【シンガポールニュース】 HPBが食生活の改善を強調、人口の10.8%が肥満

健康促進局(Health Promotion Board, HPB)が7日発表した健康に関する調査結果で、シンガポールでは人口の10.8%が肥満であることがわかった。調査はHPBが6年に1度行うもので、国家健康生活習慣キャンペーンで詳細が明らかにされた。

欧米諸国、特に米国では3人に1人が肥満だという調査結果がでているが、国内における肥満人口の上昇率が年0.65%と米国や英国の30年前と似ていることもあり、HPBのラム・ピンウーン事務局長は、この傾向に警告を鳴らした。

欧米諸国では肥満は大きな社会問題となっており、ラム事務局長も、「今何かしなければ、30年後には、今の米国や英国と同じ問題に発展する」と語った。

シンガポールにおける肥満の原因は、運動不足と不規則な食生活にあると言われている。より多くの人が運動するようになったものの、人口の半分以上は全く運動をしていない。また、10人中6人が外食しており、塩分や味付けを控えめにできる家庭での料理を食すことがないという。

肥満の影響で、特に子供たちが高血圧や糖尿病を患う傾向があり、HPBでは、規則正しい食生活をすることや健康食を食すことなどを奨励している。

国家健康生活習慣キャンペーンが開催されたショッピングモールのVivoCityは「健康促進モール」として、フードコートやレストランなどでも健康食が提供される。