【シンガポールニュース】欧州連合との貿易が581億ユーロと過去最高を記録

~The Straits Times 2月21日~

昨年のシンガポールと欧州連合(EU)間の貿易が前年比9%増の581億ユーロと過去最高を記録した。商品とサービスを合わせた総貿易は1,043億ユーロに達した。

シンガポールからEUに輸出されたのは主に有機化学品や医薬品などで、輸出額は前年比11.7%増の211億ユーロだった。一方、EUからの輸入は機械装置や輸送装置など前年比4.8%増の37.1億ユーロだった。

EUにおけるシンガポールとの貿易収支では2015年から黒字が続いており、昨年は2017年より30億ユーロ多い160億ユーロに達した。

2018年の記録的な貿易額は、今年後半に提携が予定されているEU-シンガポール間の自由貿易協定(FTA)に対する期待の表れだとの見方が強い。

貿易円滑化指数、シンガポールがトップ

7月7日、世界経済フォーラム(WEF)が発表した「The Global Enabling Trade Report 2009」によると、シンガポールが貿易円滑化指数 (Enabling Trade Index) で 1 位となったことがわかった。

貿易円滑化指数 (Enabling Trade Index)は物品が国境を越えて目的地に自由に流通する状況を表す指数で、WEFは政策的なアプローチをはじめとしたいつくかの利点がシンガポールをトップの座に押し上げたと分析している。

The Global Enabling Trade Reportは 市場アクセス、通関手続きの透明性、 運輸・通信インフラ、 ビジネス環境を検証したもので、シンガポールの通関手続きは最も負担にならないもので、輸出入のコストももっとも安いものだと評価している。

一方でWEFはシンガポールの改善の余地がある分野として、運輸・通信インフラを挙げている。シンガポール国際商工会議所(SICC)のOvermyer事務総長は最大の貿易相手国マレーシアへの運送について触れ、Causewayの運輸は重要な問題であると指摘する。

エコノミストは多くのFTA締結がシンガポールの貿易円滑化を助長していると分析している。通商産業省の関係者は、絶えず制度・政策を改善し、貿易活動を促進し、国際貿易の拠点としての地位を補強していくとコメントしている。

Enabling Trade Index トップ10は以下のとおり

1. シンガポール
2. 香港
3. スイス
4. デンマーク
5. スウェーデン
6. カナダ
7. ノルウェー
8. フィンランド
9. オーストリア
10.オランダ

The Global Enabling Trade Report 2009
http://www.weforum.org/en/initiatives/gcp/GlobalEnablingTradeReport/index.htm