~The Business Times 9月10日~
マレーシアYTLグループ傘下の不動産投資信託Starhill Global Reit(SGReit)がショッピングモールWisma Atriaにおける伊勢丹シンガポールの所有分の買い取りを正式に提案したという。
Wisma Atriaの所有権はSGReitが74%のシェアを持っており、残りは伊勢丹シンガポールが保有。SGReitは以前より伊勢丹シンガポールの保有分の獲得に興味を示しており、1か月以上前に伊勢丹側に株式譲渡に関する協議を開始する意向書を提出したと言われる。
SGReitは、伊勢丹の持ち分時価総額2億9,070万Sドル以上を準備していることも伊勢丹側に伝えられているようだ。
同ニュースにより、10日、伊勢丹の株式は46シンガポールセント上昇(9.6パーセント増)して、5.24ドルで取引された。