外の輸出は7.8%減少し、昨年3月に輸出が急増した船舶をはじめ、石油化学製品、一次化学品の輸出が減少。

【シンガポール ニュース】 非石油地場輸出、1月は縮小

International Enterprise Singapore (IE Singapore) が17日公表した統計によると1月の非石油地場輸出(Nodx)は前年同期比で20.8%増加したものの、前月からは8.9%と予想以上に縮小した。

昨年の1月は世界的金融危機で貿易にも大きく影響が及んだ。そのため、エコノミストは今月の数値として前年同期比34.5%増加と予想していた。韓国と台湾がそれぞれ前年同期比で75.8%、47.1%と伸びを示したものと比較すると見劣りするものとなった。

明るい材料としては前年同期比で3ヵ月連続増加したことが挙げられる。昨年11月・12月はそれぞれ8.7%、26.1%伸びた。

全体的には、前年同期比で電子機器が23%、非電子機器製品が20%と増加した一方で、新年の製造開始のため、何社か工場をメンテナンスで閉鎖していたことで薬品医療が29.7%と急落。

主要輸出相手国への貿易量も増加したが、1番の輸出相手であるEUでは電子機器と薬品医療の落ち込みが響き31%縮小した。地域貿易では立ち直りが早く、中国、香港、台湾でそれぞれ76%、96%, 104%と大きく数字を伸ばした。

スタンダード・チャータード銀行エコノミスト、Alvin Liew氏は、シンガポールの貿易産業は多国の景気回復が停滞していると影響を受けやすいという見解を示した。さらに同氏は2010年の貿易回復は非電子部品製品で不安定となることも予想されるという。