【シンガポールニュース】1日に摂取する糖分および塩分が増加、健康促進局懸念

~The Straits Times 11月19日~

健康促進局(HPB)が実施した国民栄養調査(National Nutrition Survey)によると、シンガポール人の1日に摂取する塩分および糖分が増えていることがわかった。

1日あたりの平均塩分摂取量は9gで、目標量(5g)の約倍。糖分摂取量は60gで、世界保健機関(WHO)が推奨する1日25g(ティースプーン6杯分)を大きく上回った。

HPBによると飲料からの糖分摂取量は減少しているものの、砂糖入り飲料水からの糖分摂取量が最も多い。また菓子類やデザートからの糖分摂取量も多い。

塩分に関しては10人に9人が目標摂取量5g以上摂っている。 塩分摂取量の超過は、調味料、塩、料理用のソースの使用量が多いことが主因。

1日あたりの平均摂取カロリーは2010年の2,600カロリーから2,470カロリーと低下。HPBの設定した摂取カロリーは男性2,200カロリー、女性で1,800カロリー。

【シンガポールニュース】 大学キャンパスで健康食広まる

~The Straits Times 4月18日~

シンガポール国立大学(NUS)では、キャンパス内の食堂、飲食店などで提供されるメニュー全てのカロリーを表示し、利用者の健康志向を意識した取り組みがされている。

NUSはキャンパス内で提供される全ての食事のカロリーを計算するため専門家と契約。今後2,3年以内に全てのメニューのカロリーが表示される見込みだ。 きっかけは、昨年、同大学のキャンパス内の飲食店が,健康促進局(Health Promotion Board, HPB)が健康な食事を推進するHealthier Dining Programme (HDP)の認証を受けたこと。 

2014年から始まる同プログラムで、HPBは飲食店に500カロリー以内のメニューの提供を推奨。 島内では1,500を超える飲食店がHDPの認証を受けている。 これら飲食店関係者はHPBに認可された卸売業者とタイアップして、食材の見直しや料理法などからカロリーの低いメニューの考案。

NUSキャンパス内で提供されるチキンライスは脂分の多い皮の部分を取り除き、ブラウンライスを使用することで、通常の425カロリーから350-400カロリーまで抑えている。 また、オムライスもクッキングオイルを少なめにし、ご飯やソースの分量を減らし野菜を多くしたことで、通常の590カロリーから498カロリーまで抑えたメニューを提供している。

カロリーの低いメニューを提供している店では、スタイルのいい学生ほど低カロリーのメニューを選ぶ傾向にあるといい、全体では20-30%の学生・大学スタッフが新しく考案した健康食を好むようだ。

2010年の調査によると、シンガポールでは18歳から69歳の9人に1人が肥満であり、特に40歳以下の肥満人口が急増している。教育省の調べでは、2014年の学生の肥満率は12%まで上昇。

HPBは小・中学校の食堂で栄養バランスのとれたセットメニューを提供し、幼少時から栄養バランスのとれた食生活を身につけることで、肥満児の割合を抑えるプログラムなどにも取り組んでいる。

【シンガポールニュース】 若年層の肥満が深刻化、糖尿病のリスク高まる

~The Straits Times 2月22日~

疫学者による最新の統計で、肥満人口の増加を背景に、人口全体における糖尿病患者の割合が上昇傾向にあることが明らかとなった。

成人で糖尿病を患う確率は1992年の8.6%から2010年には11.3%に上昇。さらに2015年には12.9%となり今後も上昇するとの見方が強い。

Saw Swee Hock School of Public Healthのチア・キーセン学長は、今年25~34歳になる成人が65歳までに糖尿病を患う確率は34%におよび、糖尿病リスクを高めている肥満の防止を強化する必要性を示唆した。

同学長は、40歳未満の運動不測による肥満傾向は加速しており、20代成人は社会人となり生活スタイルが一変することが60代以降の健康に大きな影響を与えることを十分理解する必要があると強調した。 運動不足になりがちでありながら、食べ物の摂取量が変わらなかったり、逆に収入を得ることでこれまで以上の摂取量となることに警鐘を鳴らした。

さらに深刻なのは、肥満の低年齢化で、教育相の調べでは学生の肥満率が2000年の10%から2014年は12%に上昇。 健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は、中学、専門学校、高等専門学校に保健師を派遣し、健康教育・保健指導を通じて疾病の予防や健康増進などの活動を強化している。

また、HPBは小・中学校の食堂で栄養バランスのとれたセットメニューを提供し、幼少時から栄養バランスのとれた食生活を身につけることで、肥満児の割合を抑えるプログラムなどにも取り組んでいる。

【シンガポールニュース】 健康志向の小売用食品、商品数が増加

~The Straits Times 8月18日~

健康志向の高まりにともなって、Healthier Choice Symbol(HCS)のマークが付いた小売用食品が増加傾向にある。

健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は、2001年から、既存の類似商品より脂肪分、塩分、糖分などの含有量が少ない商品などを「健康な食品」と認定し、消費者の健康食に対する意識を高める活動を継続している。

「健康な食品」と認定された小売商品には、HCSと呼ばれる赤いピラミッドマークが商品パッケージに付けられる。HCS商品は2001年にわずか300点ほどだったが、現在は商品数も2,500点となり、認知度も高まっている。

HPBは食品製造会社にHCS商品の開発を支援。製造過程において、栄養分、レシピ、原材料などの情報を提供している。

缶詰食品を製造するAyam Brand Singaporeは、年間少なくとも2つのHCS商品を新商品として製造する予定だ。 Nestle Singaporeは年内に複数のHCS商品を提供する。またPrimaも今後より多くのHCS商品を製造する。

製造会社によると、消費者の健康志向は年々高まっており、HCS商品の選択肢が増えることを歓迎しているが、味については全く妥協を許さないようだ。

Primaのルイス・チェン専務は、「健康な食品は味が劣り、美味しい食品は健康によくない」という消費者の認識をどう変えていくかが生産側の今後の課題だという。

【シンガポールニュース】 健康管理プログラムで喫煙者・肥満が減少

~Channel NewsAsia 8月13日~

健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は、中学校から専門高等学校において実施してきた健康管理プログラムの結果、喫煙者・肥満が減少したと発表した。

HPBは、青春期は、学校で過ごす時間が長いため、学校における保健指導の極めて重要だとし、2010年より”HPB’s Student Health Adviser Program”として中学8校に保健師を派遣し、肥満や喫煙など問題を抱えた学生のカウンセリングを行ってきた。

カウンセリングを受けて学生は2010年の1,040人から2014年は3,700に増加。6ヵ月間の体重管理のカウンセリングには661人の学生が参加し、半数以上の学生が減量や体重維持に成功した。

また、喫煙者を対象にしたカウンセリングには、1,250人の学生が受講し、3ヵ月後には半数以上が喫煙または喫煙量が減った。

HPBは、2018年までに中学50校、専門学校3校、高等専門学校8校に保健師を派遣し、健康教育・保健指導を通じて疾病の予防や健康増進などの活動を強化する。

【シンガポールニュース】 健康促進局、学校内の保健師増員へ

~The Straits Times 6月9日~

健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は、2018年までに中学50校、専門学校3校、高等専門学校8校に保健師を派遣し、健康教育・保健指導を通じて疾病の予防や健康増進などの活動を強化する。

より多くの教育機関に保健師を派遣することで、学生の肥満や疾病の割合を抑えることが狙いだ。

HPBは、青春期は、学校で過ごす時間が長いため、学校における保健指導の極めて重要だと強調。 2010年には、試験的に”HPB’s Student Health Adviser Program”として中学8校に保健師を派遣し、肥満や喫煙など問題を抱えた学生のカウンセリングを行ってきた。

最初の2年間では肥満の学生500人がカウンセリングを受け、全体の30%が減量に成功したという実績がある。

【シンガポールニュース】 健康促進を目的に500カロリーのメニュー提供

~The Straits Times 6月5日~

6月4日、健康促進局(Health Promotion Board, HPB)のスキームに基づき、健全な食生活を促す目的で飲食店などが500カロリーのメニュー提供を開始した。

HPBのスキームに参加したのは700の飲食店で、500カロリーにまで抑えたメニューをレストランでは3品、フードコートなどでは1品提供する。

HPBが推奨するシンガポール人の1日の摂取カロリーは男性で2,600、女性で2,000である。しかし、2010年の調査では、男女ともに平均で200カロリー以上オーバーしており、摂取カロリーは増加する傾向にある。

島内の外食メニューの平均カロリーは700から800と言われ、外食中心の食生活を送るシンガポール人は500カロリーの食事をすることで、1日の摂取カロリーが推奨する数値に近づくと期待される。

今回参加する飲食店のうち半数以上はカロリーを押さえるために健康な食材を使用する。一方でFish & Coのようにサイズを少量にしてカロリーを低く抑えた商品を通常商品より安く提供する飲食店もある。

【シンガポールニュース】 禁煙フードセンターを推進 =健康促進局

フードセンターの禁煙を推進する健康推進局(HPB)は、2013年までに国内107カ所あるフードセンターのうち21カ所について全面的に禁煙とすることを検討している。

すでにフードセンター10カ所は喫煙所を排除。カナダのブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市の Hugh Boyd Secondary School が1999年に始めた「きれいな空気が吸いたい」というブルーリボン運動にあやかり、「ブルーリボン・フードセンター」と呼ばれている。

4日、島内西部に位置するジュロン・ウェストのコミュニティークラブでブルーリボン運動を行った健康担当大臣アミー・コー氏は、一般的な生活において禁煙地区を明確にすることは重要なことだと強調。

シンガポールは東南アジア地区ではじめてブルーリボン運動を導入した国。現在の禁煙率は14%。

【シンガポールニュース】 健康志向、学生食堂にも広がる

生徒に、より健康な食べ物を口にしてもらおうと始まったパイロット・プロジェクトが認知度を高めつつある。「The Health Promoting School Canteen Programm」は今年7月の導入時には参加校1校による試験的試みであったが、来年からは新たに15校が参加する。

29日、ウェリントン小学校で開催された勉強会には、プログラムに参加する学校の食堂関係者が集まり、レストラン・コンサルタントのジョン・シー氏や健康促進局(HPB)から派遣された栄養士の講義を受けた。

プログラムに参加する16校(小学校12校、中学校4校)の食堂では、来年から栄養バランスのとれたセットメニュー2種類が登場する。HPBでは、幼少時から栄養バランスのとれた食生活を身につけることで、肥満児の割合を抑えたいとしている。

シンガポールでは小学生から高校生までの肥満率が9.7%であり、年々高くなる傾向にあり、社会問題にもなっている。

【シンガポールニュース】 10人中8人が塩分取り過ぎ

健康促進局(Health Promotion Board, HPB)は3日、シンガポール人の塩分摂取について調査結果を公表した。それによると10人中8人が塩分を取り過ぎており、シンガポール人の塩分摂取量は1日平均で目安とされる5gを大きく上回り8.3gに達していることが明らかになった。

塩分の取り過ぎは高血圧につながると言われ、HPBでは今回初めて24 時間蓄尿でみた食塩摂取量を800人を対象に調べた。調査の結果、1日平均摂取量がもっとも多かったのは働き盛りの30~49歳で、塩分摂取量は9gだった。外食中心の食生活が背景にあると見られている。

男女別では、男性の平均摂取量が9.6g、女性が7.1%。塩分摂取量の60%は食塩やソースによるもので、フィッシュボール、パン、ヌードルなど加工食品が37%を占め、残り3%は肉や野菜など自然に含まれる塩分による。

HPBは、外食時にスープやグレイビーソースを残すだけで、塩分摂取量を20~30%減らすことができると、塩分の取り過ぎに注意するよう呼びかけている。来年2月にはFinest Food Programmeを立ち上げ、現地食品加工会社に減塩食品を開発するよう促す。