【シンガポールニュース】UOB, Qoo10と提携し域内のEコマース市場を牽引

 ~The Straits Times 4月15日~

地場系大手銀行UOBは、東南アジアでのEコマース成長を推進するためEコマースプラットフォームQoo10と戦略的な提携を交わした。

今回の提携は、エコシステムパートナーショップにより銀行サービスを域内の消費者や中小企業に提供するというUOBの戦略の一環。両社は互いの商品やサービスの利用を促す。

提携による中小企業への利点として、ローン申請がQoo10のウェブサイトから可能となり、財務諸表をUOBに提出する必要がなくなる。また、UOBは信用評価作業を削減し、申請日に結果を受け取ることを可能とするため人口知能を採用する。

一方、300万人以上の消費者を抱えるQoo10は、商品の売買をより簡素化するためQoo10ウェブサイトと新しいブロックチェーンベースのEコマースプラットフォームQuuBeで銀行の金融ソルーションを採用する。

QuuBeで買い物をするUOBカード会員には、ブロックチェーンベースのトークンQ*coinsで10%分追加される特典も提供される。

高級シーフードをインターネットショッピングモールで販売

eコマースビジネスの拡大とともに、高級シーフードをインターネットショッピングモールQoo10やRakutenで販売する出店者の売上が急上昇している。

オンラインでショッピングを楽しむ消費者のニーズの多様化にともない、地場系のスーパーマーケットでは販売されていない高級シーフードの需要が高まっている。

iChefはインターネットショッピングモールQoo10で、冷凍のカキ、ズワイガニ、ホタテ、イクラなどを2012年から販売。現在、売上は販売当初の30倍。 iChefは飲食業を展開するSuki Groupが運営。iChefのジェイソン・アン氏はもともとは輸入した食品を飲食店に卸していることから、一般消費者にも十分満足してもらえる食材の提供ができるという。

Rakutenでは、昨年1月に10種類のシーフードを販売する電子商店が開業。現在では電子商店10社が300種類以上のシーフードを販売している。営業開始1年未満で売上が20倍以上に達した電子商店もあるようだ。Rakutenのゼネラルマネージャー上野氏は、統計をみるとオンラインショッピングでは飲料や他の食品と比較してシーフードの需要が高いという。 また、シーフードを購入する消費者は同時に飲料や他の食品を購入する傾向もみられるという。

Kaiho Seafoodのように、オンラインショッピングで調理されたフグの取り扱いもはじめた業者もあり、人気を博しているが、傾向として実店舗を構えるような動きはないようだ。 また、オンラインショッピングで高級シーフードの需要が高まっていることを受け、eコマースビジネス用にスペースを提供する倉庫業者もあらわれているようだ。